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Pediatrics · 34

小児のけいれん、熱性けいれん

Seizures in childhood. Febrile seizure

前提:正常
興奮性細胞における活動電位の発生
疾患
熱性けいれん

🧠 全体像:けいれんが5分続けばしにくいけいれん性てんかん重積として治療を開始する。最初の2回のベンゾジアゼピン総投与回数をし、呼吸管理と低血糖補正を並行しながら、遅滞なく第2選択薬へ進む。では髄膜炎を除外し、なら過剰検査を避ける。

小児けいれん

発作は異常に過剰・同期した脳活動による一過性の症候で、運動、感覚、自律神経、意識・行動の変化を呈する。、起始不明に分類し、失神、身震い、なども鑑別する。

原因は発熱、てんかん、髄膜炎・脳炎、外傷・脳卒中・腫瘍、低血糖・電解質異常、低酸素、中毒、など。

5分を超えるけいれんの対応

flowchart TD
    A["0〜5分:安全確保・ABCDE・時刻確認"] --> B["血糖、SpO₂、モニター、<span class='jp-term jp-term-diagram' title='IV access'>静脈路</span>/<span class='jp-term jp-term-diagram' title='intraosseous route'>骨髄路</span>"]
    B --> C["5分:ベンゾジアゼピン1回目"]
    C --> D["持続なら規定間隔後2回目<br>病院前投与も総数に含める"]
    D --> E["なお持続:第2選択薬を直ちに投与"]
    E --> F["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='levetiracetam'>レベチラセタム</span>/<span class='jp-term jp-term-diagram' title='fosphenytoin'>ホスフェニトイン</span>/バルプロ酸等"]
    F --> G["難治性:気道確保・PICU・持続EEG・麻酔薬"]

停止後もABCDE、意識回復、局在徴候を再評価し、電解質、血液ガス、毒物、感染検査、画像、EEGを原因・初回発作・年齢・回復経過に応じて選ぶ。

遷延・難治発作で警戒する合併症

低換気による低酸素血症・高CO₂血症、乳酸上昇を伴う代謝性アシドーシス、、低/高血糖、脳浮腫・神経を監視する。第2選択薬でも止まらない重積、さらに麻酔薬治療下でも24時間以上持続・する超重積では、持続EEGとを行う。

既往てんかんや明らかな急性原因がない新規発症重積(new-onset refractory status epilepticus:NORSE)では、感染・、遺伝性などを並行して検索する。

熱性けいれん

生後6〜60か月の児に発熱(通常38℃以上)と関連して起こり、中枢神経感染、急性代謝異常、既往の無熱性発作で説明されない発作。39℃超は必須ではない

定義
、15分未満、24時間以内に1回
焦点性、15分以上、24時間以内に反復のいずれか

評価

発熱源と髄膜炎・脳炎の徴候を評価する。に正常、回復良好なら、ルーチンの血算・電解質、EEG、CT/MRIは不要。、重い全身状態、遷延する意識障害など中枢神経感染を疑う場合に行う。生後6〜12か月でHib/不十分・不明、または抗菌薬前投与では個別に検討する。

でも「必ず全例にEEG・画像」ではなく、焦点性、遷延性、異常、回復不良、感染疑いに応じて選ぶ。

治療と説明

5分未満で停止した発作にベンゾジアゼピンを機械的に投与しない。5分を超えれば上記重積プロトコルで停止する。は苦痛を軽減するが、再発を確実に予防しない。は予後良好で、長期をルーチン投与しない。家庭には安全な体位、時間、救急要請基準、必要例の薬使用を指導する。

まとめ

  • 5分持続するけいれんは重積として治療し、ベンゾジアゼピン2回後は第2選択薬へ進む。
  • 発作停止と並行して低血糖、低酸素、感染、電解質異常、中毒を検索・治療する。
  • 遷延例では呼吸不全、、脳障害を監視し、難治例では持続EEGとNORSEの原因検索を行う。
  • に39℃超は不要で、・15分未満・24時間1回である。
  • にルーチンEEG・画像・血液検査は不要で、は再発予防薬ではない。