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Symptoms · Published

間欠性跛行

Intermittent claudication

臓器系
循環器
科目
Internal MedicineCardiology
トピック
内科学 L-08:末梢動脈疾患循環器 B-09:下肢末梢動脈疾患の症状・診察・画像診断と糖尿病足
関連疾患
アテローム性動脈硬化症大動脈縮窄末梢動脈疾患
スコア
Fontaine分類Rutherford分類

🧠 全体像の主症状で、一定距離の歩行で下肢筋に様の痛み・疲労が出て、立ち止まると数分で治る。血管性か神経性かの見分けはが扱い、ここでは血管性と決まったあとの話をする。要点はより全身の予後のほうが悪いということ——大半のは数年間安定するのに、心筋梗塞・脳卒中・心血管死のリスクは明らかに高い。だから治療の第一目的は歩行距離の改善ではなく、心の抑制になる。

症状が出る部位から病変を推定する

病変部位 症状の出る筋
大動脈 臀部・大腿。両側臀部の拍動消失+
大腿 ふくらはぎ。最も多い
下腿動脈 足部。糖尿病や喫煙者に多い

⭐ 症状が出るのは閉塞部位より一つ下流の筋群である。ふくらはぎのだけを聞いてだけを調べると、病変を見落とす。

評価

ABIが入口で、≤0.90を支持する。症状が典型的なのに安静時ABIが正常なら運動負荷ABIへ進む。糖尿病・では石灰化でABIが>1.40)になるため、と波形で評価する。

臨床段階はで表す。両者は同じ経過(無症候→)を別の刻み方で言い換えたもので、では無痛歩行距離200 mがのIIaとIIbを分ける。⚠️ には慢性虚血用と用の別物がある。 数字だけを引用すると意味が入れ替わるので、どちらの分類かを明記する。

治療の柱と進展

  • 禁煙が単独で最も効果が大きい。症状の進行と後の開存に直接効く。
  • が第一選択。が出るまで歩き、休み、また歩くという反復を続ける。は歩行距離を延ばしうるが、⚠️ 心不全では禁忌である。
  • 、血圧・のためではなく全身の心血管リスクのために行う。
  • は、十分な運動・薬物治療でも生活が制限される症状が残る場合と、に進んだ場合に検討する。

⚠️ 2週間以上続く虚血性の、治らない潰瘍、壊疽はであり、の延長ではなくが問題になる段階である。夜間に足をベッドから下ろすと楽になるという訴えは、すでにこの段階に入っている合図として扱う。

まとめ

  • 一定距離の歩行で下肢筋に痛みが出て、立ち止まれば数分で治るのが典型像。症状の部位は閉塞部位の一つ下流で、臀部なら腸骨、ふくらはぎなら大腿、足部なら下腿動脈を示す。
  • ABIが入口。石灰化でになる集団ではを使う。は同じ経過の言い換えで、は慢性用と急性用を混同しない。
  • 治療の第一目的は心の抑制。禁煙とが基盤で、は限定的に用いる。
  • ・潰瘍・壊疽はであり、とは別ので扱う。