疾患ノート一覧へ

Disease Atlas · 運動器 · 外傷

腓骨筋腱脱臼・断裂

Peroneal tendon dislocation and tear

別名
腓骨筋腱脱臼腓骨筋腱断裂腓骨筋腱亜脱臼Peroneal tendon dislocationPeroneal tendon tear
臓器系
運動器
科目
Traumatology and OrthopedicsMacroscopic Anatomy and Embryology (Macroscopic Anatomy)
トピック
外傷学 32:足関節捻挫の診察・治療と足関節骨折の合併症解剖学 6.5:下肢:足関節と足
鑑別疾患
距骨骨軟骨損傷足関節捻挫足根洞症候群第5中足骨基部骨折慢性足関節不安定症
症状
疼痛腫脹圧痛

🧠 全体像:どちらもの「後ろ」で起きる。⭐ これがと分ける最初の一手である——の主はの前方、では後方にある1。⚠️ 急性期の腫脹・疼痛・圧痛はとほとんど同じで、そのままとして扱われる。そしてされたまま経過することが、そのままへの入口になる1。とは別の病態だが、同じで起き、互いを生む——が緩んで腱がの稜を乗り越えれば腱はして裂け、腱が裂けて太くなれば内が過密になってする。だから治療でも、を修復するときに⚠️ の緊張を戻さなければ再発する2。

flowchart TD
    A["外側<span class='jp-term jp-term-diagram' title='ankle joint'>足関節</span>痛・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='varus / inversion'>内反</span>または<span class='jp-term jp-term-diagram' title='eversion'>外反</span>の受傷歴"] --> B["主<span class='jp-term jp-term-diagram' title='tender point'>圧痛点</span>はどこか"]
    B --> C["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='lateral malleolus'>外果</span>の前方(<span class='jp-term jp-term-diagram' title='anterior talofibular ligament, ATFL'>前距腓靱帯</span>)<br>→ <span class='jp-term jp-term-diagram' title='ankle sprain'>足関節捻挫</span>・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='chronic ankle instability'>慢性足関節不安定症</span>"]
    B --> D["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='lateral malleolus'>外果</span>の後方(<span class='jp-term jp-term-diagram' title='peroneal tendon'>腓骨筋腱</span>の走行部)"]
    D --> E["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='snapping'>弾発</span>・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='dislocation'>脱臼</span>感がある"]
    D --> F["腱の腫大・抵抗下<span class='jp-term jp-term-diagram' title='eversion'>外がえし</span>での疼痛"]
    E --> G["超音波で動態を観察<br><span class='jp-term jp-term-diagram' title='tendon sheath'>腱鞘</span>内注入でpseudo-pouchを確認"]
    F --> H["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='magnetic resonance imaging'>MRI</span>(<span class='jp-term jp-term-diagram' title='oblique parasagittal plane'>傍矢状斜位断</span>・20°<span class='jp-term jp-term-diagram' title='plantarflexion'>底屈位</span>)<br>で<span class='jp-term jp-term-diagram' title='rupture (tear)'>断裂</span>を評価"]
    G --> I["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='peroneal tendon dislocation'>腓骨筋腱脱臼</span>/<span class='jp-term jp-term-diagram' title='tendon sheath'>腱鞘</span>内<span class='jp-term jp-term-diagram' title='subluxation'>亜脱臼</span>"]
    H --> J["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='peroneal tendon tear'>腓骨筋腱断裂</span>"]

解剖:外果後方の滑車

とは、の後方で同一の内を走り、で向きを変えて前方へ折れる。ここで腱を押さえているのが2つの構造である1。

構造 働き
(FCR) の縁を作る。のに似た構造
(SPR) FCRと外側面に付着し、腱を溝の中に閉じ込める

⭐ するのはのほうが多い。 は側の凹みに収まっているのに対し、はその背側()を通るためである1。

脱臼

全外傷の0.3〜0.5%を占めるにすぎない1。だからこその陰に隠れる。

受傷がと逆向きである。 軽度位でのに続いて腓骨筋が強く収縮したときに起こり、スキー・アイスダンス・サッカー・バスケットボール・ラグビー・体操で報告が多い1。で捻るとは機転が違う。

