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Disease Atlas · 運動器 · 先天性疾患

Apert症候群

Apert syndrome

別名
アペール症候群尖頭合指症候群尖頭合指症I型acrocephalosyndactyly type I
臓器系
運動器神経小児
科目
Microscopic Anatomy and Embryology (Embryology)
トピック
発生学 9.5:骨格系:臨床
上位概念
頭蓋縫合早期癒合症
鑑別疾患
Crouzon症候群Pfeiffer症候群
合併症
閉塞性睡眠時無呼吸水頭症Chiari奇形
関連疾患
口唇裂・口蓋裂
症状
眼球突出伝音難聴頭蓋内圧亢進

🧠 全体像:は「+」で覚える。⭐ FGFR2 の隣り合った2つのアミノ酸(Ser252とPro253)の置換だけで、症例の9割近くが説明されるという、症候群としては異例に狭いをもつ1。💡 **手足を見れば同じ FGFR2 の他の症候群と分かれる——では手足は通常正常、では母指・が幅広く内側へ偏位し、Apertでは第2〜4指が軟部組織と骨のレベルで癒合する2。⚠️ **頭の形の治療だけを考えない。 80%、68%、非進行性の60%と、頭蓋顔面以外の所見が高頻度で並ぶ1。

FGFR2 関連の3症候群の中での位置

手足 ⭐ 第2〜4指の軟部・() 通常正常 幅広く内側へ偏位した母指・
垂直方向の圧潰がCrouzonの大半より強い あり あり
脳の ⭐ 最も高頻度(の異常23%・17%・7%・辺縁系の奇形)1 まれ2 GeneReviewsはの脳のの一覧も頻度も挙げていない(→表の下)
Crouzonより多い(68%) より少ない —
高頻度 まれ —

(対比は2、Apertの頻度は1による)

⚠️ の「脳の」の欄が空欄なのは、資料が「無い」と言っているからではない。 GeneReviewsの関連の総説は、のとしてを伴う人の約50%に、約28%の小児が水頭症に対する外科的介入を要するの2つに数値を付けているが、脳のそのものの一覧や頻度は挙げていない(この2つはいずれも同総説が1990年代のCinalliらの報告として引いている値であり、母集団もそれぞれ「を伴う人」「小児」で異なる)2。💡 別の総説は、でも白質発達異常・・・・がしばしばみられるとしている3。「記載が無い」と「所見が無い」を読み替えない。

⭐ 手を見る、口蓋を見る。 この2点でApertは他の2つから分かれる。頭蓋の所見だけでは分かれない。

遺伝学

出生頻度は生児8万人に1人〜16万人に1人1。だが、大半は de novo 変異で生じ、⚠️ 父の高年齢が de novo 変異と関連する1。両親が非発症でもの可能性があるため、再発率は一般集団よりわずかに高い1。

FGFR2 の病的変異 割合
p.Ser252Trp 62〜71%
p.Pro253Arg 26〜33%
p.Ser252Phe 1%未満〜3%

(でおよそ99%が検出される1)

残りのごく一部では、置換ではなくの構造を変える大きな欠失や、エクソン9内またはその近傍への Alu 配列の de novo 挿入(3件の報告)が原因になる1。⭐ が陰性でも「否定された」ことにはならないのは、この種の変異がでは拾えないためである。

💡 なぜ2つの隣り合ったアミノ酸に集中するのか。 この2残基は FGFR2 の第2・第3細胞外をつなぐにあり、ここでの置換が受容体の活性化を招く4。⭐ 方向は「」である——これらの置換はリガンド()の解離を起こりにくくし、その結果シグナルが増強されると説明されている1。💡 だから、縫合の早期癒合もも「受容体が働かない」病態ではなく、働きすぎる病態として読む。⭐ 同じ FGFR2 の変異でも、場所が違えば・1型という別の表現型になる(の項)。

遺伝子型と表現型:2つの変異は逆向きに効く

⭐ 同じ症候群の中で、変異によって重くなる部位が入れ替わる。 血縁のない70例(Ser252Trp 45例、Pro253Arg 25例)の検討である4。

p.Ser252Trp p.Pro253Arg
の重症度(手も足も) より軽い ⭐ より重い
⭐ 有意に多い より少ない
その他の奇形の頻度 説得力のある差はなかった 同左

💡 著者らは、この相反する傾向を、FGFR2 のリガンドである各種の時間的・組織特異的な発現パターンの違いによるとしている4。⚠️ 差があるのはの重症度との有無だけで、から全体像が予測できるわけではない。

