病理学

病理学 · C/11

慢性リンパ性白血病(CLL)/有毛細胞白血病

CLL, hairy cell leukemia

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High-yield / ポイント
応用トピック
非ホジキンリンパ腫慢性リンパ性白血病・小リンパ球性リンパ腫慢性リンパ性白血病
疾患
B細胞前リンパ球性白血病慢性リンパ性白血病有毛細胞白血病有毛細胞白血病バリアント脾原発赤脾髄びまん性小型B細胞リンパ腫

🧠 全体像:CLLとSLLは病変が血液にあるか(白血病性)リンパ節にあるか(リンパ腫性)だけが違う同一疾患で、BCL2によるアポトーシス阻害が緩徐な増殖の核心にある。はこの講義で並べて扱われるが、CLLの亜型ではなく別の系統の疾患である——分類第5版はCLL/SLLを「前腫瘍性・腫瘍性の増殖」ファミリーに、を脾B細胞リンパ腫・白血病ファミリーに置く。両者を並べる意味は分類上の親子関係ではなく、毛髪状突起という形態とへの際立った感受性という対比にある。

A)CLL / SLL(慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫)

概要

  • いずれも非ホジキンB細胞リンパ腫 — 部位が異なるだけの同一疾患:
    • CLL:癌細胞が血液・骨髄に(白血病性)
    • SLL:癌細胞がリンパ節・リンパ組織に(リンパ腫性)
  • 緩徐な腫瘍、ピーク発症は60歳
  • 呼び分けの基準は末梢血の数:5×10⁹/L(5,000/µL)以上が3か月以上持続すればCLL、組織病変が主体でこの基準に届かなければSLL1
  • この基準未満で無症状・血球減少やリンパ節腫脹が無いものは(MBL)と呼ばれるさらに手前の段階である1。(4,000/mm³超)を伴うCLL型MBLの185例を中央値6.7年追跡した前向きコホートでは、治療を要するCLLへの進展は年1.1%だった。⚠️ この値はのある集団の数字で、血球数が正常な人に見つかるMBL一般の進展率ではない2

発生機序

  • BCL2の → アポトーシスを阻害 → 緩徐な
  • 正常B細胞機能を抑制 → 低血症(hypogammaglobulinemia)(Ig産生低下)
  • 15%の患者で:自己免疫 → 自己の赤血球・血小板に対する自己抗体
  • 正常骨髄要素を排除 → 貧血、好中球減少、血小板減少

形態

  • 優位な細胞:暗く染まる円形核と乏しい細胞質をもつ小型リンパ球
  • より大きくのある細胞の巣 →
  • びまん性パターン — リンパ節のは保たれない
  • 腫瘍性リンパ球は脆い → 塗抹作製時に壊れる → 特徴的な
  • 骨髄・脾・肝も侵される

検査所見

💡 分類第5版(2022年)はMBL・CLL・SLLを同じ系統の病型として扱う。 形質転換の呼び方も「Richter症候群」より「」の語が推奨されている3。

: CD19、CD20、CD23+表面Ig — そしてCD5(通常はT細胞マーカー)

:

  • トリソミー12 → 講義では「予後良好」とされるが、で325例を調べた研究では生存期間中央値が114か月で正常核型(111か月)とほぼ同じ、つまり中間的な位置づけである4
  • del(13q)(単独の場合)→ 予後良好(同研究で最長の133か月)4
  • del(11q) → 予後不良(同79か月)
  • del(17p) → 予後不良(同32か月で最短)4、に抵抗性で分子標的薬を選ぶ5
  • IgH(IGHV)変異あり → 良好、変異なし → 不良——直感に反して「変異している」ほうが予後がよい。FCR治療後6年時点の無増悪割合は変異ありで82%、変異なしで47%(3.8)6

臨床像

  • 長期間無症状
  • 白血病性血液像:15,000〜150,000/µL
  • 全身性のリンパ節腫脹と肝脾腫
  • 頻度は低い:、血小板減少
  • → への突然の転換。頻度は報告により2〜10%(講義では5〜10%)で、ドイツCLL研究グループの初回治療試験に登録された進行CLL 2,975例では3%(103例、うち92%が、8%が)に生じた。⚠️ 生存期間の数値は起点が2通りあるので混同しないこと——CLL診断からの生存期間中央値は転化例71か月・非転化例167か月(2.64)、転化の診断からの生存期間中央値は9か月である7
  • 予後:多様(良好 → 経過観察、不良 → 強力な化学療法)

