Internal Medicine

Internal Medicine · S-22

慢性尿細管間質性疾患

Chronic Tubulointerstitial Diseases

前提:病態
急性・慢性腎盂腎炎
前提:正常
尿細管輸送過程
疾患
Fanconi症候群IgG4関連疾患急性・慢性尿細管間質性腎炎
症状
多尿夜間頻尿
画像所見
水腎症超音波エコー輝度

🧠 全体像は、が徐々に進みCKDへ至る病態群である。糸球体疾患より蛋白尿が軽く、GFR低下より早く、多尿・、酸塩基・電解質異常が現れやすい。

原因

代表例
薬剤・毒物 シスプラチン長期使用、
代謝 高Ca血症、慢性低K血症、・結晶沈着
免疫・全身 、SLE、
尿路 慢性閉塞、、反復性腎盂腎炎
遺伝・嚢胞性 など
その他 放射線、腎髄質・乳頭障害

臨床像と診断

flowchart TD
    A["緩徐なeGFR低下"] --> B["薬剤・毒物・代謝・閉塞・家族歴"]
    A --> C["尿:軽度蛋白尿、<span class='jp-term jp-term-diagram' title='sterile pyuria'>無菌性膿尿</span>、濃縮障害"]
    C --> D["電解質・酸塩基:RTA、K異常、<span class='jp-term jp-term-diagram' title='Fanconi syndrome'>Fanconi症候群</span>"]
    B --> E["腎超音波でsize・echogenicity・閉塞・嚢胞"]
    D --> F["原因不明/治療判断に必要なら腎生検"]
    E --> F

多尿、、口渇はを反映する。障害では、近位障害ではを来し得る。尿所見は軽度蛋白尿、、血尿で、乏尿はまで典型的でない。超音波では小さくの腎が多いが、では水腎症、や遺伝性疾患では嚢胞など例外がある。

治療

原因薬を中止し、毒物曝露を除き、尿路閉塞を解除し、感染・代謝異常・免疫疾患を治療する。血圧、糖尿病、アシドーシス、貧血、CKDに伴う骨・ミネラル代謝異常を管理し、適応があればRAS阻害薬やSGLT2阻害薬を用いる。慢性線維化へグルココルチコイドを一律投与せず、活動性免疫性間質炎が病理・臨床から示される場合に限り専門的に判断する。

まとめ

  • CTINは軽度蛋白尿と・電解質異常を特徴とする進行性CKDである。
  • 薬剤、代謝異常、閉塞、免疫疾患、遺伝性疾患を系統的に検索する。
  • 原因除去とCKD腎保護が基本で、ステロイドは活動性炎症の選択例に限る。