呼吸器学

呼吸器学 · 35

急性呼吸不全

Acute respiratory failure

前提:正常
ガス交換・肺循環・換気血流比酸塩基平衡と肺・腎の代償
疾患
オピオイド過量電子タバコ関連肺傷害
検査値
高CO2血症低酸素血症

ポッドキャスト

🧠 全体像:呼吸不全はが十分なガス交換を維持できない状態であり、疾患名ではない。低酸素血症の機序をV/Q不均衡、、、に分け、酸素化だけでなく換気・pH・を同時に評価する。

1. 分類

元資料の分類を、一般的なI型・II型との対応が分かるように示す。

型 血液ガス 主な機序・例
I型/部分的・ PaO₂ <60 mmHg、PaCO₂は正常〜低値 肺炎、肺水腫、肺塞栓、、
II型/全体的・高CO₂血症性(type 2) PaO₂ <60 mmHg、PaCO₂ >45 mmHg 抑制、気道閉塞、神経筋・胸郭
混合型 強い低酸素血症+高CO₂血症 肺実質病変との合併

⚠️ II型に低酸素血症を要件とするかどうかは、2つの流儀に分かれる。どちらの枠で話しているかを先に断る。

上の表の「部分的/全体的」という呼び分けは、呼吸性の/という枠組みと同じ切り口である。この枠組みは全体不全を「換気の障害によりPaCO₂が上昇し、かつPaO₂とが低下した状態」と定義しており、低酸素血症が定義の中に入っている1。一方、をPaCO₂の上昇だけで定義し、が正常でもII型と呼ぶ流儀もある(そちらの定義と出どころはにまとめてある)。

💡 2つの流儀は矛盾していない。分かれ目は「を吸っているか」である。 同じ資料は、1型/2型という別の呼び方で整理した箇所で、2型(換気不全)のPaO₂との低下に 「呼吸下では」 という限定を明記している1。では式のとおりPaCO₂が上がった分だけが下がるので、高CO₂血症には低酸素血症が付いてくる。酸素を投与すれば飽和度は正常に戻せるが、換気不全はそのまま残る——だから「飽和度が正常でもII型と呼ぶ」という書き方が要る。⚠️ 酸素投与中の患者に「飽和度が保たれているからII型ではない」と言わない。

⚠️ PaCO₂の線も資料で割れる(45 mmHg超と50 mmHg超)。なお上記の枠組みの原典は高CO₂血症を45 mmHg超とする一方、は70 mmHg未満と定義しており、本ノートが採る60 mmHgの線はこの資料に由来するものではない1。

⭐ II型と混合型は、「低酸素血症が高CO₂血症だけで説明できるか」で分ける。 式から、PaCO₂が上がった分だけは下がる。そこで実測PaO₂に「PaCO₂の正常値からの超過分」を足し戻して補正する。

補正PaO₂ = 実測PaO₂ +(実測PaCO₂ − 40)
  • 補正後が60 mmHg以上になるなら、低酸素血症は低換気だけで説明できる=II型
  • 補正後も60 mmHg未満なら、低換気に加えて肺自体の異常がある=混合型

境界は上の表の「PaO₂ <60 mmHg」と同じ60 mmHgに揃えてある。60ちょうどをどちらにも入れない書き方をすると、区分に隙間ができる。

たとえばPaCO₂ 60・PaO₂ 55なら補正後75でII型、PaCO₂ 48・PaO₂ 51なら補正後59で混合型となる。同じ「PaO₂ 50台」でも意味が違うことを、この一手間で切り分けられる。同じ判断は(A–aDO₂)でもでき、純粋な低換気では較差が正常のまま、肺実質病変があれば開大する。

V/Q不均衡が低酸素血症にどれだけ効いているかは、次の3点で見当がつく。

  • A–aDO₂が開大している
  • FiO₂を上げるとが上がる(完全なシャントなら上がらない)
  • 混合静脈血のを上げるとも上がる

3つ目は見落とされやすいが実務的に重要である。低V/Q領域を通った血液は肺で十分に酸素化されないため、そこへ流れ込む静脈血のがそのまま動脈血へ響く。心拍出量を保ち、貧血を是正し、酸素消費を減らすと混合が上がり、肺そのものを治さなくてもが改善する。呼吸不全の治療に循環管理と輸血が並ぶのはこのためである。

