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Pediatrics · 2-36

新生児呼吸適応障害と肺疾患

Disorders of Neonatal Respiratory Adaptation and Lung Diseases

前提:正常
喉頭・気管・気管支・肺肺気量・肺胞の表面張力(サーファクタント)
疾患
新生児呼吸窮迫症候群胎便吸引症候群
画像所見
気管支透亮像無気肺

🧠 出生時の呼吸適応には、肺液吸収、持続呼吸の開始、サーファクタントによる肺胞安定化、増加が必要である。ではRDS、TTN、胎便吸引、感染、PPHN、先天性肺疾患を、在胎週数・発症時刻・画像・酸素反応性から鑑別する。

正常な肺適応

分娩前後のコルチゾール・などは肺液分泌を抑え、上皮Na輸送による吸収を促す。初回呼吸でを形成し、のサーファクタントがを下げる。早産や陣痛前帝王切開ではこれらが不十分になりやすい。

主要疾患の比較

疾患 典型背景・機序 所見 治療
早産、サーファクタント不足、肺構造未熟 出生直後から、頻呼吸。、びまん性 可能なら非侵襲的を出生時から使用。・超音波所見などで早期サーファクタント、可能なら細径カテーテル投与。侵襲的換気は肺保護的に最短期間
肺液吸収遅延、陣痛前帝王切開、 生後早期の頻呼吸。液、 酸素・必要時、哺乳安全性確保。多くは48〜72時間で改善。感染・RDSを除外
気道閉塞、化学性肺炎、サーファクタント不活化 が混在、エアリーク・PPHNを合併 。出生時のルーチン気管吸引は行わず、換気不良で閉塞が疑われる場合にを検討。重症例でサーファクタント、吸入NO、ECMO
PPHN 低下失敗、 酸素抵抗性低酸素、前・後管SpO₂差 肺胞リクルート、循環支持、吸入NO、選択例でECMO

RDS予防・治療の現在像

  • 早産が予測される妊婦を周産期センターへ搬送し、適応に沿ってとMgSO₄を行う。
  • 自発呼吸があればCPAP/NIPPVを優先し、挿管を避ける。
  • 非侵襲的支持下で悪化するRDSには早期サーファクタントを用いる。挿管が必要な32週未満児では早期投与を考える。
  • 体温36.5〜37.5℃、人乳を含む栄養、慎重な輸液、不要な抗菌薬の早期中止も肺予後に関わる。

気管支肺異形成

は、肺の発達停止に炎症、損傷などが重なるである。月経後36週時点ので重症度を評価する定義が用いられる。

  • 予防:非侵襲的支持、、早期、感染予防、適切な栄養。
  • 管理:必要最小限の酸素・、栄養・成長、肺高血圧スクリーニング。利尿薬・・ステロイドは個別適応で、ルーチン長期投与しない。

先天性肺疾患

疾患 解剖・図から読む要点 臨床
正常肺が嚢胞性病変に置換され、患側肺を圧迫 で検出。、感染、または無症状。症候性は切除を検討
正常気管支と交通せず、体循環動脈から血流を受ける。肺外型は胸郭外・横隔膜下にも存在 CT/MR血管画像で・還流静脈をし、症候性病変を治療
腸管・肝がへ入り肺を圧迫し、・PPHNを起こす を避け挿管、胃管減圧、で安定化後に手術

まとめ

  • 肺液吸収、呼吸開始、サーファクタント、増加が出生時適応のである。
  • RDSは非侵襲的支持と選択的早期サーファクタントで肺損傷を減らす。
  • TTNは自然軽快が多いが、感染・RDS・心疾患を除外する。
  • 先天性病変では気道交通、体循環からの臓器による肺圧迫を画像で読む。