薬理学

薬理学 · Core62

薬剤性有害反応:聴器毒性

Core62: Drug-induced adverse reaction: ototoxicity

前提:病態
Core8:薬物有害反応
前提:正常
聴覚の生理学平衡感覚の生理学
応用トピック
騒音性・感染性・中毒性内耳障害急性・慢性感音難聴難聴・聾児の症状、検査、治療と乳児聴覚スクリーニングカリウム排泄性利尿薬抗がん薬II(DNA標的細胞傷害性薬)アミノグリコシド系
症状
耳鳴

🧠 全体像:は 蝸牛、、 を障害する。古典的原因は アミノグリコシド系、、シスプラチン、アスピリン、。⭐ 学習の軸は薬の名前ではなく「①蝸牛と前庭のどちらを傷めるか」「②中止すれば戻るか」の2つである。アミノグリコシドとは不可逆でするのに対し、・・のは中止で戻ることが多い。⚠️ はその中間で、可逆性のことものこともある——「可逆だから安心」と覚えないのが本項でいちばん危ない誤解である。

定義

  • = 聴覚と平衡に関わる構造への毒性障害。
    • 蝸牛(聴覚)。
    • 。
    • ()。
  • ⭐ とは別に数える。 同じ「」でも、患者が訴えるのが難聴・なのか、めまい・なのかで、疑う薬も検査も変わる。

主要な聴器毒性薬

薬・群 主な標的 可逆性 押さえどころ
薬剤により蝸牛/前庭に偏る 不可逆(主要な毒性)1 通常は用量・期間依存だが、素因をもつ人は1回投与でもをきたしうる2
シスプラチン 蝸牛(高音域から) 不可逆 量とともに悪化。は明らかに軽い3
(、) 蝸牛() ⚠️ 可逆性のことものこともある4 急速静注・腎障害・高用量・・他のとの併用で起こりやすい
() 蝸牛(が先行) 可逆的なことが多い 高用量で・難聴。減量・中止で戻ることが多い
蝸牛 可逆的なことが多い の一部として・難聴・が出る
蝸牛 可逆的なことが多い 高用量(とくに静注・腎肝障害例)でを来しうる
蝸牛・前庭 曝露物質とによる ・の曝露

⚠️ 「可逆的」は「軽い」ではない。 ・でが出たら、それはすでに内耳に作用している合図であり、そのまま続ければ難聴に進む。中止・減量の判断に使う所見として扱う。

アミノグリコシド系——薬剤ごとに標的が偏る

ミトコンドリア12S rRNA(MT-RNR1)の変異

  • ミトコンドリア12S の m.1555A>G・m.1494C>T(および中等度のエビデンスで m.1095T>C)というの変異を持つ人は、通常量・1回投与でも高度の両側感音難聴が誘発・悪化しうる52。
  • 💡 理由は「ヒトのリボソームが細菌のリボソームに似てしまう」こと。 これらの変異は高度に保存されたA部位()に新たなを作り、12S rRNAを細菌の16S rRNAへ近づける。アミノグリコシドが本来の標的であると同じようにヒトのへ結合してしまう52。
  • ⚠️ ・発症年齢・重症度は家系内でも家系間でも大きく割れるため、「変異があれば必ず難聴になる」とは言えない。核の修飾遺伝子とミトコンドリアが表現型を修飾すると考えられている5。
  • ⚠️ 「の変異である」という古い書き方には留保が付いた。 当初これらの変異は(すべてのミトコンドリアで同じ変異)に限ると記載されていたが、これは技術によるの可能性が高いとされ、現行の推奨はの程度で扱いを変えず、関連変異が検出されたらと同じ扱いにするとしている2。

⚠️ 臨床実装コンソーシアム(CPIC)の推奨は「避ける。ただし——」という条件つきである。 逐語では「難聴リスクが高い表現型ではを避ける。ただし、永続的難聴の高いリスクを感染症の重症度が上回り、かつ安全で有効なが無い場合を除く」(強い推奨)2。⚠️ この但し書きを落として「禁忌」と覚えると、代替の無いで治療機会を失う方向に倒れる。

