Pediatrics

Pediatrics · 3-02

小児リンパ腫

Lymphomas

前提:病態
ホジキンリンパ腫びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)/バーキットリンパ腫
疾患
バーキットリンパ腫びまん性大細胞型B細胞リンパ腫ホジキンリンパ腫マントル細胞リンパ腫リンパ腫非ホジキンリンパ腫

🧠 全体像:小児リンパ腫はが中心の非に分ける。無痛性リンパ節腫大だけでなく、や腹部を先に安定化する。

ホジキンリンパ腫

  • 多くはB細胞由来で、頸部優位の、肝脾腫を示す。
  • B症状は原因不明の発熱、、体重減少。掻痒、まれに飲酒後リンパ節痛を伴う。
  • 診断はリンパ節のではCD15・CD30陽性のを認める。
  • PET-CTなどで病期・治療反応を評価し、小児プロトコルでは反応適応型を基本に、放射線量を晩期障害との均衡で調整する。

非ホジキンリンパ腫

小児で重要な型 典型像 分子・病理の鍵
急速増大する腹部腫瘤、腸閉塞;流行型は顎骨 、EBV関連あり
リンパ節・ 成熟B細胞型
B/T T系は思春期男子のが典型 ALLと連続する前駆細胞腫瘍
リンパ節・皮膚・骨など CD30、しばしばALK

、毛様細胞白血病、・Sézary症候群、などは主に成人であり、小児鑑別の中心ではない。

診断と治療

flowchart TD
    A["持続するリンパ節・縦隔/腹部腫瘤"] --> B["気道・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='superior vena cava (SVC)'>上大静脈</span>・腸閉塞を評価"]
    B --> C["血算・LDH・尿酸・臓器機能"]
    C --> D["腫瘤またはリンパ節生検"]
    D --> E["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='Immunophenotype'>免疫表現型</span>・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='molecular diagnostics'>分子診断</span>"]
    E --> F["PET/CT・骨髄・髄液で病期"]
    F --> G["病型別・リスク別多剤治療"]
  • 生検前ステロイドはを困難にしうるため、生命危機を除き専門チームと相談する。
  • は短期間の強力な病型別化学療法が中心で、CD20陽性成熟B細胞型ではリツキシマブを組み込むことがある。
  • 成人で用いるR-CHOPを小児NHL全体へ一律に適用しない。
  • などではを積極的に予防する。
  • 治療後は心毒性、、内分泌・成長、二次がん、妊孕性を長期追跡する。

まとめ

  • 診断には十分な組織と免疫・が必要である。
  • 小児NHLは成人の低を暗記するより、Burkitt・性・DLBCL・ALCLを押さえる。
  • 圧迫症状と腫瘍崩壊は診断時の救急課題である。