⚠️ 「不良例は強力な化学療法」は現在の第一選択ではない。 治療の中心はから・BCL2阻害薬()によるへ移っており、del(17p)/TP53異常例はとくにが効かないためを選ぶ58。

B)有毛細胞白血病

定義

  • 稀で緩徐な — 腫瘍性B細胞の特徴的な毛髪状の細胞質突起にちなむ
  • ⚠️ CLLの亜型ではない。 分類第5版(2022年)は本症を脾B細胞リンパ腫・白血病ファミリー(//脾原発びまん性小型B細胞リンパ腫/著明な核小体を伴う脾B細胞リンパ腫/白血病)の1病型として扱っており、CLL/SLLが属する「前腫瘍性・腫瘍性の増殖」ファミリーとは別枠である3
  • かつて「」と呼ばれた病型は、同じ第5版で著明な核小体を伴う脾B細胞リンパ腫/白血病(SBLPN)へ改称された。以外の脾小型B細胞リンパ腫は通常BRAF変異を欠き、SBLPNはより臨床的に侵襲性が高く単剤に抵抗性である(リツキシマブまたはとの併用で感受性が改善する)。古典的なと同一疾患として扱わない3
  • 💡 分類は2つが並立している。 同じ2022年に出た(ICC)は「」の名称を「分類不能の脾B細胞リンパ腫/白血病」のに残しており、SBLPNという呼び名は採っていない9。どちらの分類でも、古典的なとは別の病型である点は同じである

主な特徴

  • 多くは高齢男性に発症
  • 有毛細胞が骨髄・脾に蓄積 → 、脾腫、重篤な感染への感受性
  • ⭐ の中でもが際立つ。 これがなどの日和見感染に弱くなる一因で、CLLには無いの目印になる。⚠️ は有毛細胞を単球として数えてしまうことがあるため、が見かけ上マスクされうる10
  • 症状:、脱力、発熱、体重減少
  • ほぼ全例でBRAF V600E変異を認める。発見の研究では48例の全例に見られ、比較した他の末梢B細胞リンパ腫・白血病195例(38例を含む)には1例も無かったため、鑑別に役立つ診断的な変異とされる11
  • 骨髄では腫瘍細胞自体が産生するTGF-β1によりの増加が生じ、その程度は有毛細胞浸潤度と相関する → 骨髄が線維化・過形成のため液が引けないdry tapの一因となる12
  • 非常に予後良好 — への感受性がきわめて高い。単剤を1コース(0.1 mg/kg/日の7日間)投与した209例の長期追跡では、評価可能207例の95%が・全体の100%で、初回の中央値は98か月に達した。37%が再発したが再投与でが得られている13
  • ⚠️ ただし現在の一次治療は「単剤」ではない。 FILO(フランス語圏)の2024年推奨は、治療開始基準を満たすな未治療例に+リツキシマブの(CDAR)を推奨し、で「一次治療の」と述べている。単剤でも持続的なは得られるため、併用に耐えられない患者では今も良い選択肢として残る10。💡 集団で書き分ける——コンソーシアムの2025年合意は、75歳以上で診断される例について「単剤が一次治療として引き続き好まれる」としている(を高める減量が広く行われている)14

💡 ポイント: CLL = 緩徐なNHL、CD19+/CD20+/CD23+ +CD5+(B細胞上のT細胞マーカー)、、BCL2、(報告により2〜10%)。 = CLLとは別系統(脾B細胞リンパ腫・白血病ファミリー)、高齢男性、、脾腫、BRAF V600E、に高感受性。