  • 代替が無くて使わざるを得ない場合は、最小の用量と期間、、補水、腎機能の監視、治療中の頻回のを組み合わせる2。
  • ⚠️ 変異を持たない人もリスクはゼロではない。 高い血中濃度や長期投与では通常リスクの人でも難聴が起こる2。
  • ⭐ 遺伝形式はミトコンドリア(母系)遺伝なので、変異が判明したら母・同胞・母方のおば/おじ・母方の祖母、および女性保因者のすべての子に情報が及ぶ。CPICはこの情報を家系内へ伝えるよう求めている2。
  • ⚠️ ただしアミノグリコシドに曝露していない保因者に追加の聴力検査を行う根拠は不十分とされている2。「変異=定期的に聴力検査」ではない。

白金製剤——シスプラチンとカルボプラチンは同列ではない

  • ⭐ シスプラチンのは高音域から始まるの感音難聴で、とともに悪化する。
  • ⚠️ はシスプラチンと同じ扱いにしない。 小児・のがん経験者の監視についての国際ハーモナイゼーション指針は、シスプラチンは投与を受けた全員を監視対象とする一方、は骨髄破壊的用量、または診断時1歳未満での投与に限って監視対象としている3。
  • 💡 根拠の強さも違う。 同指針のエビデンス評価では、「シスプラチンあり対なし」がレベルB、「高用量対低用量シスプラチン」がレベルA(=の根拠が最も強い)であるのに対し、の寄与はの意見にとどまる3。
  • 💡 が、シスプラチンの耳毒性リスク低減薬として米国で承認されている()。適応は1か月齢以上で限局性・非転移性の固形腫瘍をもつ小児患者に限られ、シスプラチン終了の6時間後に15分かけて静注する6。申請番号NDA212937は2022年9月20日にで承認された7。
  • ⚠️ にも限定がある。 添付文書は Limitations of Use として「6時間を超えるシスプラチンの後に投与した場合の有効性・安全性は確立していない。すでに不可逆的な耳毒性が生じている可能性があるため、長時間のの後ではリスクを下げられないことがある」と明記する6。主なは過敏症、・(血清ナトリウム145 mmol/L超では)、悪心・嘔吐である。

ループ利尿薬——機序と「速度」

  • は以下の理由でを起こしうる。
    • 蝸牛の に Na/K/2Cl がある。
    • これを阻害すると、聴覚に必要なの()が乱れる。
  • ⚠️ 「多くは可逆的」と単純化しない。 注射剤の米国添付文書は逐語で「と、可逆性またはの聴力障害および難聴の症例が報告されている」と述べる4。
  • ⭐ 危険因子は添付文書に列挙されている——急速静注、高度、推奨量を超える用量、、・その他のとの併用4。
  • ⭐ だから「速度」が予防の中心になる。 高用量のを行う場合は調節した持続静注が望ましく、成人では毎分4 mgを超えない注入速度が用いられてきたと添付文書が記載しており、用法の項も同じ速度を指示している4。
  • ⚠️ 新生児(早産児を含む)での難聴が注射剤の使用と関連づけられている4。
  • ⚠️ アミノグリコシドとの併用は添付文書が名指しで危険因子に挙げている4。片方だけなら耐えられた曝露が、併用で不可逆域へ入りうる。💡 その理由としては、がを傷めて内耳へのアミノグリコシド移行を増やすと説明されるが、添付文書自体は機序を述べていない。

