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Drug Atlas · C4 Antifungals / 抗真菌薬 · 必修

クロトリマゾール

clotrimazole

分類
Antifungals / 抗真菌薬
商品名(日本)
エンペシド
商品名(EU)
Canesten
科目
Pharmacology
トピック
C4: Antifungal agents
標的微生物
Candida albicansTrichophyton rubrumTrichophyton mentagrophytes
副作用
掻痒
対象疾患
カンジダ症脂漏性皮膚炎皮膚糸状菌症(白癬)癜風

🧠 全体像の中でも・外用専用という位置づけの薬で、機序自体は以降の全身性と同じ「CYP51阻害→合成↓」だが、全身吸収を前提とせず局所(皮膚・腟粘膜・口腔)で完結させるの代表選手にあたる。・白癬からまで、外用抗真菌薬の中で最も広く使われる薬の一つ。

薬効群の中での位置づけ

系統 代表薬 主な適応
(外用) 外用(皮膚・腟) ・白癬・の局所治療
(全身) 経口・静注 全身性カンジダ症・など

同じ「」でも、等)は外用が主体、以降)は全身投与が主体という棲み分けを持つ。 語尾が「-conazole」で共通するため区別が曖昧になりやすいが、剤形と適応の広がりが違う。

機序

真菌CYP51(lanosterol 14α-demethylase)を阻害し合成を止める点はと共通(詳細はの機序節を参照)。外用で患部局所の濃度を高く保てるため、全身投与を要さずに治療域の濃度へ到達できる。

適応

領域 使いどころ
皮膚カンジダ症体部・などの1
婦人科
口腔 (トローチ剤)
その他 Malassezia属の関与が疑われる病変への補助的使用)

用法・用量

皮膚病変には1日2〜3回、症状消失後も再発予防のため一定期間塗布を継続する。ではを単回〜数日間、ではトローチを1日数回溶解させる。実際の用法・用量は剤形・部位・重症度で変わるため、施設のプロトコル・添付文書で確認する。

禁忌・注意

  • 過敏症の既往がある場合は使用を避ける
  • 広範囲・長期の外用でも全身吸収はごくわずかであり、全身性の相互作用は基本的に問題にならない
  • 局所の刺激感・発赤が強い場合は他の系統(など)への変更を検討する

副作用

頻度 内容
高頻度 塗布部位の刺激感、掻痒
注意
重篤・まれ 過敏反応(まれ)

まとめ

  • 、外用専用。CYP51阻害で合成を止める機序はと同じ。
  • ・白癬・などが適応の中心。
  • 全身吸収がごくわずかなため全身性の相互作用は問題になりにくい。
  • 同じとは適応・使い方がほぼ重なる。

出典

  1. 1.Clotrimazole Cream, USP 1% — Prescribing/OTC Information(U.S. Food and Drug Administration (DailyMed)・2010)クロトリマゾールクリームの効能・効果はCandida albicansによる皮膚カンジダ症とMalassezia furfurによる癜風であり、市販薬としては足白癬・股部白癬・体部白癬にも用いることを確認した。閲覧 2026-08-03