Oncology

Oncology · II-01

頭頸部癌の疫学・病因・組織・病期・症状・診断

Epidemiology, etiology, histology, staging, symptoms and diagnosis of head and neck cancer

前提:病態
ウイルス・微生物による発がんパピローマウイルス(HPV)ヘルペスウイルス:EBウイルス
前提:正常
頸部:頸三角と筋
疾患
上咽頭癌頭頸部癌

🧠 全体像は解剖学的ごとに病因、が異なるが、多くは扁平上皮癌である。診断では、頸部リンパ節、、機能障害を同時に評価する。

部位と病因

部位・病型 主なリスク・特徴
口腔・喉頭・SCC 喫煙と飲酒がにリスクを上げる
SCC HPV、特にHPV16。p16は上の代替マーカーとして用いる
EBV、地域・遺伝背景、塩蔵食品
多様な腺系組織型。がリスク
を含む病因があり、腺癌など非SCCもみる

HPV関連は頸部リンパ節転移が目立つ一方、同病期のHPV非関連癌より予後良好な傾向がある。ただし「ほぼ必ず治癒」とは断定しない。

症状と解剖

  • 口腔:治らない潰瘍、疼痛、出血。
  • 咽頭・食道入口:
  • 喉頭:嗄声。
  • 舌根・中・喉頭:耳へのを来し得る。
  • 上咽頭・副鼻腔:鼻閉、中耳炎による脳神経症状。
  • 無痛性は転移リンパ節のことがあり、成人では悪性を除外する。

頸部リンパ節はおおむねレベルI(level I:下)、II〜IV(上・中・下内深頸)、V(後頸三角)、VI(前頸部)として扱い、原発部位ごとのを治療計画へ反映する。

診断

flowchart TD
    A["症状または成人の<span class='jp-term jp-term-diagram' title='neck mass'>頸部腫瘤</span>"] --> B["口腔・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='pharynx and larynx'>咽喉頭</span>の<span class='jp-term jp-term-diagram' title='inspection'>視診</span>触診と内視鏡"]
    B --> C["造影CTまたはMRIで局所進展を評価"]
    C --> D["頸部リンパ節は超音波+<span class='jp-term jp-term-diagram' title='cytology'>穿刺吸引</span>"]
    D --> E["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='primary tumor'>原発巣</span>を生検し組織・HPV/EBVを評価"]
    E --> F["胸部CT・必要時PET/CTで遠隔転移・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='second primary cancer'>重複癌</span>評価"]
    F --> G["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='subsite (anatomical)'>亜部位</span>別TNMで病期決定"]

MRIは、頭蓋底、軟部組織に優れ、PET/CTは進行例や頸部転移で有用である。は別個の組織型・病期・体系で評価する。

まとめ

  • 、HPV/EBV、頸部が診断の軸である。
  • の病理確認と、局所・頸部・胸部の病期評価を組み合わせる。