症状

flowchart TD
    A["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='ototoxic drugs'>聴器毒性薬</span>の投与中に耳症状が出た"] --> B{"どちらの器官の症状か"}
    B -->|"難聴・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='tinnitus'>耳鳴</span>"| C["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='cochlear toxicity'>蝸牛毒性</span><br><span class='jp-term jp-term-diagram' title='amikacin'>アミカシン</span>・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='neomycin'>ネオマイシン</span>・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='kanamycin'>カナマイシン</span><br>シスプラチン・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='loop diuretics'>ループ利尿薬</span>・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='salicylic acid'>サリチル酸</span>"]
    B -->|"めまい・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='lightheadedness'>ふらつき</span>・眼振"| D["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='vestibulotoxic'>前庭毒性</span><br><span class='jp-term jp-term-diagram' title='streptomycin'>ストレプトマイシン</span>・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='gentamicin'>ゲンタマイシン</span>"]
    C --> E{"中止で戻るか"}
    D --> E
    E -->|"戻ることが多い"| F["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='salicylic acid'>サリチル酸</span>・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='quinine'>キニーネ</span>・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='erythromycin'>エリスロマイシン</span><br>減量・中止で対応"]
    E -->|"戻らないことがある"| G["アミノグリコシド・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='platinum agent'>白金製剤</span><br><span class='jp-term jp-term-diagram' title='loop diuretics'>ループ利尿薬</span>の一部<br>曝露を止めても進行を前提に対応"]

臨床的ポイント

  • 薬剤性は以下に影響する。
    • 聴覚。
    • 平衡。
  • は以下を説明する。
    • めまい。
    • 。
  • アミノグリコシド系とシスプラチンは特に重要な原因である。
  • ⚠️ 症状は遅れて出る。 は高音域(会話音域より上)から始まるため、患者が「聞こえにくい」と訴える頃には会話音域まで下りてきている。

監視——誰に、どの検査を

⚠️ 「聴力検査をする」だけでは足りない。 どの集団に・どの周波数で・どの間隔でという条件は、資料ごとに対象が決まっている。以下は小児・のがん経験者についての国際ハーモナイゼーション指針の内容であり、成人の抗菌薬治療にそのまま当てはめない3。

項目 推奨
監視対象 シスプラチンを受けた全員。は骨髄破壊的用量または診断時1歳未満での投与に限る
6歳以上の標準検査 1000〜8000 Hzの(強い推奨)。機器があれば8000 Hz超の聴力検査を追加
6歳未満 発達段階に応じた評価のため聴覚へ紹介する(強い推奨)
シスプラチン(高用量1500 mg/m²超の併用の有無を問わない)または30 Gy以上の頭部・脳への放射線治療を受けた者とその医療者がリスクを認識し、症状があれば聴覚へ紹介する(強い推奨)
  • 💡 または頭部・脳への放射線治療を受けた小児がん経験者の約50%にが報告されている3。典型的には高音域の難聴として現れ、を伴うことが多い。
  • ⭐ アミノグリコシド側では、CPICがMT-RNR1変異保因者で代替が無く使用する場合に、治療中の頻回のを求めている2。一方で曝露していない保因者への追加検査は根拠不十分としており、両者を混同しない2。

まとめ

  • アミノグリコシド系 + + シスプラチン = 古典的トリオ。
  • と感音難聴が重要な手がかり。ただし高音域から始まるのでは遅れる。
  • → めまい + (+眼振)。・が代表1。
  • が前面に出るのは・・ジヒドロ・1。
  • ⚠️ アミノグリコシドのは不可逆で、腎毒性のように中止すれば戻るものではない1。
  • MT-RNR1(m.1555A>G・m.1494C>T・m.1095T>C)はで、通常量・1回投与でもをきたしうる。CPICは「避ける。ただし重症度が上回り代替が無い場合を除く」を強い推奨としている2。
  • ⚠️ の聴力障害は可逆性のことものこともある。 予防の要は急速静注を避けること(高用量は毎分4 mgを超えない持続静注)4。
  • ⚠️ シスプラチンとを同列にしない。 監視対象はシスプラチンが全例、は骨髄破壊的用量または1歳未満に限られる3。
  • の適応は小児の限局性・非転移性固形腫瘍に限られ、6時間を超えるシスプラチンの後では有効性が確立していない6。