は分〜時間単位で発症し、慢性例と異なり腎性HCO₃⁻代償が不十分なため、高CO₂血症では急速にとなる。

⚠️ 「III型」という呼び方は資料によって指すものが違う。 上の表の混合型を III 型と呼ぶ資料がある一方、領域では次の4分類が使われ、そこでのIII型・IV型はまったく別の病態を指す。番号ではなく中身で確認する。

⭐ 混合型をIII型と呼ぶ枠組みでは、II型とIII型は血液ガスの組合せでは区別できない。 どちらもPaO₂が低下しPaCO₂が上昇しており、分かれ目は(A–aDO₂)——純粋な換気不全(II型)では較差が変化せず、酸素化不全が重なったIII型では較差が開大する1。上の補正PaO₂の一手間は、この較差の判断を数字1つで代用しているものだと読むとよい。

型 呼び名 病態の背景 代表例
I型 (部分的) 、、V/Q不均衡 肺炎、肺水腫、肺塞栓症、、
II型 高CO₂血症性(全体的) 増悪、重症筋無力症、症候群、
III型 周術期 の低下との増加 全身麻酔後、上腹部・後
IV型 ショック・低灌流に伴う 心拍出量の低下との増大により、呼吸筋へのが需要に追いつかない 、

💡 III型とIV型は「肺そのものの病気ではない呼吸不全」である。 III型は麻酔・臥位・疼痛で肺が虚脱することが本体なので、対策も換気設定より体位・鎮痛・・肺胞リクルートに寄る。IV型は呼吸筋が全身の低灌流の犠牲になる状態で、挿管・人工呼吸は「肺を治す」のではなく呼吸筋が使っている酸素と心拍出量をほかの臓器へ回すために行う。

2. 低酸素血症の機序

機序 V/Q・特徴 100%酸素への反応 例
V/Q不均衡 低V/Q領域と高V/Q領域が混在。最も多い 多くは改善 肺炎、肺水腫、。肺塞栓では高V/Q〜が前景となる2
安静時は代償できても、運動で毛細血管が短くなり悪化 改善 など
V/Q = 0。灌流はあるが換気されない 改善しにくい 、、肺胞内出血、
低下。高CO₂血症を伴う 酸素化だけは改善しうるが換気不全は残る 薬物、中枢・神経筋疾患

⭐ 健常部のは、CO₂は取り返せるのに酸素は取り返せない。 これがV/Q不均衡で「低酸素血症+低CO₂血症()」という一見ちぐはぐな組み合わせが生まれる理由である。

  • 酸素:が平坦になるため、PaO₂が60〜70 mmHgを超えてもヘモグロビン飽和度はほぼ100%で頭打ちになる。健常部をいくらしても、その領域の血液が運べる酸素量(約20 mL/100 mL)はそれ以上増えない。だから病変部で失われた酸素の取り込みを、健常部の頑張りでは埋め合わせられない。
  • :CO₂の解離曲線は生理的範囲でほぼ直線で、CO₂排出はにほぼ比例する。健常部のはそのまま排出量の増加になり、しばしば過剰に代償してPaCO₂は正常より低くなる。

したがって、肺実質疾患による低酸素血症でPaCO₂が上がってきたら、それは病気が肺胞換気を妨げているというより、代償していた呼吸筋が疲れてきたとして読む。

⚠️ 授業資料間の食い違い:肺炎の血液ガスについて、一方の資料は「低酸素血症+低CO₂血症が最も多い」、もう一方は「低酸素血症+高CO₂血症が普通」と、正反対に書いている。上の理屈から正しいのは前者である。肺炎はV/Q不均衡による低酸素血症を起こし、健常部のでPaCO₂はむしろ下がる。肺炎でPaCO₂が上がっていたら「よくある所見」ではなく、か広範な換気障害を示す危険な所見として扱う。

