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Imaging findings · Published

マンモグラフィ石灰化

Mammographic calcifications

別名
乳房石灰化microcalcifications
臓器系
腫瘍生殖・産婦人科
科目
Surgery
トピック
外科学 B-24:良性乳腺病変(症状・診断・治療)外科学 B-25:悪性乳腺腫瘍(症状・診断・治療)
関連疾患
乳癌良性乳房疾患
スコア
BI-RADS

🧠 全体像は「腫瘤の有無」とは独立した、それ自体で悪性を示唆しうる所見である。の壊死・分泌物の石灰化という石灰化全般と同じ機序で生じるが、乳房では形態と分布のパターンが評価体系として確立している点が他臓器と異なる。

定義

上、乳腺組織内に描出される微細な点を指す。内の壊死物質・分泌物への)と、良性病変に典型的なな石灰化()を区別する。

良悪性を分ける形態と分布

⭐ 良性を示唆する所見と、悪性を疑う所見は対照的な特徴を持つ。

良性を示唆 悪性を疑う
形態 ポップコーン様(退縮する)、、血管壁に沿った線状(動脈硬化)、円形・分泌管様の 微細線状・分岐状(に沿う)、で大きさ・形が不揃い
分布 散在性、両側対称性 (1つの系に沿う)、線状
経過 に安定 新出、または増加傾向

⚠️ は腫瘤を伴わないことがあり、触知不能・無症状の段階で乳癌(特に)を示す唯一の所見になりうる。腫瘤の有無だけで良悪性を判断しない。

評価の進め方

疑わしい石灰化にはを追加し、形態・分布をより精密に評価する。に基づき、経過観察(カテゴリー3)か(カテゴリー4・5)かを判断する。生検で確定診断(、浸潤癌、または良性のなど)を得るまで、画像所見だけで良悪性を確定しない。

紛らわしいもの

類似所見 見分けるポイント
皮膚の石灰化 で皮膚に接していることを確認すれば除外できる
の退縮石灰化 経過を追うと化・ポップコーン様へ変化する良性パターン
動脈壁の線状石灰化 血管の走行に沿う平行線として認識でき、と同じ機序

まとめ

  • 内ので、腫瘤を伴わずに乳癌の唯一の所見になりうる。
  • 良性は散在性・ポップコーン様・血管に沿う線状、悪性は・微細線状/分岐状という対照的なパターンを取る。
  • 疑わしい所見は評価を経て、生検要否を判断する。
  • の退縮石灰化・血管壁の石灰化は形態と経過で区別できる。