の分類そのものはCore8:、腎毒性・肝毒性はそれぞれCore61:薬剤性:腎毒性・Core63:薬剤性:肝毒性で扱う。

出典

  1. 1.Aminoglycoside-induced ototoxicity(Current Pharmaceutical Design・2007)抄録で確認した。アミノグリコシド系の主要な不可逆性の毒性は聴器毒性であるとしたうえで、ストレプトマイシンとゲンタマイシンは主に前庭毒性(vestibulotoxic)、アミカシン・ネオマイシン・ジヒドロストレプトマイシン・カナマイシンは主に蝸牛毒性(cochleotoxic)であると述べる。蝸牛障害は永続的な難聴を、前庭器の障害はめまい・運動失調・眼振を生じる。機序として内耳での活性酸素(フリーラジカル)産生と、それによる感覚細胞・神経の永続的障害を挙げ、ミトコンドリア12S rRNA遺伝子の2つの変異が保因者を素因づけると記載している。閲覧 2026-09-22
  2. 2.Clinical Pharmacogenetics Implementation Consortium Guideline for the Use of Aminoglycosides Based on MT-RNR1 Genotype(Clinical Pharmacogenetics Implementation Consortium (Clinical Pharmacology & Therapeutics)・2022)全文(PMC8613315)で確認した。アミノグリコシドの副作用として腎毒性・前庭毒性・感音難聴(蝸牛毒性)を挙げ、これらは通常は用量依存性で高用量・長期投与で起こるが、素因をもつ人では1回投与で高度の両側感音難聴をきたした報告があると述べる。MT-RNR1(ミトコンドリア12S rRNA)の m.1555A>G と m.1494C>T は高い、m.1095T>C は中等度のエビデンスで作用可能と判定されており、m.827A>G は採用されていない。これらの変異は12S rRNAを細菌の16S rRNAに近づけてアミノグリコシドが結合しやすくする。推奨(強い推奨)は「難聴リスクが高い表現型ではアミノグリコシドを避ける。ただし永続的難聴の高いリスクを感染症の重症度が上回り、かつ安全で有効な代替療法が無い場合を除く」で、代替が無い場合は最小の用量・期間、治療薬物モニタリング、補水、腎機能監視、治療中の頻回の聴力評価を求める。変異を持たない人もアミノグリコシドによる難聴のリスクは残り、とくに高い血中濃度や長期投与で起こる。遺伝形式はミトコンドリア(母系)であり、判明した場合は母方の血縁者と、女性保因者のすべての子に情報を伝えるよう求めている。ヘテロプラスミーの程度で推奨は変えず、関連変異が検出されたらホモプラスミーと同じ扱いにするとしている。過去にこれらの変異が「ホモプラスミーのみ」と記載されてきたのは遺伝子型判定技術による確認バイアスの可能性が高いと述べる。アミノグリコシドに曝露していない保因者に追加の聴力検査を行う根拠は不十分だとしている。閲覧 2026-09-22
  3. 3.Recommendations for ototoxicity surveillance for childhood, adolescent, and young adult cancer survivors: a report from the International Late Effects of Childhood Cancer Guideline Harmonization Group in collaboration with the PanCare Consortium(International Late Effects of Childhood Cancer Guideline Harmonization Group / PanCare Consortium (The Lancet Oncology)・2019)全文(PMC7549756)で確認した。小児・思春期・若年成人のがん経験者で白金製剤または頭部・脳への放射線治療を受けた者の約50%に聴器毒性(難聴・耳鳴)が報告されており、典型的には高音域の難聴として現れ耳鳴を伴うことが多いとする。監視対象の推奨は、シスプラチンは投与を受けた全員、カルボプラチンは骨髄破壊的用量または診断時1歳未満での投与に限られる。エビデンスの水準は「シスプラチンあり対なし」がレベルB、「高用量対低用量シスプラチン」がレベルA、「カルボプラチン」は専門家の意見にとどまる。監視法は6歳以上では1000〜8000 Hzの純音聴力検査を標準とし、機器があれば8000 Hz超の高周波聴力検査を追加する。6歳未満は発達段階に応じた評価のため聴覚専門家へ紹介する(いずれも強い推奨)。耳鳴については、シスプラチン(高用量カルボプラチン1500 mg/m²超の併用の有無を問わない、レベルC)または30 Gy以上の頭部・脳への放射線治療を受けた者とその医療者がリスクを認識すべきであり、症状があれば聴覚専門家へ紹介することを強く推奨している。閲覧 2026-09-22