高V/Q領域が増えるとが増大し、肺塞栓やショックで目立つ。完全なは灌流がなくV/Qが無限大へ近づく極端例である。低V/Qは換気低下に対し灌流が保たれる状態で、気道閉塞、肺炎、、嚢胞性線維症、肺水腫などにみられる。「換気された肺胞の灌流が乏しい」を低V/Qとする元資料の記述は逆である2。

資料画像の運動負荷例

拡散の乏しい患者がを2階分上ると、次の変化が示される。

項目 運動前 運動後
PaO₂ 63 mmHg 35 mmHg
PaCO₂ 33 mmHg 40 mmHg
乳酸 1 mmol/L 9.4 mmol/L
BE +3.0 mmol/L −2.5 mmol/L
pH 7.49 7.36

悪心、頻脈、頻呼吸、高血圧、蒼白、チアノーゼ、発汗を伴い、運動で急速に酸素化が破綻することを示す。

3. 原因

「の故障」は、中枢から呼吸筋まで、どの高さでも起こりうる。原因を思い出すときは病名ではなく高さで辿ると漏れにくい。

障害部位 代表原因
大脳・ 薬物(オピオイド・鎮静薬)、外傷、低体温、原発性症候群
脳幹 脳炎、出血、外傷
脊髄 損傷、ポリオ
末梢神経 、
・呼吸筋 重症筋無力症、慢性・重症呼吸器疾患による
上気道
胸郭 症

⭐ 同じ「PaCO₂が高い」でも、肺は正常でポンプだけが壊れている場合と、肺の病気に疲労が重なった場合では次の一手が違う。 前者はと原因の除去(拮抗薬・免疫治療など)が中心で、後者は肺の病気の治療を並行しなければだけでは戻らない。

4. 症候と呼吸筋疲労

低酸素血症

呼吸困難、頻呼吸、チアノーゼ、、頻脈・不整脈、・興奮など。数値としての低酸素血症の解釈はノートを参照する。

高CO₂血症

、不安、頭痛、傾眠、温かい四肢、進行すると昏睡。

呼吸筋疲労の警告所見

  • 低下、、速く浅い呼吸
  • 胸腹部呼吸、腹壁運動(仰臥位吸気時に腹壁が陥凹)
  • 呼吸困難が一見軽くなった後の傾眠は改善ではなく、破綻の可能性がある。

への対処は、「負荷を減らす」「筋力を上げる」「外から支える」の3方向で整理する。

方向 具体的な手段
吸気負荷を減らす を下げる(・分泌物除去)、コンプライアンスを改善する、発熱・疼痛・不安・アシドーシスによる過剰な換気需要を抑える
呼吸筋の力を回復させる 低酸素血症の是正、pHの正常化、心拍出量の維持(呼吸筋へのを増やす)、電解質・栄養の是正
外から支える NIVまたは侵襲的換気でそのものを肩代わりする
  • 部分的呼吸不全から高CO₂血症を伴う全体的呼吸不全への移行。

5. 初期評価と治療

flowchart TD
  A["ABC評価・モニター・ABG"] --> B["目標SpO₂を設定して酸素"]
  B --> C["原因治療"]
  C --> D["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='work of breathing'>呼吸仕事量</span>・意識・pH・PaCO₂を再評価"]
  D --> E["改善"]
  D --> F["疲労・アシドーシス・不安定"]
  F --> G["NIV・HFNCの適応を評価"]
  G --> H["非侵襲的補助が不適・失敗なら挿管換気"]

酸素療法

  • 性呼吸不全で酸素誘発性高CO₂血症のリスクがない患者は、SpO₂ 94〜98%を目標に酸素流量またはFiO₂を調節する(GRADE 2+、中等度の質のエビデンス)3。
  • 酸素誘発性高CO₂血症のリスクがある患者では、88〜92%を目標とする(GRADE 2+、中等度の質のエビデンス)3。⚠️ このフランスの合意形成会議はリスク群を列挙していない。、病的肥満、、神経筋疾患などをリスク群として具体的に挙げているのは英国胸部学会の指針で、そちらはにまとめてある。
  • 「PaCO₂が46 mmHgを超えると呼吸駆動が切れる」という説明は不正確である。過剰酸素によるCO₂上昇にはV/Q変化、などが関与し、酸素を中止するのではなく目標範囲へ調節してABGを再検する。

