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Symptoms · Published

喉頭痙攣

Laryngospasm

臓器系
耳鼻咽喉科内分泌・代謝
科目
Internal MedicineAnesthesiologyENT
トピック
内科学 L-42:低Ca血症・高Ca血症麻酔科学 B-13:生命を脅かす電解質異常(Na・K・Ca)の補正耳鼻咽喉科 56:喉頭の変性疾患・良性腫瘍、喉頭浮腫、遺伝性血管性浮腫
関連疾患
副甲状腺機能低下症
起因薬
チオペンタール

🧠 全体像反射的に閉じたまま戻らない状態で、全身の痙攣とは機序も対処も別物である。上気道への刺激がを介してを起こすのが本体で、その反射が過剰になる文脈が2つある——性が上がっているときと、麻酔の導入・で気道反射が中途半端に残っているときである。どちらも数分で低酸素に至るので、原因検索より先にを開けることが優先される。

2つの文脈

周術期(導入・時)
機序 Ca低下でが閾値に近づき、反射が過剰になる 浅い麻酔下で分泌物・血液・器具がを刺激する
併存所見 口周囲・四肢の、手足の攣縮、、QT延長 後、小児、喫煙
経過と治療の軸 反復し、10%10〜20 mLの緩徐静注と低Mg血症の補正まで行わないとする 刺激の除去と麻酔の深化で消退する

⚠️ 甲状腺・副甲状腺手術は術後と両側の両方を起こす。術後の喘鳴では、喉頭を見るのとCaを測るのを同時に進める。

その場の対応

  1. 刺激の除去(吸引、器具を抜く)と100%酸素。次に下顎挙上と——閉じたに圧をかけながら気道を伸展させる。
  2. 解除しなければ麻酔を深くする(の追加投与)。なお解除しなければ少量ので声帯を弛緩させ、換気・挿管する。徐脈(特に小児)、のリスクは通常量と同じく評価する。

⚠️ 解除を待ちながら強い吸気努力を放置しない。 閉じたに対する吸気はを起こす。解除後にと低酸素が続くときはこれを疑う。なおには効かない——が「閉じている」のか「腫れて狭い」のかを取り違えると、失うのは時間だけである。

喉頭浮腫との違い

本体と経過 筋の反射的収縮。秒単位で始まり、刺激除去と深麻酔で解除する 粘膜の腫脹。分〜時間で進行し、自然には戻らない
治療 、麻酔深化、少量の 原因別(アナフィラキシーならアドレナリン、性なら)と早期の気道確保

まとめ

  • の遷延で、全身痙攣とはである。主要な文脈はによると、時の
  • 対応は刺激除去→100%酸素→下顎挙上と→麻酔深化→少量の。低Ca性では静注とMg補正まで行わないとする。
  • 吸気によるを、解除後に必ず確認する。は粘膜の腫脹で、では開かない。