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Drug Atlas · C14 Antibiotics / 抗菌薬 · 必修

オフロキサシン

ofloxacin

分類
Antibiotics / 抗菌薬
商品名(日本)
タリビッド
商品名(EU)
Tarivid
科目
Pharmacology
トピック
C14: Quinolones and fluoroquinolones
禁忌疾患
重症筋無力症大動脈瘤大動脈解離
標的微生物
Pseudomonas aeruginosaStaphylococcus aureusEscherichia coli
副作用
下痢悪心
対象疾患
外耳炎
原因となる疾患
大動脈解離大動脈瘤

🧠 全体像(不活性)と(活性本体)が半分ずつ混じったのフルオロキノロンで、だけを取り出して製剤化したのがである。全身投与では「効かないを余分に投与している」という非効率さがあるため主役をに譲ったが、点耳薬・点眼薬としてのでは今も現役——全身性副作用(・QT延長など)を避けながら局所で高濃度を得られるというならではの利点があるためである。

レボフロキサシンとの違い

項目
化学構造 (活性本体)のみ
力価 そのものなので効率的 同じ用量ならの量は半分(は実質不活性)
主な使われ方 全身投与(呼吸器・尿路感染など) 点耳薬・点眼薬としてのが中心。全身投与は限定的
全身性副作用 フルオロキノロン共通の副作用がそのまま当てはまる では全身性副作用のリスクが小さい

の効く半分だけを取り出した薬」と覚える。 全身投与での・効率はに軍配が上がるため、の現在の主戦場は・中耳炎の点耳薬炎の点眼薬という局所領域になっている。

適応・用法

点耳薬Pseudomonas aeruginosaStaphylococcus aureusによるものを含む)、を伴う中耳炎。点眼薬。全身投与(経口・静注)は尿路感染(Escherichia coliなど)や性感染症に用いられることがあるが、現在はに置き換えられている地域が多い。実際の用法・用量は剤形・適応で大きく異なるため、施設のプロトコル・添付文書で確認する。

禁忌・注意・副作用

  • 禁忌重症筋無力症(症状悪化・呼吸不全リスク、のFDAの。全身投与時)
  • ⚠️ 全身投与では、末梢神経障害、中枢神経系作用というフルオロキノロン共通の重大副作用がそのまま当てはまる
  • 点耳薬・点眼薬では全身性副作用のリスクは小さいが、がある場合の点耳や、長期漫然投与での局所刺激・過敏症には注意する
  • 副作用は全身投与時は悪心下痢などの消化器症状が高頻度。では刺激感・(点耳時に口腔内へ流れ込むことによる)が主

まとめ

  • の活性本体()と不活性なからなるのフルオロキノロン。
  • 全身投与での主役はに譲り、現在は点耳薬・点眼薬としてのが中心
  • では全身性副作用(・QT延長など)のリスクを避けながら局所で高濃度を得られる。
  • 全身投与時はと同様、重症筋無力症が禁忌でフルオロキノロン共通のが当てはまる。