頭蓋顔面の所見

  • の:両側がほぼ100%、およそ85%、81%1。⭐ 単一縫合の癒合ではないという点が、との最大の違いになる。
  • が最も多い頭形2。両側の癒合によりが伸びられず上方へ伸びる、というの帰結として読める。
  • :垂直方向の圧潰を伴い、の大半より強い2。相対的なとして見える1。
  • 眼所見:、、、12。⚠️ は角膜を守れなくすることが問題である。 二次的に露出性角膜症とが8%に生じるため、で角膜を保護し、と頭蓋内圧亢進を監視する1。
  • が高頻度で、⭐ ではまれという対比が効く1。
  • が80%で、中耳疾患・耳小骨の異常・外耳道の狭窄または閉鎖による1。⚠️ 言語を知的障害と読み替える前に、聴力を確認する。 なおの異常も70%にみられる1。

四肢の所見

⭐ 第2・第3・第4指の癒合は必発で、軟部組織と骨の両方のレベルで融合する(「」)。母指と第5指の関与は症例ごとに変わる12。

  • synonychia:癒合した指をまたいで爪が1枚になる。上肢でよくみられる12。
  • 足のは外側3趾、第2〜5趾、または全趾と幅がある1。
  • 、まれにがみられる2。

頭蓋顔面以外の所見

所見 頻度
80%1
(・)の癒合 68%。典型的にはC5-C612
非進行性の およそ60%1
真の水頭症 6〜13%1
およそ10%12
一貫してみられる1
思春期以降1
  • 消化管奇形ではが最も多い2。
  • 脳のには頻度が付いている——の異常23%、17%、および/または17%、7%、そして辺縁系の奇形である1。⚠️ この17%は「および/または」の頻度であって、「慢性」の頻度ではない。 原著は同じ箇所で注記しており、慢性がみられるのはでは2%にとどまり、の73%と対照的である1。
  • 狭窄が93%にみられる1。
  • 💡 は「見つけたら治療」ではない。 安定したは必ずしも外科的介入を要さない。進行性のが水頭症を示唆する所見であり、その場合にや脳室腹腔短絡術の適応を評価する1。だからこそは「一度の画像」ではなく・の反復測定で組まれている。
  • ⚠️ 水頭症の頻度も2つのGeneReviewsの章で割れている。 の章は「真の水頭症6〜13%」とする1。一方、関連の総説の章は同じについて「はよくみられるが、進行性水頭症はより少なく2%」と書いている2(同章はの進行性水頭症を30%としている)。数えている対象が「水頭症」と「進行性水頭症」で異なる可能性が高いが、⭐ どちらの数字を引くかで説明が変わるので、出典とセットで覚える。
  • ⚠️ 多層性の気道閉塞があり、がの素因になる(の項)。はそれ自体が頭蓋内圧亢進に寄与するため、気道と頭蓋内圧を切り離して扱えない。

⚠️ 知的予後の記載は文献で割れる

  • GeneReviewsのの章は「多くは正常知能または軽度知的障害で、中等度〜重度の報告もある」と記す1。
  • 同じGeneReviewsの関連の総説の章は「およそ50%に発達遅滞または知的障害がみられる」とし、その原因は頭蓋顔面手術の時期や随伴する合併症と関係する可能性があるが確定していないとする2。

⚠️ どちらか一方だけを「正解」として覚えない。 と評価の時期が違えば数字は変わる。⭐ 確かなのは「知的障害は必発ではない」ことと、「聴覚・気道・頭蓋内圧という是正しうる要因が発達に関与しうる」ことである。