原因別・支持治療

  • 低下、改善、発熱・疼痛・過剰換気需要の是正で吸気負荷を減らす。
  • 酸素化・pH・循環を是正し、必要ならを原因・重症度に応じ検討する。
  • オピオイド中毒では気道・換気を支えつつを呼吸回復まで慎重にする。固定量0.4 mgだけで一律管理しない。
  • 元資料のは、現代ので一般的な第一選択解毒・換気治療ではない。

6. 換気補助

は外力でを補う。密着マスクによると、後の侵襲的換気がある。

NIV・HFNCを考える所見

  • 増悪などで高CO₂血症性アシドーシスが持続する場合はNIVを優先して検討する4。
  • などで陽圧が有益。
  • 性呼吸不全では、標準で不十分な場合にHFNCを第一選択のとして検討する5。「不十分」の目安も示されており、SpO₂ 92%超を保つのに6 L/min超の酸素を要する、または <200の呼吸不全では標準よりHFNCを用いるべきだろう、とされる(GRADE 2+)。挿管の基準を満たさない新規(de novo)の呼吸不全では、NIVよりHFNCを用いるべきだろう、ともされる(GRADE 2+)3。
  • 頻呼吸・増加があり、気道防御・協力が保たれ、直ちに挿管を要さない。

挿管を遅らせない所見

  • 、気道防御不能、進行する意識障害
  • 難治性低酸素血症、循環不安定
  • 分泌物を排出できない
  • NIV開始後もpH・PaCO₂、呼吸困難が悪化
  • 重症などでが著しく低下

急性呼吸不全については、フランスの・救急2学会の合意形成会議が挿管の基準を2段に分けている3。

段 内容
直ちに挿管を要する 低酸素血症による心停止・/最大限の酸素化を行っても <60 mmHgまたはSpO₂ <88%の低酸素血症が続く
挿管を考慮する(1つ以上で) を要するショック、呼吸窮迫の臨床徴候、意識障害の出現・悪化、最大限の酸素化下での低酸素血症の悪化、同じく最大限の酸素化下で <100 mmHgまたはSpO₂ <92%が続く、pH <7.30の呼吸性または、呼吸数 >30回/分または呼吸数の悪化、物の貯留、SpO₂ <86%の脱飽和の反復、、酸素化デバイスへの不耐

⚠️ どちらの段も単一の数値で決まるものではない。 上段は「最大限の酸素化を行っても」という条件付きであり、下段は11項目のうち1つ以上という構成である。やpHの数字だけを絶対基準にせず、、気道防御、意識、循環、、分泌物、非侵襲的補助下での悪化傾向を統合する3。

⚠️ この表は呼吸不全のものである。 増悪のような高CO₂血症性呼吸不全でNIVを続けるか挿管へ移るかのpHの層別は別の枠組みで、療法にまとめてある。両者の閾値を混ぜない。

まとめ

  • 呼吸不全では原因疾患と、低酸素・高CO₂を生む生理学的機序を同時に診断する。
  • 酸素は目標SpO₂を処方する。酸素誘発性高CO₂血症のリスクがなければ94〜98%、リスクがあれば88〜92%を目安にABGで調節する。
  • 、意識変化、アシドーシス、循環不安定はを急ぐ徴候である。

