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Drug Atlas · C4 Antifungals / 抗真菌薬

イソコナゾール

isoconazole

分類
Antifungals / 抗真菌薬
商品名(日本)
アデスタン
商品名(EU)
Travogen
科目
Pharmacology
トピック
C4: Antifungal agents
標的微生物
Candida albicansTrichophyton rubrumTrichophyton mentagrophytes
副作用
掻痒

🧠 全体像と同じ外用で、機序・スペクトラム・使いどころはほぼ重なる。違いはでの単回〜2回投与で完結する高用量という剤形上の選択肢を持つ点で、通院・の観点から選ばれることがある。

クロトリマゾールとの違い

項目
系統・機序 、CYP51阻害で合成↓ 同左
主な剤形 ・トローチなど剤形が豊富 単回〜2回投与で完結する高用量が代表的1
適用範囲 皮膚・口腔・腟のカンジダ症 主に(白癬)カンジダ症(皮膚・外陰腟)2
ステロイド配合剤 一般的ではない 炎症の強い病変向けにステロイド配合の外用製剤が使われることがある

適応・用法

体部・股部・足部白癬)に対する外用と、に対するが主な使い方21は1回600 mg(2錠)を腟深部に挿入する単回投与が基本で、真菌学的効果が不十分なら1週間後にもう1回追加できる1——連日投与を要すると比べての利点がある。CDCの治療指針でも、ミコナゾール1,200 mg単回投与のような1日で完結する腟内製剤が選択肢に挙げられており、単回〜少数回投与という設計自体は現行の治療原則に沿う(自体は同指針の対象外)3。実際の用法・用量は剤形・部位・重症度で変わるため、施設のプロトコル・添付文書で確認する。

禁忌・注意・副作用

過敏症の既往がある場合は使用を避ける。全身吸収はごくわずかで全身性の相互作用は基本的に問題にならない点もと共通。塗布部位の刺激感・掻痒が主な副作用で、重篤な有害事象はまれ。

まとめ

  • と同じ外用。機序・適応の骨格はの項を参照。
  • 適応は(体部・股部・足部白癬・)と2
  • では1回600 mgを腟深部に挿入する単回〜2回投与で完結する高用量という剤形上の選択肢を持つ1
  • 全身吸収がごくわずかで、全身性の相互作用・毒性は問題になりにくい。

出典

  1. 1.アデスタン腟錠300mg 添付文書(KEGG MEDICUS)(JAPIC / KEGG MEDICUS・2026)アデスタン腟錠300mgの効能・効果は「カンジダに起因する腟炎、外陰腟炎」であり、用法・用量は600mg(2錠)を1週に1回腟深部に挿入し、真菌学的効果が得られない場合はさらに600mgを1回追加投与できる、単回〜2回投与で完結する腟錠であることを確認した。閲覧 2026-08-03
  2. 2.アデスタンクリーム1% 添付文書(医薬品医療機器総合機構)(独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)・2023)アデスタンクリーム1%(2023年4月改訂)の効能・効果は体部白癬・股部白癬・足部白癬、指間びらん症・間擦疹・爪囲炎・外陰部カンジダ症・皮膚カンジダ症などのカンジダ症、および癜風であり、用法は1日2〜3回患部に塗布することを確認した。閲覧 2026-08-03
  3. 3.Vulvovaginal Candidiasis: A Review of the Evidence for the 2021 Centers for Disease Control and Prevention Sexually Transmitted Infections Treatment Guidelines(CDC(Clinical Infectious Diseases誌掲載のガイドライン根拠レビュー)・2021)単純性外陰腟カンジダ症の治療は局所アゾール(クロトリマゾール・ミコナゾール等)またはフルコナゾール単回内服が中心で、ミコナゾール腟坐剤1,200 mg単回投与など1日で完結する腟内アゾール製剤も選択肢に含まれることを確認した(イソコナゾールは同ガイドラインの対象外の薬剤である)。閲覧 2026-08-03