管理

flowchart TD
    A["出生・診断"] --> B["生後1年以内に<br><span class='jp-term jp-term-diagram' title='multisuture'>多縫合性</span><span class='jp-term jp-term-diagram' title='Craniosynostosis'>頭蓋縫合早期癒合症</span>の<span class='jp-term jp-term-diagram' title='surgical repair'>外科的修復</span>"]
    B --> C["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='pressure consonant'>圧力子音</span>の発達前に<span class='jp-term jp-term-diagram' title='cleft palate'>口蓋裂</span>の修復"]
    C --> D["小児期を通じて<span class='jp-term jp-term-diagram' title='syndactyly'>合指症</span>の手術<br>(複数回の手術と修正を要する)"]
    D --> E["小児期〜思春期に<span class='jp-term jp-term-diagram' title='midface advancement'>中顔面前進術</span>"]
    A --> F["並行して:聴覚・気道・頭蓋内圧・発達の監視"]
  • のは生後1年以内に外科的に修復する1。⚠️ ただし原文は「一般に」と前置きした目安である。 具体的な時期は児の解剖、頭蓋内圧亢進のリスク、呼吸状態で決まる1。
  • は小児期〜思春期に行う1。時期はと気道閉塞の程度で決まる1。
  • の修復はの発達前に行う1。⭐ 時期が言語発達で決まる点が、他の手術と考え方が違う。
  • の手術は小児期を通じて複数回の手術と修正を要する12。💡 「できるだけ少ない手術回数で手足の機能を改善する」ことを共通の目標とし、早期(合指の解離)と後期(機能的)の2相に分けて計画する。術式と時期は母指の合指の有無と軟部組織の不足の程度で決まる1。

⚠️ 気道:CPAP/BiPAPを漫然と続けない

  • 気道閉塞の管理には、経鼻の留置、経鼻による酸素投与、や鼻腔の処置、必要に応じて・までが並ぶ1。
  • ⚠️ に対するCPAP/BiPAPの長期使用は、可能な限り避ける。 マスクの圧がにかかり、を悪化させるためである1。💡 気道を確保するはずの手段が、気道を狭くしている当の変形を進めるというになっている——だからこの症候群では、気道の問題は最終的にという骨格の治療へつながる。

1

項目 間隔
・(乳幼児期。進行性水頭症の監視) 受診ごと
発達評価 受診ごと
歯科 6か月ごと
眼科(視力・・による視神経の評価) 毎年
聴覚・耳鼻科 少なくとも毎年
の評価(構音・障害の監視) 少なくとも毎年
の評価(例) 言語の出現後
(小児期〜思春期) 毎年
頭蓋内圧亢進の評価・の評価 定期的に。とくに乳児期・小児期・思春期

まとめ

  • はの・垂直方向の圧潰を伴う・第2〜4指の型を三本柱とする。出生頻度は生児8万〜16万人に1人。
  • ⭐ FGFR2 の p.Ser252Trp(62〜71%)と p.Pro253Arg(26〜33%)でほぼ全例が説明される。 だが大半は de novo で、父の高年齢と関連する。
  • ⭐ 2つの変異は逆向きに効く——はPro253Argで重く、はSer252Trpで多い(70例の検討)。その他の奇形の頻度には差がなかった。
  • ⭐ 同じ FGFR2 関連症候群との分かれ目は手足と口蓋。Crouzonは手足が通常正常でもまれ、Pfeifferは母指・が幅広く内側へ偏位する。
  • 頭蓋顔面以外が高頻度:80%、68%(C5-C6)、狭窄93%、の異常70%、非進行性の60%、真の水頭症6〜13%(⚠️ 総説の章は同じApertの「進行性水頭症」を2%とし、章で割れる)、10%、、思春期以降の。脳のもの異常23%・17%・/17%・7%と高頻度だが、⚠️ 慢性はApertでは2%(Crouzonは73%)である。
  • ⚠️ 知的予後の記載は文献で割れる(「多くは正常知能または軽度」対「約50%に発達遅滞・知的障害」)。⭐ 聴覚・気道・頭蓋内圧という是正しうる要因を先に潰す。
  • 管理は生後1年以内の頭蓋形成(⚠️ 原文は「一般に」の目安で、実際の時期は解剖・頭蓋内圧亢進のリスク・呼吸状態で決まる)、の発達前の修復、小児期を通じた手術、小児期〜思春期の。眼科・聴覚・は毎年(と聴覚は「少なくとも毎年」)、歯科は6か月ごと、は毎年。
  • ⚠️ 睡眠時無呼吸へのCPAP/BiPAPの長期使用は可能な限り避ける(マスクの圧がを悪化させる)。にはで角膜を保護する——露出性角膜症・が8%に生じる。
  • 病態の向きは FGFR2 の(リガンドの解離が減りシグナルが増強される)。で約99%が検出されるが、残りには大きな欠失やエクソン9近傍への Alu 挿入がある。