まとめ

  • CLLとSLLは同一疾患で、病変部位が血液(CLL)かリンパ節(SLL)かで呼び分ける。
  • 発生機序はBCL2によるアポトーシス阻害で、緩徐なと低血症を招く。
  • はCD19、CD20、CD23陽性に加え、B細胞では通常みられないCD5陽性が特徴。
  • は単独のdel(13q)で予後良好、del(11q)・del(17p)とIgH変異なしで予後不良。トリソミー12は講義では良好とされるが、の研究では正常核型と同程度の中間群である。
  • 報告により2〜10%で(への転化)を来す。
  • は稀なB細胞腫瘍で、高齢男性に多く、・脾腫を呈する。CLLの亜型ではなく、分類第5版では脾B細胞リンパ腫・白血病ファミリーに置かれる別系統の疾患である。
  • はへの感受性が高く予後は非常に良好。単剤でも95%・初回中央値98か月が得られるが、現在の一次治療は例では+リツキシマブので、単剤は併用例・75歳以上で好まれる。

出典

  1. 1.iwCLL guidelines for diagnosis, indications for treatment, response assessment, and supportive management of CLL(International Workshop on Chronic Lymphocytic Leukemia・2018)CLLの診断には末梢血の単クローン性B細胞が5×10^9/L(5,000/µL)以上で3か月以上持続することを要し、リンパ節・脾など組織病変が主体でこの血液基準を満たさない場合をSLLと呼ぶこと、血液基準未満で症状も無い状態は単クローン性B細胞リンパ球増加症(MBL)と呼ぶことを確認した閲覧 2026-08-27
  2. 2.Monoclonal B-Cell Lymphocytosis and Chronic Lymphocytic Leukemia(New England Journal of Medicine・2008)抄録で確認した。リンパ球増多(4,000/mm3超)を呈した185例のCLL表現型MBL保有者を中央値6.7年追跡した前向きコホートで、治療を要するCLLへの進展率は年1.1%であり(対象はリンパ球増多を伴う例に限られ、血球数正常の一般人口で見つかるMBLの進展率ではない)、末梢血のCLL表現型細胞が5,000/mm3を超えるとCLLと診断されることを確認した閲覧 2026-08-27
  3. 3.The 5th edition of the World Health Organization Classification of Haematolymphoid Tumours: Lymphoid Neoplasms(World Health Organization Classification of Tumours Editorial Board・2022)Europe PMC の fullTextXML(PMC9214472)で全文を確認した。WHO分類第5版(2022年)がMBLとCLL/SLLを「前腫瘍性・腫瘍性の小リンパ球増殖」という同じファミリーの病型として残すこと、形質転換の呼称は「Richter症候群」より「Richter形質転換」を推奨すること、TP53変異解析・IGHV体細胞超変異解析・B細胞受容体ステレオタイプのサブセット解析が予後評価に必須であること。あわせて、有毛細胞白血病は上記とは別の「脾B細胞リンパ腫・白血病」ファミリーに置かれ、同ファミリーは有毛細胞白血病・著明な核小体を伴う脾B細胞リンパ腫/白血病(SBLPN)・脾原発赤脾髄びまん性小型B細胞リンパ腫(SDRPL)・脾辺縁帯リンパ腫(SMZL)の4病型からなること、SBLPNが「有毛細胞白血病バリアント」と「CD5陰性B前リンパ球性白血病」を置き換える名称であり、その理由をWHO-HAEM5自身が「この増殖はHCLとは生物学的に異なると認識されたため」と述べていることを確認した。逐語では「Other splenic small B-cell lymphomas usually lack BRAF mutations」(有毛細胞白血病以外の脾小型B細胞リンパ腫は通常BRAF変異を欠く。有毛細胞白血病自体は95%以上でBRAF p.V600E)、「SBLPN is clinically more aggressive than HCL and resistant to cladribine as single-agent treatment」であり、リツキシマブまたはベンダムスチンとの併用でクラドリビンへの感受性が改善することにも触れている閲覧 2026-09-08
  4. 4.Genomic aberrations and survival in chronic lymphocytic leukemia(New England Journal of Medicine・2000)抄録で確認した。CLL 325例の末梢血をFISHで調べた研究で、統計モデルから5群(17p欠失・11q欠失・12qトリソミー・正常核型・単独の13q欠失)を定め、生存期間中央値はそれぞれ32・79・114・111・133か月であった。トリソミー12群の生存は正常核型群とほぼ同じで、最も良いのは13q欠失単独群だった。多変量解析で予後情報を与えたのは17p欠失・11q欠失の有無、年齢、Binet病期、血清LDH、白血球数であった閲覧 2026-09-24
