外科学

外科学 · B/09

消化性潰瘍の外科的側面

Surgical aspects of peptic ulcer disease

前提:病態
胃炎消化性潰瘍
前提:正常
胃液分泌とその調節
スコア
Forrest分類

ポッドキャスト

🧠 消化性潰瘍は「防御機構の破綻」と「の過剰」のどちらか、または両方で発症する。 主因はH. pylori感染と使用。現在の治療主体は内科・で、外科は主として出血・穿孔・などの合併症や非治療不成功例で行う。1

1. 定義

用語 定義
消化性潰瘍 胃または十二指腸で、直径0.5cm以上、深さはに達するもの(びらんより深く、を越えてに及ぶ)
の消化性潰瘍。典型的にはの-前庭部移行部に発生
十二指腸粘膜の消化性潰瘍。通常はのまたは後壁に発生

💡 びらんと潰瘍の違いは深さ。 びらんはにとどまるより浅い損傷、潰瘍はを越えてまで達する損傷——この深さの違いが定義上の。

  • 男性に多く、多くは20〜50歳。
  • 一般人口におけるは5〜10%程度、年間発症率は0.1〜0.3%とされる。1(授業資料は「成人人口の5〜15%に発症する」という幅で示している)

2. 病因

flowchart TD
  A["消化性潰瘍の2大病因"]
  A --> B["H. pylori感染"]
  A --> C["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='nonsteroidal anti-inflammatory drugs'>NSAIDs</span>の慢性使用"]
  B --> B1["ウレアーゼ分泌 → 尿素をNH3に変換<br>→ 酸性環境の<span class='jp-term jp-term-diagram' title='alkalinization'>アルカリ化</span> → 胃内での生存"]
  B1 --> B2["上皮細胞への定着・付着 → <span class='jp-term jp-term-diagram' title='cytotoxin'>細胞毒</span>素放出<br>→ <span class='jp-term jp-term-diagram' title='mucosal barrier'>粘膜バリア</span>破壊・下層細胞傷害"]
  C --> C1["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='cyclooxygenase-1'>COX-1</span>・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='cyclooxygenase-2'>COX-2</span>阻害 → プロスタグランジン産生低下<br>→ <span class='jp-term jp-term-diagram' title='gastric mucosa'>胃粘膜</span>のびらん"]
  • H. pylori感染: ウレアーゼを分泌し尿素をNH₃に変換 → 酸性環境を → 胃内腔での生存を可能にする。上皮細胞へ定着・付着 → 素放出 → の破壊と下層細胞の傷害。
  • の使用: 阻害 → プロスタグランジン産生低下 → 障害 → びらん・。1
  • その他: ストレス、食事(香辛料)、薬物使用、(、HCO₃⁻、プロスタグランジン)の低下、感染症、()、遺伝的要因。

病態生理

  • 防御機構は胃液による胃上皮細胞の・びらんを防いでいる。
  • は「防御機構の破綻」と/または「酸・の過剰分泌」で生じる。
細胞 分泌物
HCl、
防御性粘液
主細胞
などの

💡 潰瘍の深さを語るには、胃壁の層構造を先に押さえる。 内腔側から粘膜(表層上皮 → → → )→ → (内斜走筋・中輪走筋・外の3層)→ 漿膜と並ぶ。・主細胞・・はいずれもの胃腺の中に並んでいる。びらんはより浅く、潰瘍はそれを越えてへ及ぶ——B/10の胃癌のも同じ層で区切られるので、ここで一度覚えておくと後が楽になる。

3. 臨床像

  • (): 食後・飲水後の
  • 悪心、嘔吐、消化管逆流、

潰瘍の合併症

合併症 所見
出血 、
穿孔 、の消失
瘻孔
反復する嘔吐・・体重減少。成人のの原因としては悪性腫瘍が最も多いが、良性の原因のなかでは消化性潰瘍が最多である2

⚠️ 限局性またはの腹膜炎が確認できるのは、穿孔例の3分の2程度にとどまる。 とくに・した穿孔では所見が乏しく、身体所見だけで否定できない。血液検査も非特異的で、・代謝性アシドーシス・血清上昇がしばしば伴う程度である。1