素因は「溝の形」だけではない。の形状は凹型28%・平坦型43%・凸型18%・不整型11%と幅があるが1、⚠️ 内の軟部組織の過密——などの、の——も同じくらい効く1。

Eckert–Oden分類

SPRとFCRがどう壊れたかで分ける1。

型 損傷の形 頻度
1型 SPRがFCR・から、前面のとともに連続して剥離 51%
2型 FCR・SPRと前面のがまとまって剥離・ 33%
3型 FCR・SPRとともに前面が 13%
4型 SPR自体の(Odenが追加) 不明

診断

⚠️ 単純X線・は多くの場合正常で、3型の剥離骨片だけが写る1。それでも骨折の除外のために2方向は撮る。⚠️ Ottawaルールは骨折の除外規則であって、損傷を否定しない。

⭐ 決め手は超音波である。 腱の動態をリアルタイムに見られるうえ、内へやを注入すると、剥離したSPRが表面に作った空隙——pseudo-pouch——が描出される。これが見えればと診断できる1。反復例では自分でを再現できる患者もいるが、診察室で再現できないことのほうが多い。はやの検索に有用だが、pseudo-pouch は必ずしも写らない1。

治療

急性期は保存治療から入る。系統的レビューでは再率が3週以上で30例中18例(60%)、4週以上で13例中5例(32%)、6週以上で6例中1例(17%)で、群は疼痛と不安定感が多く元の活動への復帰率も低かった3。⚠️ ただし6週以上のの根拠は6例である。 著者らは6週以上のが手術の代替となりうるとしているが、レベルIVの研究の系統的レビューにとどまる3。

再すれば手術になる。術式は・軟部組織手術・の3群に大別される1。

術式 位置づけ
SPR再付着 ⭐ 現在の主体。 SPRは温存されていることが多く、解剖学的な構造をそのまま戻せる。と同等かやや良好な成績を、より少ない合併症で得たとの報告があり、スポーツ復帰率が高く復帰までの期間も短かった
SPR修復に併用すると単独より有意に高いスポーツ復帰が得られたという系統的レビューがある
(Kelly法など) 固定性に優れるが、骨折・/偽関節・術後の腱刺激・腱の骨への癒着が欠点
rerouting法 の下へ腱を通す。⚠️ 非解剖学的で正常組織を侵襲するため、現在は用いられなくなっている

腱鞘内亜脱臼

⚠️ SPRが無傷なのにする型がある。 との位置関係がの中で入れ替わるもので、でのの57例のうち14例(25%)を占めたと報告されている1。超音波でしか捉えられない。

  • type A:は無傷で、その周りをがする
  • type B:のを通ってがする

無症状のことが多く治療を要さないが、有症状で保存治療に抵抗すれば手術となる。type B では部の縫合、または変性部分を切除して残存腱をに縫い直す1。

断裂

⚠️ 急性の一撃で切れるより、慢性に裂けていくほうが多い2。障害40例の調査では、初診時に診断されたのは60%にとどまった2。

腱 の場所と機序
(多い) を中心とする。同部位で腱が急に向きを変えることに加え、⭐ との間で挟まれることが機械的ストレスを増す2
(少ない) のからの間。が支点として働き、その骨折・骨棘・変性肥大が(POPS)を起こす2

⚠️ これらの機械的ストレスの部位は、同時に低血流域でもある2。だから一度裂けると進行しやすい。

診断

腱の腫大が90%で認められる(のほうが観察しやすい)2。腫脹の位置が腱を指す——の近位と部なら、の高さから遠位なら2。抵抗下での疼痛と圧痛は一般的だが、でも生じるので決め手にはならない。