  5. 5.Chronic lymphocytic leukemia: 2022 update on diagnostic and therapeutic procedures(American Journal of Hematology・2021)del(17p)やTP53変異は化学免疫療法への抵抗性と分子標的薬での増悪までの期間短縮を予測し、これらの症例は化学療法ではなくベネトクラクス+オビヌツズマブやBTK阻害薬などの分子標的薬で治療すべきであることを確認した閲覧 2026-08-27
  6. 6.Relevance of the immunoglobulin VH somatic mutation status in patients with chronic lymphocytic leukemia treated with fludarabine, cyclophosphamide, and rituximab (FCR) or related chemoimmunotherapy regimens(Blood・2009)FCRまたは関連化学免疫療法を受けたCLL患者177例(追加127例で検証)で、IGHV変異ありの患者は変異なしの患者よりFCR後の寛解期間が有意に長く(6年時点の無増悪割合は変異ありで82%、変異なしで47%)、多変量解析でIGHV変異状態が寛解期間を規定する唯一の独立因子だった(ハザード比3.8)ことを確認した。すなわちIGHV「変異あり」のほうが予後良好である閲覧 2026-08-27
  7. 7.Richter transformation in chronic lymphocytic leukemia (CLL)-a pooled analysis of German CLL Study Group (GCLLSG) front line treatment trials(Leukemia・2021)ドイツCLL研究グループの初回治療試験に登録された進行CLL 2,975例の統合解析で、Richter転化の頻度は既報で2〜10%、本コホートでは3%(103例、うちびまん性大細胞型B細胞リンパ腫92%・ホジキンリンパ腫8%)であり、Richter転化診断後の生存期間中央値は9か月(転化しないCLLの診断からの生存期間中央値167か月に対し転化例は同じ起点で71か月、ハザード比2.64)であったことを確認した。生存期間の起点が「CLL診断から」と「転化の診断から」の2通りあり、9か月は後者である閲覧 2026-08-27
  8. 8.Venetoclax and Obinutuzumab in Patients with CLL and Coexisting Conditions(New England Journal of Medicine・2019)併存症を持つ未治療CLL 432例(年齢中央値72歳)の第III相CLL14試験で、固定期間のベネトクラクス+オビヌツズマブ(BCL2阻害薬を含む標的治療)はクロラムブシル+オビヌツズマブ(化学免疫療法)より無増悪生存を延長した(追跡中央値28.1か月でハザード比0.35)ことを確認した。治療の主軸が化学免疫療法から標的治療へ移ったことを示す代表的な試験である閲覧 2026-08-27
  9. 9.The International Consensus Classification of Mature Lymphoid Neoplasms: a report from the Clinical Advisory Committee(Blood / Clinical Advisory Committee・2022)PMC9479027 のHTML全文で Table 1 を確認した。ICC 2022 の成熟B細胞腫瘍の一覧は、慢性リンパ性白血病/小リンパ球性リンパ腫の下に単クローン性B細胞リンパ球増加症を置き、有毛細胞白血病を独立した病型として挙げたうえで、「分類不能の脾B細胞リンパ腫/白血病」の下位に脾原発赤脾髄びまん性小型B細胞リンパ腫と「有毛細胞白血病バリアント(Hairy cell leukemia-variant)」の名称を残している。WHO-HAEM5がSBLPNへ改めた病型を、ICCは旧来の名称のまま扱っている閲覧 2026-09-24
  10. 10.Recommendations for the Management of Patients with Hairy-Cell Leukemia and Hairy-Cell Leukemia-like Disorders: A Work by French-Speaking Experts and French Innovative Leukemia Organization (FILO) Group(French Innovative Leukemia Organization (FILO) / Cancers (Basel)・2024)Europe PMC の fullTextXML(PMC11201647)で全文を確認した。