4. 診断

  • H. pylori検査: 、生検ウレアーゼ試験、H. pylori試験——感染の検出に用いる
  • 内視鏡

💡 は病因の機序をそのまま検査にしたものである。 ¹³Cまたは¹⁴Cで標識した尿素を飲ませると、菌がいればウレアーゼがこれを標識CO₂とNH₃に分解する。標識CO₂はから血中へ吸収され、肺から呼気へ出てくるので、呼気を集めて標識CO₂を測れば活動性の感染が分かる。病因の節で見た「ウレアーゼで尿素をNH₃に変える」という生存戦略が、そのまま診断の原理になっている。

穿孔を疑ったときの画像検査

状況 検査 推奨の強さ
穿孔を疑う 強い推奨・低い質のエビデンス(1C)
がすぐに使えない 胸部・を初期の定型検査として撮る 強い推奨・低い質のエビデンス(1C)
画像で遊離ガスが見えないが疑いが続く 経口またはからを追加して撮り直す 弱い推奨・非常に低い質のエビデンス(2D)

出典はいずれも世界緊急外科学会()の2020年ガイドラインである。1

5. 治療

内科的治療

⚠️ 除菌レジメンを「世界共通の1つ」として覚えない。 除菌の成否は集団の率に強く依存するため、も「レジメンの選択はその地域の耐性菌の頻度の知識に基づいて行うべきである」と述べるにとどめ、標準(アモキシシリン++)を一次治療として推奨するのは率が低い地域に限っている1。国・地域ごとの一次除菌レジメンの違いはH. pyloriのノートにまとめてある。

⭐ 出血性潰瘍では全例にH. pylori検査を行う(強い推奨・低い質のエビデンス、1C)。陽性なら再出血を防ぐ目的で除菌が推奨され(1C)、出血例ではの静注を72〜96時間行ったあとにを開始し14日間続けることが推奨される(1C)。1

💡 B/05で述べたGERDのと同様、消化性潰瘍でもH. pyloriが共通の主要因子——「酸が絡む病態ではまずH. pyloriを疑う」という思考回路をここでも適用できる。

外科的治療

手術適応:

  • 内科・内視鏡・(画像下治療)で制御困難な難治例
  • 悪性腫瘍の疑い
  • 出血:まずを行い、制御不能例や再出血例でまたは手術を考慮する。手術になった場合の術式は潰瘍の(出血血管の)または切除である1
  • 穿孔:小さな穿孔は単純閉鎖(縫合)を基本とし、2 cmを超える穿孔では部位に応じて切除を含む術式を選ぶ1
  • :まず内視鏡的とH. pylori除菌を行い、無効例で幽門形成術や(バイパス)などのを考慮する2

出血性潰瘍——内視鏡所見が次の一手を決める

内視鏡は診断と治療を兼ねる。は・修正Forrest分類・臨床判断の3つでリスクを層別化し、最近の出血の痕跡に従って方針を決めることを推奨する(強い推奨・低い質のエビデンス、1C)。1

内視鏡所見(Forrest分類) 内容 の方針
Ia 出血 を推奨(1C)
Ib 出血 を推奨(1C)
IIa (出血していない) を推奨(1C)
IIb の付着 機械的に剥がすのではなく、愛護的な洗浄・フラッシュを試みる

💡 「活動性出血のほうが再出血しやすい」とは限らない。 は、再出血リスクの予測という点では血流の評価のほうがForrest分類より優れており、Forrest Ib()はIIa・IIbより再出血リスクが低いと明記している。技術があればDoppler probeを用いたを考慮してよい(弱い推奨・非常に低い質のエビデンス、2D)。1

