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Glasgow-Blatchfordスコア

Glasgow-Blatchford score

臓器系
消化器
科目
Internal Medicine
トピック
内科学 L-55:消化管出血内科学 G-05:消化管出血
構成:症状
下血失神低血圧
構成:検査値
尿素窒素ヘモグロビン
適用疾患
消化性潰瘍

点数を計算する

0 / 8 項目を選択
尿素窒素(mg/dL)
ヘモグロビン(g/dL)
収縮期血圧(mmHg)
脈拍
下血(黒色便)
失神
肝疾患の既往
心不全の既往

合計

/ 23点

0点(運用によっては0〜1点)は超低リスクとされ、適切な外来フォロー体制があれば入院・緊急内視鏡なしで管理できる場合がある。ただしこの閾値は運用に幅があり、スコアの数値だけで循環不全や併存疾患の重症度を無視した判断はしない。

🧠 全体像(GBS)は、消化性潰瘍などによるを疑う患者で、内視鏡を行う前にだけから・輸血の必要性を予測するスコアである。内視鏡所見を必要としない点が、内視鏡後に再出血・死亡リスクを評価するなど他の消化管出血スコアとの違いである。

目的と適用場面

内容
目的 内視鏡前に、・輸血などの介入が必要になるリスクを予測する
対象 などでが疑われる患者
使う場面 救急外来での初期評価。低リスク患者を外来管理できるかどうかの判断
評価しないもの 内視鏡所見に基づく再出血・死亡リスク評価(などの領域)

構成要素と配点

2項目と6項目、合計0〜23点。3項目(・ヘモグロビン・)は範囲ごとに配点が変わるため、正常域の0点を含めて示す。

(mg/dL)

0点 2点 3点 4点 6点
18.2未満 18.2〜22.4未満 22.4〜28未満 28〜70未満 70以上

ヘモグロビン(g/dL)

0点 1点 3点 6点 0点 1点 6点
男性 13.0以上 男性 12.0〜13.0未満 男性 10.0〜12.0未満 男性 10.0未満 女性 12.0以上 女性 10.0〜12.0未満 女性 10.0未満

(mmHg)

0点 1点 2点 3点
110以上 100〜109 90〜99 90未満

脈拍

0点 1点
100/分未満 100/分以上

0点 1点
なし あり

失神

0点 2点
なし あり

肝疾患の既往

0点 2点
なし あり

心不全の既往

0点 2点
なし あり

残りの項目は該当すれば加点し、非該当なら0点となる二値の所見である。

解釈とカットオフ

0点(運用によっては0〜1点)は超低リスクとされ、適切な外来フォローがあれば入院・緊急内視鏡なしで管理できる場合がある。スコアが上がるほど・輸血が必要になる可能性が高まるが、スコアの数値だけで循環不全やの重症度をした判断はしない。

限界と使ってはいけない場面

⚠️ GBSは内視鏡前のであり、内視鏡所見(活動性出血・の有無など)を反映しない。内視鏡後の再出血・死亡リスク評価には(内視鏡所見を含む)などを別途用いる。

⚠️ 低リスク(0〜1点)であっても、が不安定な患者や重篤ながある患者を外来管理へ回さない。スコアは臨床判断を置き換えない。

⚠️ には適用しない。を想定して開発されたスコアである。

まとめ

  • は、内視鏡を行う前に・ヘモグロビン・・脈拍・・失神・肝疾患・心不全)から・輸血の必要性を予測する。
  • 0点(運用により0〜1点)は超低リスクで、外来管理を検討できる場合がある。
  • 内視鏡所見を必要とせずに特化しており、下部出血や内視鏡後の再出血リスク評価には使わない。