出典

  1. 1.Apert Syndrome(GeneReviews (University of Washington, Seattle / NCBI Bookshelf)・2019)Apert症候群が多縫合性の頭蓋縫合早期癒合症(両側冠状縫合はほぼ100%、矢状縫合およそ85%、ラムダ縫合81%)、垂直方向の圧潰を伴う中顔面後退、第2〜4指の軟部・骨性の癒合を必発とする手指合指症(母指と第5指の関与は可変、癒合した指をまたぐ単一の爪=synonychia)を三本柱とすること、出生頻度が生児8万人に1人〜16万人に1人であること、原因変異が FGFR2 の p.Ser252Trp(62〜71%)・p.Pro253Arg(26〜33%)・p.Ser252Phe(1%未満〜3%)で塩基配列解析によりおよそ99%が検出されること、常染色体顕性遺伝で大半が de novo であり父の高年齢が de novo 変異と関連すること、両親が非発症でも生殖細胞モザイクの可能性があるため再発率が一般集団よりわずかに高いこと、伝音難聴が80%にみられること、頸椎の癒合が68%にみられること、心奇形がおよそ10%であること、非進行性の脳室拡大がおよそ60%・真の水頭症が6〜13%であること、多汗症が一貫してみられ思春期以降にざ瘡が生じること、口蓋裂が高頻度でCrouzon症候群ではまれであること、多くは正常知能または軽度知的障害だが中等度〜重度の報告もあること、**脳の構造異常として脳梁の異常23%・透明中隔欠損17%・Chiari I奇形および/または小脳扁桃低位17%・後頭蓋窩くも膜嚢胞7%・辺縁系の奇形が挙げられ、同じ箇所の注記で「慢性小脳扁桃ヘルニアがみられるのはApert症候群の2%にすぎず、Crouzon症候群では73%に存在する」と述べていること**、**頸静脈孔狭窄が93%にみられること**、**安定した脳室拡大は必ずしも外科的介入を要さず、進行性の脳室拡大が水頭症を示唆して内視鏡的第三脳室開窓術や脳室腹腔短絡術の評価につながること**、**難聴80%が中耳疾患・耳小骨の異常・外耳道の狭窄/閉鎖によること、半規管の異常が70%にみられること**、多縫合性の頭蓋縫合早期癒合症は生後1年以内に外科的に修復すべきであること(**原文は "In general" と前置きし、具体的な時期は児の解剖・頭蓋内圧亢進のリスク・呼吸状態で決まると同じ表の備考欄に書いている**)、中顔面前進術が小児期〜思春期に行われること(**時期は咬合と気道閉塞の程度で決まる**)、口蓋裂の修復は圧力子音の発達前に行うこと、合指症の手術は小児期を通じて複数回を要すること(**原文は「できるだけ少ない手術回数で手足の機能を改善する」ことを共通の目標として掲げ、早期=合指の解離と後期=機能的骨切りの2相に分かれるとし、術式と時期は母指の合指の有無と軟部組織の不足の程度で決まる**)、サーベイランス表(Table 7)が乳幼児期は受診ごとの頭囲・大泉門の評価、歯科は6か月ごと、眼科(視力・眼位・散瞳下眼底検査)は毎年、聴覚・耳鼻科は少なくとも毎年、**発話の評価は少なくとも毎年、鼻咽腔閉鎖不全の評価は言語の出現後**、側弯は小児期〜思春期に毎年、発達評価は受診ごと、**頭蓋内圧亢進の評価と頭蓋顔面チームの評価は定期的に(とくに乳児期・小児期・思春期)**としていることを確認した。**さらにライブページで次を確認した——①原因となるFGFR2の病的バリアントには、上記3つのミスセンス置換のほかに「免疫グロブリン様ドメインの構造を変える大きな欠失」と「エクソン9内またはその近傍への3件の de novo な Alu 配列の挿入」が報告されていること、②本症がFGFR2の機能獲得(gain of function)によるもので、病的バリアントは "reduce dissociation of ligand leading to enhanced signaling"(リガンドの解離を減らしシグナルを増強する)と説明されていること、③気道閉塞の管理として経鼻ステントの留置・気管挿管・気管切開、アデノイド切除や鼻腔の処置、経鼻カニューレによる酸素投与が挙げられ、"Avoid use of CPAP/BiPAP for long-term treatment of sleep apnea when possible because pressure on midface exacerbates midfacial retrusion." と明記されていること、④眼球突出に続発して露出性角膜症と角膜瘢痕が8%に生じ、予防として眼潤滑剤を用い、閉瞼不全と頭蓋内圧亢進を監視するとしていること。** ライブページのRevision Historyは「30 May 2019 (ma) Review posted live」が最新行である。閲覧 2026-09-05