止血法は2種類を併用する(弱い推奨・中等度の質のエビデンス、2B)。エスカレーションの順序は次のとおりである。1

flowchart TD
  A["出血性潰瘍:蘇生と<span class='jp-term jp-term-diagram' title='risk stratification'>リスク層別化</span>"] --> B["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='endoscopic hemostasis'>内視鏡的止血</span><br>(Forrest Ia・Ib・IIa)"]
  B --> C{"止血できたか"}
  C -->|"できた"| D["高用量<span class='jp-term jp-term-diagram' title='proton pump inhibitor'>PPI</span>の持続静注を72時間<br>→ 内服<span class='jp-term jp-term-diagram' title='proton pump inhibitor'>PPI</span>を6〜8週間"]
  C -->|"再出血"| E["2回目の<span class='jp-term jp-term-diagram' title='endoscopic hemostasis'>内視鏡的止血</span>"]
  E --> F{"<span class='jp-term jp-term-diagram' title='hemodynamics'>循環動態</span>"}
  F -->|"安定"| G["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='transcatheter arterial embolization'>経カテーテル動脈塞栓術</span><br>(技術と設備がある施設で/2D)"]
  F -->|"不安定で内視鏡・塞栓に不応"| H["直ちに手術"]
  G --> I{"止血できたか"}
  I -->|"できない"| H
  H --> J["開腹手術を提案(2D)<br>術中内視鏡で出血点を同定(2D)"]

⚠️ からの出血で手術になったら、切除するか、少なくとも生検する。 腫瘍の可能性があるためで、は即時またはな生検を推奨している(2C)。術式は潰瘍の部位・広がりと出血血管の性状で選ぶ(2C)。持続出血で手術を要するは、後壁の大きな病変でからの出血であることが多い。1

薬物療法の位置づけ: 内視鏡前からをできるだけ早く開始し(2B)、内視鏡前の投与も提案される(2B)。が成功したら高用量を最初の72時間持続静注し(2B)、その後6〜8週間のでを図る。長期のはを継続する患者を除き推奨されない(強い推奨・中等度の質のエビデンス、1B)。⚠️ 活動性出血のある患者で、は緊急内視鏡の代わりにならない。1

穿孔性潰瘍——アプローチと術式

判断 の推奨 推奨の強さ
非手術管理(NOM) ルーチンには行わない。検査で穿孔のが確認できた、きわめて選択された例にのみ考慮しうる 弱い推奨・低い質のエビデンス(2C)
手術のタイミング できるだけ早く。とくに受診が遅れた例と70歳を超える患者で 強い推奨・中等度の質のエビデンス(1B)
安定例のアプローチ 腹腔鏡アプローチを提案。技術・器材が整わない場合は開腹 弱い推奨・中等度の質のエビデンス(2B)
不安定例のアプローチ 開腹手術 強い推奨・非常に低い質のエビデンス(1D)
2 cmを超える穿孔 部位に応じて個別化する。悪性が疑われる大きなでは術中を併用した切除を、大きなでは切除または修復±幽門排除・外胆汁ドレナージを検討する。十二指腸瘻は極限的な状況に限る 弱い推奨・非常に低い質のエビデンス(2D)

💡 被覆はルーチンの手技ではない。 複数の研究で閉鎖と成績が変わらず、手術時間が延び高度な腹腔鏡技術を要するため、はルーチンの適用を提案していない。縁が脆く縫合糸が切れ込みそうな大きな潰瘍など、選択された症例での選択肢と位置づけられる。1

⚠️ 大きなの穿孔では必ず悪性を疑う。 胃癌が自然穿孔するのは胃癌患者の約1%とまれだが、胃穿孔全体の10〜16%は胃癌が原因と報告されている。1

胃出口閉塞

潰瘍によるでは、内視鏡的にH. pylori除菌を必ず組み合わせる。拡張はを用いて径を段階的に上げ、15 mmを目標とする。合併症はまれだが、15 mmを超える径のバルーンで穿孔が増える。2

:

  • 迷走神経の前/後迷走神経幹を外科的に切離(幹、truncal vagotomy)→ を減少させる
  • とH. pylori除菌の普及により、現在の適応は限定的3
  • 合併症:、後下痢、

