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Symptoms · Published

歩行不安定

Gait imbalance

臓器系
内分泌・代謝
科目
Internal Medicine
トピック
内科学 S-09:尿崩症とSIADH
関連疾患
HIV関連空胞性脊髄症HTLV-1関連脊髄症アンジェルマン症候群サルコペニアスティッフパーソン症候群ビタミンE欠乏性運動失調症レット症候群圧迫性脊髄症異染性白質ジストロフィー遺伝性痙性対麻痺急性アルコール中毒血管芽腫後縦靱帯骨化症抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)高地脳浮腫進行性多巣性白質脳症前庭神経鞘腫大腿骨頭すべり症中枢神経表在性ヘモジデリン沈着症副腎白質ジストロフィー頸髄症
スコア
SARC-F

🧠 全体像:という訴えは、必ずしものような明確な神経局在徴候を伴わない。SIADHによる低Na血症では、姿勢を保つための注意・平衡感覚の軽度な障害として現れることがあり、明らかなの所見がないからといって除外できない。

運動失調と決めつけない

低Na血症によるは、測定異常や不能のようなの所見を伴わないことが多い。に必要な注意資源が損なわれた状態に近く、を探しても見つからないまま「原因不明の」として扱われやすい。

低Na血症による
随伴する 明らかでないことが多い 測定異常・などを伴う
血清Naとの関係 補正により改善しうる Na値と関係しない

SIADHにおける臨床的な位置づけ

⭐ では、軽度〜中等度の低Na血症でも悪心・頭痛・倦怠感とともに・が出現する。特に高齢者では、緩徐に進行した軽度の低Na血症でもとの上昇が指摘されており、Naが正常に近いことはを否定する根拠にならない。

⚠️ 血清Naが急速に低下した場合や、より高度な低Na血症では、にとどまらず痙攣・意識障害・昏睡へ進行しうる。を軽微な症状として放置せず、低下の速さと随伴症状の有無を確認する。

まとめ

  • によるは、ではなく・注意の軽度障害として現れうる。
  • 明らかながなくても否定材料にはならず、血清Naの補正で改善しうる。
  • 高齢者では軽度の慢性低Na血症でもが上がる。「Naがほぼ正常」を油断の根拠にしない。
  • 急速な低下や高度な低Na血症では、から痙攣・意識障害・昏睡へ進行しうる。