Pharmacology

Pharmacology · Core45

抗菌薬選択の考慮事項:妊娠・小児

Core45: Antibiotic selection considerations - pregnancy, childhood

応用トピック
クロラムフェニコール・ポリミキシン・葉酸拮抗薬テトラサイクリン系・グリシルサイクリン系アミノグリコシド系キノロン系・フルオロキノロン系

🤰 要点:妊娠中と小児では、抗菌薬選択は感染リスクと胎児/のバランスで決める。安全性が確立した古い薬、 を優先し、高リスクは避ける。

妊娠中の原則

  • 抗菌薬は妊娠中にもよく使われ、特に以下で多い。
    • 尿路感染症
    • 性感染症。
  • 未治療感染症は胎児に害を及ぼしうるが、抗菌薬もを起こしうる。
  • 妊娠はPKを変化させる。
    • 血液/増加。
    • 増加。
  • 推奨:
    • 明確な適応がある場合のみ抗菌薬を使う。
    • 可能なら 第1三半期 は避ける。
    • 安全性が証明された古い薬を優先する。
    • 可能ならを用いる。
    • を用いる。
    • 相互作用リスクのためOTC薬は避ける。

妊娠中の抗菌薬リスク

カテゴリー 意味 抗菌薬例
A 十分なヒト研究でリスクなし 該当記載なし
B 動物リスクなし。明確に必要な場合のみ使用 βラクタム系、以外のマクロライド系、バンコマイシンクリンダマイシンメトロニダゾール
C リスクは否定できない。がリスクを上回ることがある 、バンコマイシン以外の
D ヒト胎児リスクあり。避けるべき テトラサイクリン系、
X 禁忌 該当記載なし

小児での考慮点

  • 小児は成人とPK/PDが異なる。
  • 重要なPK差:
    • 新生児はが高い → アミノグリコシド系のVdが増加。
    • が長引く → 新生児で
    • 乳幼児期の腎機能低下 → アミノグリコシド系の腎
  • 避ける/制限する:
    • リスク。、代替なしの耐性病原体、または経口選択肢が必要で代替がIVのみの場合に限る。
    • テトラサイクリン系:歯の/など、がリスクを上回る場合のみ。

覚え方

  • 妊娠:実際の感染症は治療し、不要な曝露は避ける
  • βラクタム系は一般により安全
  • テトラサイクリン系/ = 妊娠中は避ける
  • 小児:とテトラサイクリン系は特別な注意が必要