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Microbe Atlas · 細菌

Moraxella catarrhalis

分類
G− 球菌 / Gram− cocciMoraxella
性状
Gram陰性 (G−)球菌 Cocci
科目
Medical Microbiology
トピック
2/8: Neisseria gonorrhoeae. Moraxella genus5/4: Bacteria causing air-borne upper respiratory tract infections (list) and their diagnostics
自然耐性薬
アンピシリンアモキシシリン
原因となる疾患
クループ・急性喉頭蓋炎・細菌性気管炎急性中耳炎・慢性中耳炎(滲出性中耳炎を含む)市中肺炎慢性副鼻腔炎
作用する薬剤
セフィキシムセフロキシム(-アキセチル)

🧠 全体像(スイスの眼科医Moraxにちなむ)はと分類上はだが、同じの形態を持つ上気道の常在菌である。M. catarrhalisはその代表種で、臨床像は中耳炎・副鼻腔炎・COPD増悪という限られた顔ぶれに集約されるが、ほぼ全株がβラクタマーゼを産生するという一点がを強く縛る——単純なアモキシシリンやアンピシリンでは初めから効かないと想定して薬を選ぶ必要がある。

微生物学的な特徴

で、培養すると白色コロニーを呈する。で、上気道・皮膚・泌尿生殖器の正常フローラの一部として定着する。

病原性の仕組み

感染経路と疫学

  • 上気道正常フローラとして定着し、気道粘膜の防御機構が破綻したときに隣接臓器(中耳・副鼻腔・気管支)へ進展する
  • 好発:小児(中耳炎・副鼻腔炎)、COPD()などの肺機能低下患者(気管支炎・増悪)

起こす疾患

診断

  • 喀痰・検体のグラム染色・培養
  • 白色コロニー、で同定する

治療と予防

⚠️ 単純なアモキシシリン・アンピシリンは初めから無効と想定する。 ほぼ全株がβラクタマーゼを産生するため、を配合していないは種として効かない。

まとめ

  • の代表種。、白色コロニー。上気道正常フローラの一部。
  • ほぼ全株がβラクタマーゼを産生し、アモキシシリン・アンピシリン単剤は種として効かない。
  • 小児の中耳炎・副鼻腔炎、COPD患者の気管支炎・増悪が主な臨床像。
  • 治療はアモキシシリン/が第一選択。