  4. 4.FUROSEMIDE injection, solution(U.S. Food and Drug Administration (DailyMed / Hospira, Inc.)・2024)Hospira社のフロセミド注射剤の米国添付文書(印字された改訂表示は Revised: 10/2024)の 5.3 Ototoxicity に「耳鳴と、可逆性または不可逆性の聴力障害および難聴の症例が報告されている」とあり、危険因子として急速静注、高度腎機能障害、推奨量を超える用量、低タンパク血症、アミノグリコシド系抗菌薬・エタクリン酸その他の聴器毒性薬との併用を挙げる。高用量の非経口投与を行う場合は調節した持続静注が望ましく、成人では毎分4 mgを超えない注入速度が用いられてきたと記載する。また新生児(早産児を含む)での難聴が本剤の使用と関連づけられている。用法の項でも高用量非経口投与は毎分4 mgを超えない速度での持続静注とするよう指示している。閲覧 2026-09-22
  5. 5.Mitochondrial 12S rRNA mutations associated with aminoglycoside ototoxicity(Mitochondrion・2011)抄録で確認した。ミトコンドリア12S rRNAのホモプラスミー変異1555A>Gと1494C>Tは世界中で難聴と関連づけられ、アミノグリコシド聴器毒性の相当数を説明すること。これらの変異は高度に保存されたA部位に新たな塩基対を形成してヒトのミトコンドリアリボソームを細菌型に近づけ、アミノグリコシド結合部位を変えること。その結果アミノグリコシド曝露が難聴を誘発・悪化させること。重症度・発症年齢・浸透率には家系内・家系間で大きな幅があり、核の修飾遺伝子とミトコンドリアハプロタイプが表現型を修飾すると考えられること。閲覧 2026-09-22
  6. 6.PEDMARK (sodium thiosulfate injection) — Prescribing Information(U.S. Food and Drug Administration (DailyMed)・2025)PEDMARK(チオ硫酸ナトリウム注射剤)の米国添付文書を取得して確認した。適応は「1か月齢以上で限局性・非転移性の固形腫瘍をもつ小児患者における、シスプラチンに伴う耳毒性のリスク低減」である。Limitations of Use として「6時間を超えるシスプラチン点滴の後に投与した場合の有効性・安全性は確立していない。すでに不可逆的な耳毒性が生じている可能性があるため、長時間の点滴の後ではリスクを下げられないことがある」と明記する。用法は体表面積に基づき、シスプラチン点滴終了の6時間後に15分かけて静注する。警告として過敏症(亜硫酸塩を含みうる)、高ナトリウム血症・低カリウム血症(血清ナトリウムが145 mmol/Lを超える場合は休薬)、悪心・嘔吐を挙げる。SPLの包装情報にはNDA212937の販売開始日が2022年10月3日と記載されている。印字された改訂表示は Revised: 6/2025。閲覧 2026-09-22
  7. 7.Drugs@FDA — PEDMARK (sodium thiosulfate) NDA 212937(U.S. Food and Drug Administration・2022)Drugs@FDAの申請記録をAPIで確認した。申請番号NDA212937、申請者はFENNEC PHARMS INC、品目はPEDMARK。最初の提出は submission_type「ORIG」・submission_number「1」・submission_status「AP」・submission_status_date「20220920」・review_priority「PRIORITY」で、2022年9月20日に優先審査で承認されたことを示す。⚠️ 添付文書側には承認日の記載が無く、Highlights の Initial U.S. Approval は成分の初回承認年である1992なので、PEDMARKの承認日はこの申請記録を根拠にする。閲覧 2026-09-22