一次治療の項は「In first-line and fit patients, we recommend CDAR regimen with CDA plus rituximab (R)」と書き、リツキシマブをクラドリビンの1日目から週1回8回投与する同時併用が、6か月後に開始する逐次投与より優れることを根拠に挙げていること。結論の節は「The immunochemotherapeutic approach, with the combination of CDA + R, is now the gold standard for the treatment of HCL in the front-line setting」と述べていること。プリンアナログ単剤は、検出感度以下の微小残存病変に届かなくても持続的な奏効が得られうるため選択肢として残り、CDAR に耐えられない(unfit)患者ではよい選択肢であること。超高齢者では皮下注クラドリビンを5日間ではなく2〜3日間としてもよいこと。治療開始基準は①Hb 11 g/dL未満かつ/または血小板10万/µL未満かつ/または好中球1,000/µL未満、②症候性の臓器腫大、③全身症状(発熱・体重減少・盗汗)、④反復感染のいずれか1つ以上で、どれも無ければ経過観察とすること。クラドリビンは皮下注0.1〜0.14 mg/kg/日を5日間の形が、静注(0.1 mg/kg/日を7日間持続点滴)より好まれること。腎機能障害ではクリアランス50 mL/min以下でクラドリビンが、同60 mL/min未満でペントスタチンが禁忌とされること。治療を受けた全例にST合剤とバラシクロビル/アシクロビルの予防投与を推奨し、プリンアナログを使う場合は皮膚有害事象を避けるため予防投与の開始を2週間遅らせること。血球計数の項は逐語で「Unlike HCL-like disorders, monocytopenia is often present in HCL: it can be masked by automated hematology analyzers, which frequently identify HCs as monocytes」=単球減少はHCL類縁疾患と違ってHCLでしばしばみられるが、自動血球分析装置が有毛細胞を単球として数えるためマスクされうると述べること。同じ項はリンパ球増加がHCLでは稀であることも記していることを確認した閲覧 2026-09-08
  11. 11.BRAF Mutations in Hairy-Cell Leukemia(New England Journal of Medicine・2011)有毛細胞白血病48例全例でBRAF V600E変異を認めた一方、他の末梢B細胞リンパ腫・白血病195例(脾辺縁帯リンパ腫38例を含む)ではいずれも認めず、この変異がこの比較の範囲で有毛細胞白血病に特異的でRAF-MEK-ERK経路の恒常的活性化を来すことを確認した閲覧 2026-08-27
  12. 12.TGF-beta1 induces bone marrow reticulin fibrosis in hairy cell leukemia(Journal of Clinical Investigation・2004)有毛細胞白血病では腫瘍細胞自体がTGF-β1を高発現し、その活性が骨髄の線維化の程度・有毛細胞浸潤度と有意に相関していたこと、TGF-β1が骨髄線維芽細胞による細網線維・膠原線維の産生を促進することを確認した閲覧 2026-08-27
  13. 13.Extended Follow-Up of Patients With Hairy Cell Leukemia After Treatment With Cladribine(Journal of Clinical Oncology・2003)クラドリビン治療後7年以上追跡できた有毛細胞白血病209例(評価可能207例)で、1コース(0.1 mg/kg/日の7日間持続静注)後の奏効率は100%——完全奏効196例(95%)・部分奏効11例(5%)——であり、全奏効者の初回奏効期間中央値は98か月、76例(37%)が再発したが再投与で奏効が得られたことを確認した。⚠️ これはクラドリビン単剤の成績である閲覧 2026-09-08
  14. 14.Expert consensus opinion on the management of hairy cell leukemia in elderly patients(Leukemia & Lymphoma(Hairy Cell Leukemia Consortium)・2025)Europe PMC で抄録のみを閲覧しており全文は未取得である(inEPMC・isOpenAccess とも N)。抄録は「Cladribine monotherapy remains the preferred first-line treatment, but its application varies, with dosage adjustments common to improve tolerability」と書き、対象は75歳以上で診断される高齢者であること、再発例ではBRAF阻害薬と抗CD20抗体を含む分子標的治療が好まれること、高齢者に限ったエビデンスが不足していることを確認した。⚠️ 抄録に無い内容(調査の回答数や具体的な減量幅など)はこの出典では書けない閲覧 2026-09-08