出典

  1. 1.Respiratorische Insuffizienz: Pathophysiologie und Zeichen(Springer Berlin Heidelberg(Anästhesie und Intensivmedizin für die Fachpflege 第9版 第53章)・2016)全文(PMC7531397)で確認した。酸素化の障害を呼吸性の部分不全(respiratorische Partialinsuffizienz)と呼び、動脈血pO₂の低下と、室内気を呼吸している場合には動脈血酸素飽和度の低下を伴うとすること、換気の障害は動脈血pCO₂の上昇(高CO₂血症)に加えて動脈血pO₂と酸素飽和度の低下をきたし、これを呼吸性の全体不全(respiratorische Globalinsuffizienz)と呼ぶとすること、すなわちこの枠組みでは全体不全に低酸素血症が定義上含まれること、高CO₂血症を動脈血pCO₂が45 mmHgを超えた状態と定義する一方で動脈血の低酸素(Hypoxie)は動脈血pO₂が70 mmHg未満と定義しており60 mmHgという線は用いていないこと、別の分類として1型を酸素化不全(肺実質不全。pO₂低下、pCO₂は正常または低下、肺胞気動脈血酸素分圧較差は上昇)、2型を換気不全(肺のポンプ不全。肺胞低換気があり、pCO₂は上昇、室内気呼吸下ではpO₂と酸素飽和度は低下するが、肺胞気動脈血酸素分圧較差は変化しない)、3型を酸素化不全と換気不全の合併(pO₂低下・pCO₂上昇に加えて較差も上昇)とし、2型と3型は血液ガスの組合せが同じで較差で分かれると整理していることを確認した。なお同章の表53.1は1型のpCO₂を「低下」とのみ書いており散文の「正常または低下」と粒度が違う閲覧 2026-09-21
  2. 2.Pathophysiology and Clinical Meaning of Ventilation-Perfusion Mismatch in the Acute Respiratory Distress Syndrome(Biology・2022)高V/Q領域と死腔、低V/Q領域とシャントを連続体として区別する生理学的整理閲覧 2026-08-09
  3. 3.Oxygen therapy in acute hypoxemic respiratory failure: guidelines from the SRLF-SFMU consensus conference(French Intensive Care Society / French Society of Emergency Medicine・2024)全文(PMC11377397)で確認した。推奨2Aが、酸素流量またはFiO₂をパルスオキシメトリに従って調節し、酸素誘発性高CO₂血症のリスクがない患者ではSpO₂ 94〜98%、リスクがある患者では88〜92%を目標とすると述べていること(いずれもGRADE 2+、中等度の質のエビデンス)、同文書がそのリスク群を具体的に列挙していないこと、推奨7Aが直ちに挿管を要する基準を低酸素血症による心停止・呼吸停止と、最大限の酸素化下でP/F比60 mmHg未満またはSpO₂ 88%未満が続くことの2つに限っていること、推奨7Bが挿管を考慮する基準として昇圧薬を要するショック・呼吸窮迫の臨床徴候・意識障害の出現または悪化・最大限の酸素化下での低酸素血症の悪化・同条件でP/F比100 mmHg未満またはSpO₂ 92%未満・pH 7.30未満の呼吸性または混合性アシドーシス・呼吸数30回毎分超または悪化・気道分泌物の貯留・SpO₂ 86%未満の脱飽和の反復・不穏・酸素化デバイスへの不耐の11項目を挙げ1つ以上で考慮するとしていることを確認した。pH 7.25未満やP/F比200未満という数値は本文書の挿管基準には現れない。あわせて推奨5Bが、SpO₂ 92%超を保つのに6 L/min超の酸素を要するかP/F比200未満の低酸素血症性急性呼吸不全では標準酸素療法よりHFNCを用いるべきだろうとし、推奨6Aが挿管基準を満たさない新規の低酸素血症性急性呼吸不全ではNIVよりHFNCを用いるべきだろうとしていること(いずれもGRADE 2+、中等度の質のエビデンス)も確認した閲覧 2026-08-09
  4. 4.High flow nasal cannula oxygen therapy versus non-invasive ventilation for acute exacerbations of chronic obstructive pulmonary disease with acute-moderate hypercapnic respiratory failure: a randomized controlled non-inferiority trial(Critical Care・2024)急性中等度高CO₂血症性COPD増悪ではHFNCよりNIVを優先する根拠閲覧 2026-08-09
  5. 5.Oxygen therapy and noninvasive respiratory supports in acute hypoxemic respiratory failure: a narrative review(Annals of Intensive Care・2024)急性低酸素血症性呼吸不全におけるHFNCの第一選択としての位置づけ閲覧 2026-08-09