Internal Medicine

Internal Medicine · S-12

副甲状腺機能亢進症・低下症

Hyperfunction and Hypofunction of the Parathyroid Gland

前提:病態
副甲状腺の病理カルシウム・リン代謝のホルモン調節
疾患
原発性副甲状腺機能亢進症副甲状腺機能低下症
症状
Chvostek徴候テタニー

🧠 全体像:副は補正CaまたはCaとPTHの組合せで分類する。高Caに対してPTHが抑制されないなら、低Caに対してPTHが高いなら二次性、低Caに対してPTHが低い/ならを考える。

検査パターン

病態 Ca リン PTH 主因
原発性HPT 低〜正常 高/ 単腺腺腫、多腺過形成
二次性HPT 低〜正常 CKDでは高、ビタミンD欠乏では低〜正常 CKD、ビタミンD欠乏、吸収不良
HPT CKDでは高いことが多い 長期二次性HPTの自律化
低/ 術後、自己免疫、遺伝性

原発性HPTでは腎結石・骨折、、便秘、多尿、を評価する。25(OH)D、eGFR、24時間尿Ca、DXA(・橈骨遠位1/3)、・腎画像を行い、を尿中Ca/Crクリアランス比と家族歴で除外する。局在画像は診断目的でなく、手術を決めた後に行う。

原発性HPTの手術適応

症候性例はを推奨する。無症候でも次のいずれかで手術を推奨する。

  • 血清Caがより>1.0 mg/dL(0.25 mmol/L)
  • T-score ≤−2.5または椎体/
  • eGFR/ <60 mL/min
  • 腎結石・
  • 24時間尿Ca >250 mg/日(女性)>300 mg/日(男性)
  • 年齢<50歳

手術しない場合はCa・腎機能・DXAを追跡する。はCa低下、/は骨量改善を目的に使い分ける。

副甲状腺機能低下症

口周囲・四肢の、けいれん、、QT延長を来す。Chvostek/は補助所見で特異的ではない。急性症候性低Caでは心電図下に静注し、Mgを補正する。

慢性期は経口Ca+を基本に、血清Caを低正常域、尿Caを過剰にしないよう調整する。と低Na食はに用いる。従来治療で症状・・腎機能を制御できない選択例ではPTH補充を検討する。

まとめ

  • CaとPTHを同時に解釈し、原発性・二次性・・低下症を分類する。
  • 原発性HPTの画像は診断でなく術前局在目的である。
  • とCaで治療し、腎合併症を防ぐ。