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Drug Atlas · A9 Muscle relaxants / 筋弛緩薬 · 必修

ミバキュリウム

mivacurium

分類
Muscle relaxants / 筋弛緩薬
商品名(EU)
Mivacron
科目
Pharmacology
トピック
A9: Centrally and peripherally acting skeletal muscle relaxants
禁忌疾患
重症筋無力症
副作用
弛緩性麻痺の遷延

🧠 全体像と同じ(-curium)だが、代謝経路が違う——で分解されるため、の中で唯一と同じ酵素を使う。この共通点が、を持つ患者ではどちらも作用が遷延するという試験で問われやすい対応関係を作る。

薬効群の中での位置づけ

の中で最短時間作用にあたる。の位置づけ表を参照。

薬剤 代謝 作用持続
最短(約15〜20分)
中時間(約45〜60分)
(脱分極性) 最短(約5〜10分)

機序

nAChRをに遮断する機序は他のと共通(の機序を参照)。では拮抗できず()、による拮抗もでの自然分解が速いため通常は不要なことが多い。

薬物動態

項目 値・特徴
作用発現 約2〜3分
作用持続 中で最短(約15〜20分)
代謝 による加水分解

⚠️ を持つ患者では作用が著しく遷延する。 と同じ酵素を使うため、片方で遷延が判明した患者はもう片方でも同じリスクを持つと考える。

適応

短時間の挿管・手術で、術後速やかに筋力回復を望む場面。による血圧低下のリスクがあるためは避ける。

用法・用量

用量に続き、が短いためで維持することが多い。実際の用量は適応・年齢・体重で変わるため、施設のプロトコル・添付文書で確認する。

禁忌・注意

  • 禁忌・慎重投与重症筋無力症への感受性が著しく亢進し作用遷延のおそれ)
  • の既往・家族歴では作用が遷延しうる
  • 急速静注はによる血圧低下・紅斑を起こしやすいため、ゆっくり投与する

副作用

高頻度の副作用としてに伴う一過性の血圧低下・紅斑があり、他のより頻度が高い。の遷延患者で特に注意する。

まとめ

  • 。機序はと共通だが、代謝経路はと同じ。
  • 中で最短の(約15〜20分)。
  • を持つ患者ではと同様に作用が遷延する——両薬に共通するリスクとして押さえる。
  • による血圧低下・紅斑がやや目立つためを避ける。