  2. 2.FGFR Craniosynostosis Syndromes Overview(GeneReviews (University of Washington, Seattle / NCBI Bookshelf)・2020)Apert症候群の頭形として塔状短頭が最も多いこと、中顔面後退の垂直方向の圧潰がCrouzon症候群の大半より強いこと、手足の合指症(軟部組織と骨の「ミトン手」型)が第2〜4指を中心に第1指・第5指を可変的に含むこと、上肢でsynonychiaがよくみられること、橈骨上腕骨癒合や稀に近位肢短縮がみられること、およそ50%に発達遅滞または知的障害がみられ、その原因が頭蓋顔面手術の時期や随伴する神経学的合併症と関係する可能性があり確定していないこと、脳室拡大はよくみられるが進行性水頭症はまれ(2%)であること、Chiari I奇形・透明中隔欠損・脳梁欠損といった脳の構造異常が記載されていること、消化管奇形として腸回転異常が最も多いこと、頸椎・胸椎の癒合が68%(典型的にはC5-C6)にみられること、心奇形がApert症候群のおよそ10%に生じる一方でCrouzon・Pfeiffer症候群ではまれであること、Crouzon症候群では手足が通常正常であること、Pfeiffer症候群では母指と母趾が幅広く内側へ偏位すること、椎体癒合がCrouzonよりApertで多いことを確認した。**脳の構造異常について同章が述べているのは、①Apert症候群の節の「ventriculomegaly is common, progressive hydrocephalus is less common (2%); structural brain malformations (e.g., Chiari I malformation, absent septum pellucidum, agenesis of the corpus callosum) have been reported」、②Crouzon症候群の節の「Structural brain malformations are uncommon; Chiari I malformation, progressive hydrocephalus (30%) often with tonsillar herniation have been reported」、③共通の神経の節の「Structural brain anomalies are more common in individuals with Apert syndrome」(列挙は脳梁の異常・透明中隔欠損・後頭蓋窩くも膜嚢胞・辺縁系の奇形)の3箇所であり、Pfeiffer症候群を「その中間」と位置づける記述も、Pfeiffer症候群の脳の構造異常の一覧・頻度も本文には無い**(全文を取得したうえで確認した)。**Pfeiffer症候群の節で数値が付いているのは "Approximately 28% of children require surgical intervention for hydrocephalus [Cinalli et al 1998]" と "Approximately 50% of individuals with cloverleaf skull have Chiari I malformation [Cinalli et al 1995]" の2文で、いずれも同章が引用している別研究の値である。**また共通の神経の節に「安定した脳室拡大はApert症候群の小児の半数超にみられ、これらの児は水頭症に対する外科的介入を要することがはるかに少ない」「慢性小脳扁桃ヘルニアはCrouzon症候群の73%に報告されるのに対しApert症候群では2%にすぎない」とあることを確認した。2020年4月30日改訂。閲覧 2026-09-05
  3. 3.Pfeiffer Syndrome(StatPearls(NCBI Bookshelf、Karsonovich T, Das JM, Winters R)・2025)NCBI Bookshelfのライブページで確認した(Last Update June 2, 2025)。"Although craniosynostosis is the primary neurological manifestation of Pfeiffer syndrome, other central nervous system anomalies are also commonly observed. These may include abnormal white matter development, megalencephaly, occipital encephalocele, agenesis of the corpus callosum, and Chiari 1 malformation." と記されていることを確認した閲覧 2026-09-05
  4. 4.Differential effects of FGFR2 mutations on syndactyly and cleft palate in Apert syndrome(American Journal of Human Genetics・1996)Apert症候群が FGFR2 の第2・第3細胞外免疫グロブリン様ドメイン間のリンカー部位にある隣接した2つのアミノ酸のミスセンス置換(Ser252TrpまたはPro253Arg)で生じること、血縁のない患者70例のうち45例がSer252Trp・25例がPro253Argであったこと、合指症の重症度と口蓋裂の有無に有意差が認められたこと、合指症は手も足もPro253Arg群でより重症であったこと、逆に口蓋裂はSer252Trp群で有意に多かったこと、それ以外のApert症候群に随伴する奇形の頻度には説得力のある差が認められなかったこと、著者らがこの相反する傾向をFGFR2のリガンドである各種線維芽細胞増殖因子の時間的・組織特異的な発現パターンの違いと関係しうると考察していることを確認した。抄録のみを閲覧しており全文は未取得。閲覧 2026-09-03