: からの分泌源を除去する切除術であり、Billroth IまたはIIは切除後の再建法である。4

部分胃切除術

flowchart TD
  A["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='partial gastrectomy'>部分胃切除</span>術(Billroth法)"]
  A --> B["Billroth I<br><span class='jp-term jp-term-diagram' title='antrectomy'>幽門洞切除</span>+<span class='jp-term jp-term-diagram' title='gastroduodenostomy'>胃十二指腸吻合</span>"]
  A --> C["Billroth II<br><span class='jp-term jp-term-diagram' title='partial gastrectomy'>部分胃切除</span>+<span class='jp-term jp-term-diagram' title='gastrojejunostomy'>胃空腸吻合</span>"]
  B --> B1["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='gastric antrum'>胃前庭部</span>・幽門を切除"]
  B1 --> B2["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='duodenal C-loop'>十二指腸C字部</span>を周囲組織から<span class='jp-term jp-term-diagram' title='mobilization (surgical)'>授動</span>し<br>緊張のない<span class='jp-term jp-term-diagram' title='gastroduodenostomy'>胃十二指腸吻合</span>を可能にする"]
  B2 --> B3["十二指腸断端と胃断端を吻合"]
  C --> C1["胃を第1空腸ループへ<span class='jp-term jp-term-diagram' title='side-to-end anastomosis'>側端吻合</span><br>(<span class='jp-term jp-term-diagram' title='transverse mesocolon'>横行結腸間膜</span>を通す)"]
  C --> C2["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='afferent loop'>輸入脚</span>・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='efferent loop'>輸出脚</span>間の<span class='jp-term jp-term-diagram' title='side-to-side anastomosis'>側側吻合</span><br>→ 胆汁・十二指腸分泌液の<span class='jp-term jp-term-diagram' title='gastric mucosa'>胃粘膜</span>流入を防ぐ"]
術式 内容
Billroth I(+) ①・幽門を切除 ②をし緊張のない吻合を可能にする ③十二指腸断端と胃断端を吻合
Billroth II(+) 本体は残胃と第1空腸ループの(を通す)である4。授業資料はこれに加えて、・の間のによって胆汁・十二指腸分泌液がへ流入するのを防ぐ、と説明している

⚠️ ・のはBillroth IIの定義そのものではない。 Billroth IIは「+」までが本体で、この腸管どうしの吻合(Braun吻合)は胆汁逆流を減らす目的で必要に応じて加える手技である。試験で「Billroth IIの再建は何か」と問われたら答えはであり、は追加手技として区別して覚える。

⭐ Billroth IとIIの違いは再建方式——I は胃と十二指腸を直接つなぐ(生理的な通過路を保つ)、IIは十二指腸を迂回して胃と空腸をつなぐ(胆汁逆流のリスクが残るため・吻合で対処する)。 自体は両術式に共通し、分泌源を絶つことでを抑える点が本質。

まとめ

  • 消化性潰瘍は直径0.5cm以上・に達する粘膜欠損で、はの-前庭部移行部、はに好発する。
  • 2大病因はH. pylori感染(ウレアーゼによる酸環境の中和+素による破壊)と使用(阻害によるプロスタグランジン低下)。1
  • 合併症(出血・穿孔・瘻孔・)が手術適応の中心。
  • 内科的治療は・細胞保護薬・H. pyloriが柱。除菌レジメンは地域の率で変わるので、単一の「世界標準レジメン」として覚えない。1
  • 出血性潰瘍はで方針が決まる。Ia・Ib・IIaには、IIbはの愛護的洗浄。止血法は2種類を併用し、成功後は高用量を72時間持続静注してから6〜8週間の内服につなぐ。再出血→2回目の内視鏡→(安定なら)術→手術、という順序で上げていく。1
  • 穿孔は速やかな手術が原則で、安定例は腹腔鏡・不安定例は開腹。小穿孔は単純閉鎖(被覆はルーチンではない)、2 cm超は部位別に個別化し、大きなでは悪性を疑う。1
  • は合併症や非治療不成功例に限られ、の現代的適応は限定的である。胃切除時の再建にはBillroth IまたはIIなどを用いる。134