⭐ はX線で使える。 人口の約20%で骨化しており、の足部X線での高さに写る。生理的にはこの関節より近位には現れないので、近位へ移動していればより遠位のを示す2。

⚠️ には magic angle 効果の罠がある。 腱がベクトルと55°で交わると、偽のと信号上昇が現れる。で腱が向きを変える部位に垂直なを含め、20°で撮ると内で腱が離れてこの効果が減り、精度が上がる2。は、30例60腱で手術所見と比較して感度100%・特異度85%・正確度90%であった2。⚠️ 画像で偶発的に見つかった無症状のは治療しない。2

治療

多くの患者で、4〜8週の・ブーツによる固定、、、という保存治療が第一段階として妥当である2。

手術では⭐ 残っている腱の断面積が50%あるかどうかで方針が分かれる(Krause–Brodsky)2。

術中所見 方針
断面積の50%未満(grade 1) と縫合による修復
断面積の50%超(grade 2) 罹患部を切除し、への
一方が・他方は機能 近位での
両、または瘢痕で健常腱の可動域が制限 または

20例では、と修復を受けた82%が留保なく満足したのに対しでは66%であったが、両群の全体の満足率はいずれも90%を超え、術後のAOFAS ankle-hindfoot score は平均85であった2。⚠️ 修復のときにSPRの容積と緊張を再建し、腱が圧迫されずもしない状態に戻すことが不可欠である2——ここを省くと、がを再生産する。

鑑別

受傷という共通の背景をもつため、⚠️ これらはしばしば併存する2。

鑑別 分ける手掛かり
機転。主がの前方()1
giving way の反復。ではなく性の弛緩が前面に出る
がの後方ではなく足根洞の外側開口部
深部の・引っかかり。関節内の症状で、腱のは伴わない
・の 外側痛の鑑別に含まれる2

まとめ

  • は全外傷の0.3〜0.5%とまれで、外側とされやすい。がの後方であること、軽度での+腓骨筋の強収縮という機転がと違うことが手掛かりになる。
  • 腱を押さえているのは(SPR)と(FCR)で、これが壊れて表面に pseudo-pouch ができるとになる。Eckert–Oden分類の1型が51%と最多。
  • 診断は超音波が中心で、内注入後に pseudo-pouch が見えれば確定する。単純X線は3型の剥離骨片以外は正常なことが多い。
  • 保存治療はで、より明らかに再が少ない(3週以上で60%再に対し、6週以上で17%)。ただし後者の分母は6例で、はIVである。
  • 手術は SPR再付着が主体で、と同等以上の成績をより少ない合併症で得る。の併用でスポーツ復帰が高まる。rerouting法は非解剖学的で用いられなくなった。
  • はのが最多で、の方向転換部かつ低血流域に生じる。では〜で、の近位移動がX線の手掛かりになる。
  • の手術は残存腱の断面積50%を境に、縫合による修復かへのかが分かれる。両なら・。修復時にSPRの緊張を戻さなければ再発する。

