Pediatrics

Pediatrics · 1-12

小児の不明熱

Fever of Unknown Origin in Children

前提:正常
体温調節炎症と急性期反応

🧠 全体像: 小児のは、十分な初期評価後も原因が分からない遷延性発熱である。日数の定義は文献により異なるため、まず発熱をに確認し、病歴と反復診察で新たな診断手がかりを拾う。

原因

大分類 代表例 手がかり
感染症 尿路感染、骨髄炎、心内膜炎、結核、Bartonella、EBV、CMV、HIV、マラリア 旅行、動物、結核接触、、局所痛
炎症性疾患 全身型JIA、SLE、、血管炎、 一過性発疹、関節炎、粘膜所見、腹部症状
悪性腫瘍 白血病リンパ腫 体重減少、、蒼白、紫斑、肝脾腫
その他 、PFAPAなど周期性発熱、 薬剤開始との時間関係、規則的反復、所見の不一致

地域・年齢・免疫状態で頻度は変わる。感染症が最多だが、一定数は自然軽快し、最終的に診断がつかないこともある。

病歴と反復診察

  • 測定方法を含む発熱記録、悪寒・への反応を確認し、医療者が発熱を再確認する。
  • 旅行、生肉・、動物・ダニ、結核、病人、性行動、免疫不全、手術・器具、薬剤、家族背景を聴取する。
  • 皮疹・点状出血、眼・口腔、リンパ節、、肝脾腫、腹部腫瘤、、関節腫脹、泌尿生殖器を繰り返し診察する。
  • サーモン発疹は全身型JIA、はSLE/IBD、は血管炎、は深部感染の手がかりになりうる。

検査の進め方

flowchart TD
    A["遷延する発熱"] --> B["発熱を確認し病歴・全身診察を反復"]
    B --> C{"重症・免疫不全・局在所見があるか"}
    C -->|"はい"| D["培養と病態別の緊急検査・治療"]
    C -->|"いいえ"| E["血算・塗抹・CRP/ESR・肝腎機能・尿検査/培養"]
    E --> F["新しい診断手がかりを再評価"]
    F --> G["手がかりに応じ血清検査・画像・心エコー・生検"]
  • 血液培養は適切な本数と時期で、尿培養は清潔な方法で採取する。胸部X線、腹部超音波は症状・診察所見に応じる。
  • 結核検査、感染症PCR/血清学、ANA・抗dsDNA・ANCA、心エコー、MRI/CT、骨髄・組織生検は疑う疾患があるときに追加する。
  • 無差別な血清学的パネルや全身CTは偽陽性・を増やす。検査結果よりも新たに現れる局在所見が診断に結びつくことが多い。

⚠️ ショック、意識障害、、好中球減少、、新生児、重篤な臓器障害では、FUOの段階的評価より先に培養採取とを行う。

治療原則

安定した免疫正常児では、診断を覆い隠す経験的抗菌薬や副腎皮質ステロイドを漫然と開始しない。原因が確定すれば感染症、炎症性疾患、腫瘍をする。水分・栄養・疼痛を支え、経過中も診察と検査仮説を更新する。

まとめ

  • FUOの日数定義は一定でなく、な発熱確認と初期評価の内容が重要である。
  • 広範な一括検査より、詳細な曝露歴と反復する全身診察が診断率を高める。
  • 重症・免疫不全では診断確定を待たず、緊急治療を優先する。