食道に続く上部消化管腫瘍として、B/10: では同じを舞台にした腫瘍性病変を扱う。

出典

  1. 1.Perforated and bleeding peptic ulcer: WSES guidelines(World Society of Emergency Surgery・2020)全文(PMC6947898)を取得して確認した。生涯有病率5〜10%・年間発症率0.1〜0.3%。限局性または汎発性の腹膜炎は穿孔例の3分の2でしか認めないこと。穿孔疑いでCT(1C)、CTがすぐ使えなければ胸腹部単純X線(1C)、遊離ガスが見えず疑いが続けば水溶性造影剤を追加(2D)。非手術管理はルーチンに行わず造影で閉鎖が確認された選択例のみ(2C)、手術はできるだけ早く特に受診遅延例と70歳超で(1B)、安定例は腹腔鏡(2B)・不安定例は開腹(1D)、2 cm超の穿孔は部位別に個別化し悪性が疑われる大きな胃潰瘍は術中迅速病理を伴う切除・十二指腸瘻造設は極限状況のみ(2D)、大網被覆はルーチンには提案しない。胃癌の自然穿孔は胃癌の約1%だが胃穿孔全体の10〜16%は胃癌が原因。出血では最近の出血の痕跡に従って方針を決め(1C)、Forrest 1a・1b・2aに内視鏡的止血(1C)、2bは愛護的洗浄、2種類の止血法を併用(2B)、Forrest 1bは2a・2bより再出血リスクが低いこと。安定例で内視鏡的止血が2回失敗すれば動脈塞栓術(2D)、内視鏡・塞栓に不応の不安定例は直ちに手術、難治例には開腹(2D)と術中内視鏡(2D)、術式は潰瘍の部位・広がりと出血血管の性状で選び即時または待機的生検を推奨(2C)。内視鏡前からPPIを開始(2B)、止血成功後は高用量PPIを72時間持続静注(2B)、以後6〜8週間のPPI・長期PPIはNSAIDs継続例を除き推奨しない(1B)。出血性潰瘍の全例でH. pylori検査(1C)、陽性例は再出血予防のため除菌(1C)、標準三剤療法が一次治療として推奨されるのはクラリスロマイシン耐性率が低い場合(1B)、PPI静注72〜96時間後に開始し14日間(1C)。レジメンの選択は地域の耐性株の頻度に基づくべきと明記している。閲覧 2026-09-21
  2. 2.Endoscopic balloon dilation for benign gastric outlet obstruction in adults(World Journal of Gastrointestinal Endoscopy・2010)抄録で確認した(全文はEurope PMCで非公開)。成人の胃出口閉塞では悪性腫瘍が最多の原因だが良性の原因としては消化性潰瘍が最多であること、良性胃出口閉塞の管理が原因の確定・起因因子(H. pylori、NSAIDs等)の除去・確定的治療から成ること、内視鏡的バルーン拡張が選択された患者群で外科治療の有効な代替となり潰瘍によるものではH. pylori除菌と必ず併用しなければならないこと、拡張はワイヤーガイド下に径を段階的に上げ15 mmを到達点とすること、合併症はまれだが穿孔は15 mmより大きいバルーンでより多く起こることを確認した。閲覧 2026-09-21
  3. 3.A relic or still relevant: the narrowing role for vagotomy in the treatment of peptic ulcer disease(American Journal of Surgery・2014)PPIとH. pylori除菌の普及により消化性潰瘍に対する迷走神経切離術の適応が限定的になったことを確認した。閲覧 2026-08-09
  4. 4.Billroth I vs. Billroth II vs. Roux-en-Y following distal gastrectomy: a meta-analysis based on 15 studies(Hepato-Gastroenterology・2011)Billroth Iは胃十二指腸吻合、Billroth IIは胃空腸吻合という胃切除後の再建法であることを確認した。閲覧 2026-08-09