出典

  1. 1.Recurrent peroneal tendon dislocation-the current concept of management(Annals of Joint・2024)腓骨筋腱脱臼が全足関節外傷の0.3〜0.5%を占めるまれな外傷であること、軽度外反位での背屈に続く腓骨筋の強い収縮で生じスキー・アイスダンス・サッカー・バスケットボール・ラグビー・体操などで起こること、急性期は外果周囲の腫脹・疼痛・圧痛を呈するため外側足関節捻挫と誤診されやすくそれが反復性脱臼へ進む一因となること、外果後方で長腓骨筋腱と短腓骨筋腱が同一腱鞘内を走り線維軟骨隆起(FCR)と上腓骨筋支帯(SPR)が脱臼を防いでいること、短腓骨筋腱が腓骨側の凹みに収まり長腓骨筋腱が背側(浅層)を通るため長腓骨筋腱が脱臼しやすいこと、腓骨から剥離したSPRとFCRが良好な位置で治癒しないと腓骨表面に「pseudo-pouch」という空隙を作り反復性脱臼に至ること、Saupeらが後果溝の形状を凹型28%・平坦型43%・凸型18%・不整型11%に分類したこと、素因として腱鞘内の軟部組織の過密(第4腓骨筋・第5腓骨筋などの副腓骨筋、短腓骨筋の低位筋腹)が挙げられること、EckertらがFCRとSPRの損傷様式で3型に分類しOdenがSPR断裂によるtype 4を追加したこと、type 1が51%・type 2が33%・type 3が13%でtype 4の頻度は不明であること、捻挫の主圧痛点が外果の前方であるのに対し腓骨筋腱脱臼では外果の後方であること、単純X線・CTで異常を認めないことが多くtype 3の腓骨前面の剥離骨折のみが描出されうること、超音波が腱の動態をリアルタイムに観察でき腱鞘内へ生理食塩水や局所麻酔薬を注入してpseudo-pouchの有無を確認できること、Bakkerらの系統的レビューが膝下ギプス4〜6週で62〜83%に再脱臼を防いだと報告し3週間のテーピングでは成功率が40%にとどまったと引用していること、手術が骨切り術・軟部組織手術・溝深化術の3群に大別されること、Kellyが遠位腓骨の部分層骨切りを後方へ回転させる方法を最初に記載したこと、骨切り術は固定性に優れる一方で骨折・遷延癒合/偽関節・術後の腱刺激・腱の骨への癒着といった欠点をもつこと、rerouting法が非解剖学的で踵腓靱帯などの正常組織を侵襲するため現在では用いられなくなっていること、SPRが温存されていることが多いため軟部組織手術の主体は解剖学的なSPR再付着であること、TomiharaらがSPR再付着は骨切り術と同等かやや良好な臨床成績をより少ない合併症で得てスポーツ復帰率が高く復帰までの期間が有意に短かったと報告したこと、SPR修復に後果溝深化術を併用するとSPR修復単独より有意に高いスポーツ復帰が得られるという系統的レビューがあること、腱鞘内亜脱臼がSPRは無傷のまま長腓骨筋腱と短腓骨筋腱の位置関係が入れ替わる特殊型であること、Raikinらが後果溝での腓骨筋腱の弾発57例のうち14例(25%)が腱鞘内亜脱臼であったと報告しtype A(短腓骨筋腱は無傷でその周りを長腓骨筋腱が亜脱臼する)とtype B(短腓骨筋腱の縦断裂を通って長腓骨筋腱が亜脱臼する)に分類したこと、腱鞘内亜脱臼は無症状のことが多く治療を要さないが有症状で保存治療に抵抗する場合に手術適応となること、type Bでは断裂部の縫合または変性部分切除後の残存腱のtubularizationを行うことを、Introduction・PTD Etiology・Classification・Diagnosis・Conservative treatment・Operative treatment・Intrasheath subluxation の各節で確認した。閲覧 2026-09-03
