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Drug Atlas · A21 Antiepileptics / 抗てんかん薬 · 必修

クロナゼパム

clonazepam

分類
Antiepileptics / 抗てんかん薬Anxiolytics & sedatives / 抗不安薬・鎮静薬
商品名(日本)
リボトリールランドセン
商品名(EU)
Rivotril
科目
Pharmacology
トピック
A21: Antiepileptics. Adjuvant analgesicsA16: Benzodiazepines
禁忌疾患
重症筋無力症
副作用
傾眠めまい
解毒薬
フルマゼニル

🧠 全体像はベンゾジアゼピンの中で長時間作用型かつ抗けいれん作用に重きを置いた薬であり、という「短時間の」から、さらにパニック障害まで守備範囲が広い。ベンゾジアゼピン共通の機序(GABA-A受容体のCl⁻チャネルを上げる)を持つが、の長さが「持続的な」という他のBZDにはない使い方を可能にしている。

薬効群の中での位置づけ

薬剤 主な適応 特徴
長時間 ・重積・パニック障害 抗けいれん寄りの
長時間 不安・ 万能選手・あり
短時間 (IM/鼻腔)・ 前の重積治療で使いやすい

の第一選択は(静注)・(筋注/鼻腔)が中心で、は急性期の第一選択というより、の長期管理やパニック障害の治療で使われることが多い。

機序

すべてのベンゾジアゼピンと同じく、GABA-A受容体のBZD結合部位に作用してCl⁻チャネルのを上げ、GABAの抑制効果を増強する(などを延ばす点でが異なる)。があるため単独では過量でも致死的な呼吸抑制に至りにくいが、他の(オピオイド・アルコールなど)との併用ではに危険性が高まる。

薬物動態

経口吸収は良好。を受け、に分類される。長期使用で耐性・依存が形成されうる。

適応

領域 使いどころ
てんかん
精神科 パニック障害

用法・用量

長期使用では耐性形成に伴う効果減弱、のリスクがあるため、中止時は緩徐に減量する。実際の用量は適応・年齢・体重・肝腎機能で変わるため、施設のプロトコル・添付文書で確認する。

禁忌・注意

  • 禁忌重症筋無力症(筋弛緩・呼吸抑制作用により症状増悪)
  • 他の(オピオイド・アルコールなど)との併用で呼吸抑制リスクがに高まる
  • 長期使用後の急な中止は(不安増強・不眠・けいれん)を招きうるため緩徐に減量する
  • 過量・鎮静の遷延時はで拮抗できるが、BZD依存例では痙攣誘発のリスクがある

副作用

頻度 内容
高頻度 傾眠めまい
注意 への影響、長期使用での耐性・依存
重篤・まれ 呼吸抑制(特に併用薬がある場合)、

まとめ

  • ベンゾジアゼピン共通の機序(GABA-A受容体のCl⁻チャネル↑)を持つ長時間作用型。
  • ・パニック障害と守備範囲が広い。
  • 重症筋無力症では禁忌。他のとの併用で呼吸抑制リスクが増す。
  • 長期使用で耐性・依存が形成されうるため、中止は緩徐な減量で行う。
  • 過量時はで拮抗できるが、依存例では痙攣誘発に注意する。