  2. 2.Diagnosis and Operative Treatment of Peroneal Tendon Tears(Foot & Ankle Orthopaedics・2020)外側足関節痛の鑑別に足関節捻挫・外側靱帯不安定症・腓骨下インピンジメント・距骨外側突起や踵骨前方突起の不顕性骨折・距骨滑車外側の骨軟骨損傷・腓骨筋腱炎/亜脱臼・腓骨筋腱断裂が含まれ内反による受傷を共通の背景として併存しうること、腓骨筋腱障害の40例の調査で初診時に診断されたのは60%にとどまったこと、腓骨筋腱断裂の多くが慢性であること、断裂が腓骨尖部や骨性隆起など圧が加わる部位に生じ機械的成因が示唆されること、これらの機械的ストレスの部位が同時に低血流域でもあること、短腓骨筋腱の最多の断裂形態が腓骨尖部を中心とする縦断裂であり同部位で腱が急に方向を変えることと長腓骨筋腱と腓骨の間で圧迫されることが機械的ストレスを増すこと、上腓骨筋支帯が内反損傷後に伸展・菲薄化し腓骨外側面から離開して腱鞘内亜脱臼や明らかな亜脱臼を生じうること、この菲薄化が腱内線維化・短腓骨筋の低位筋腹・第4腓骨筋による過密からも生じうること、長腓骨筋腱の断裂は短腓骨筋腱より頻度が低く踵骨の腓骨筋滑車と立方骨管の間に最も多いこと、長腓骨筋腱にしばしば埋め込まれた腓骨種子骨(os peroneum)が立方骨管の位置で力学的支点として働きその骨折・骨棘・変性肥大がPOPS(有痛性腓骨種子骨症候群)として長腓骨筋腱病変の原因となること、人口の約20%で腓骨種子骨が骨化して内旋斜位足部X線の踵立方関節の高さに描出され生理的には踵立方関節より近位には現れないこと、腓骨種子骨が踵立方関節より近位へ移動していれば腓骨種子骨より遠位の長腓骨筋腱断裂を示すこと、断裂例の90%で腱の腫大を認め短腓骨筋腱断裂のほうが観察しやすいこと、外果の近位と外果部の腫脹は通常短腓骨筋腱断裂を示し腓骨筋滑車の高さと遠位の腫脹は長腓骨筋腱断裂を示唆しうること、抵抗下外がえしでの疼痛と圧痛が一般的だが腱炎でも生じうること、MRIでは腱が主磁場ベクトルと55°で交わるときに偽の不均一性と信号上昇を生じるmagic angle効果に注意し外果で腱が方向を変える部位に垂直な傍矢状斜位断を含めること、20°底屈位での撮像が腱鞘内で腱を離し magic angle効果を減らして精度を上げうること、画像で偶発的に見つかった無症状の断裂は治療を要さないこと、30例60腱で動的超音波と手術所見を比較した研究で断裂予測の感度100%・特異度85%・正確度90%であったこと、多くの患者で4〜8週の装具・ブーツによる固定、活動調整、理学療法、装具、抗炎症薬といった保存治療が第一段階として妥当であること、KrauseとBrodskyが術中に観察した腱断面積の50%を閾値としてgrade 1(50%未満)にはデブリドマンとtubularizationによる修復を、grade 2(50%超)には罹患部の切除と長腓骨筋腱への腱固定術を推奨したこと、RedfernとMyersonがこのアルゴリズムを長腓骨筋腱断裂と両腱断裂へ拡張し一方が完全断裂で他方が機能していれば断裂近位での腱固定術を、瘢痕化で健常腱の可動域が制限されている場合や両腱が断裂している場合には腱移植または腱移行を推奨したこと、KrauseとBrodskyの短腓骨筋腱断裂20例でデブリドマンと修復を受けた82%が留保なく満足したのに対し腱固定術では66%であったが両群の全体の満足率はいずれも90%超であり術後AOFAS ankle-hindfoot scoreの平均が85であったこと、修復時には上腓骨筋支帯の容積と緊張を再建して腱が圧迫されず亜脱臼もしない状態にすることが不可欠であることを、Introduction・Pathophysiology・Diagnosis・Treatment の各節で確認した。閲覧 2026-09-03
  3. 3.Non-operative treatment of peroneal tendon dislocations: A systematic review(Journal of Orthopaedics・2020)腓骨筋腱脱臼の保存治療6研究の系統的レビューで、再脱臼率がテーピング3週以上で30例中18例(60%)、ギプス4週以上で13例中5例(32%)、ギプス6週以上で6例中1例(17%)であり、ストラッピングまたはテーピングでは疼痛と不安定感の頻度が高く元の活動への復帰率が低かったこと、6週以上の免荷ギプスが6例中5例で奏功し手術の代替となりうると結論していること、エビデンスレベルがIV(レベルIV研究の系統的レビュー)であること(抄録のみを閲覧しており全文は未取得)。閲覧 2026-09-03