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ボットが毎日ノートを確認し、最新の医学情報と食い違っていないかをチェックしています。修正した箇所はここに記録されます。681 runs · 5898 changes
2026
09.05根尖性歯周炎の抗菌薬推奨が、確定的な歯科治療をすぐ受けられるかどうかで逆向きになることを追記し、歯性感染の波及先3ノートを揃えた。
- 疾患根尖性歯周炎ADA 2019の抗菌薬ガイドラインには「その場で歯科治療を受けられる」版と「受けられない」版の2つのchairside guideがあり、本ノートは前者だけを引いて「抗菌薬が加わるのは全身症状を伴う急性根尖膿瘍に限られる」と無条件に書いていた。後者では歯髄壊死+限局性急性根尖膿瘍に対して「処方することを提案」(条件付き)となり、前者の「処方しない」(強い推奨)と逆向きになる。医科の外来・救急はこちらに当たるため対照表として追記した。あわせて急性型では歯髄が生きていることもある点、歯髄検査の解釈、抗菌薬を出さない場合の疼痛管理を補った。(出典:ADA chairside guide(治療が受けられない場合)、ADA 2024 急性歯痛ガイドライン)
- 疾患海綿静脈洞血栓症原因として歯性感染が挙がることを追記。本ノートは危険三角の面皰・毛包炎と副鼻腔炎だけを経路として挙げていたが、出典は抜歯・顎顔面手術などの歯科処置と、翼突筋静脈叢に達する後上歯槽神経ブロックを経路として明記している。(出典:StatPearls: Cavernous Sinus Thrombosis)
- 疾患歯周炎感染性心内膜炎の予防投与について引いているADAの解説ページの出典情報を是正。`year` がAHA声明の2021年になっていたが、実体はADAの解説ページ(最終更新2026-07-15)であり、同じ出典を共有する3ノートで揃えた。
- トピックNormal flora of the oral cavity. Microbes causing infections of the oral cavity (list)上と同じ出典情報の是正(ADA解説ページの年を2026年へ)。
2026
09.05オロパタジンとピトリサントで、用法用量・禁忌・警告が添付文書と食い違っていた箇所を、電子添文とSmPCの全文に当たって是正した。
- 薬剤olopatadine経口薬の用量が「成人1回5〜10 mgを1日2回」(上限で1日20 mgになる)となっていたが、電子添文は成人・7歳以上の小児とも1回5 mgを朝および就寝前の1日2回である。点眼液の用法も「1日2回(製剤により1日1回)」は米国の記述で、日本のパタノール点眼液は1日4回。効能に「皮膚疾患に伴うそう痒」があること、重大な副作用が劇症肝炎・肝機能障害・黄疸であること、禁忌は成分過敏症のみで腎・肝機能低下は禁忌ではないことを追記した。出典もKEGGからPMDA電子添文へ差し替えた。(出典:アレロック錠 電子添文、パタノール点眼液 電子添文)
- 薬剤pitolisant添付文書が2版古く、QT延長について原文の「避ける」が「慎重に検討する」と弱められ、避けるべき6条件のうち症候性徐脈と先天性QT延長が落ちていた。禁忌も米国の2項目だけを書いていたが、EUのSmPCは授乳を加えた3項目である。CYP2D6遺伝子型で用量の上限が決まること、eGFR 15未満は減量ではなく非推奨であること、市販後の自殺念慮・自殺企図・てんかんを追記した。「急な中止はカタプレキシー重積の誘因になりうる」という無出典の記述は、EUのSmPCが「臨床試験で反跳現象の報告は無いが中止時は監視すべき」と述べている記載に置き換えた。(出典:DailyMed WAKIX(Revised 2/2026)、EMA Wakix SmPC)
- 疾患蕁麻疹日本で蕁麻疹に承認されている第二世代H1抗ヒスタミン薬の用法を追記し、「眠気が少ない」が第一世代との相対的な比較であることを明記した(慢性じん麻疹の国内試験でオロパタジンの眠気は19.5%)。(出典:アレロック錠 電子添文)
2026
09.05統合失調症で、クロザピンの好中球数モニタリングに「値ごとに何をするか」が無かったため添付文書の用量調節表を追加した。
- 疾患統合失調症クロザピンの好中球絶対数(ANC)について測定頻度しか書かれておらず、値ごとの行動が無かった。添付文書の用量調節表を追加した——1500/μL以上は継続、1000〜1499は継続のうえ週3回測定、500〜999は中断、500未満は中止(いずれも回復すれば再開の規定がある)。良性民族性好中球減少には別表が適用されること、現行ラベルがこれをDuffy陰性関連好中球数と併記していることも追記した。キサノメリン・トロスピウムについては中等度・重度の腎機能障害で非推奨であること、肝酵素上昇が胆道収縮と胆石通過による一過性胆道閉塞と整合すると説明されていることを補った。治療抵抗性の基準(TRRIP)はアドヒアランス評価が緩く書かれていたため、残薬確認・調剤記録・本人/介護者の報告のうち2つ以上という原文に直し、至適基準と超治療抵抗性の定義も追加した。(出典:DailyMed CLOZARIL(Revised 6/2025)、DailyMed COBENFY(Revised 1/2026)、TRRIP consensus 2017)
2026
09.05ビタミンD 2024年指針について「2011年版の閾値を撤回した」と書いていた4ノートを、出典が実際に述べている範囲へ揃えた。あわせて脂肪性肝疾患の新名称を反映した。
- トピックNon-osteoporotic bone diseases; extraskeletal effects of vitamin D deficiency「2024年改訂で2011年版の充足・不足の枠組みが撤回された」という記述の裏づけが取れなかった。抄録にも発行元ページにもあるのは「2011年版を更新・置換する」までで、閾値を撤回したという記述は見当たらない。同じ出典を引く他3ノートと併せて、出典が述べている範囲の記述へ揃えた。あわせてVITAL・VITAL-DEP・骨折付随試験の結果を、いずれもビタミンD欠乏を組入れ基準にしていない集団での予防試験であると明示したうえで追加し、くる病・骨軟化症の節を新設した。(出典:Endocrine Society 2024、VITAL、VITAL-DEP、VITAL骨折付随試験)
- トピックSystemic consequences of obesity脂肪性肝疾患の呼称がNAFLD/NASHのままだったため、2023年の多学会Delphi合意に基づきMASLD/MASHへ更新した。定義が「他の原因の除外だけに依る」ものから、心血管代謝リスク因子5項目のうち1つ以上を積極的に要求するものへ変わった点も追記(他原因の除外は今も定義に残る)。メタボリックシンドロームの5項目も、どの基準かを示さずに書かれていたため、2009年の統一暫定声明に基づき「必須項目を置かず5項目中3項目、腹囲だけ国/地域のカットポイントを使う」という構造ごと記述した。(出典:Rinella 2023、Alberti 2009)
2026
09.05クロザピンの日本のモニタリング体制(CPMS)がコーパス全体で1件も書かれていなかったため、電子添文から起こして疾患・薬剤・薬理の3ノートへ入れた。
- 疾患統合失調症日本のクロザリル患者モニタリングサービス(CPMS)の節を新設。投与前は10日以内の検査で白血球数4,000/mm³以上かつ好中球数2,000/mm³以上を確認し、開始から26週は週1回・条件を満たせば26週以降2週ごと・52週以降4週ごとに検査する。白血球数3,000/mm³未満または好中球数1,500/mm³未満で直ちに中止し、CPMSの再投与検討基準に該当しない限り再投与は禁忌。原則18週間は入院管理下で投与する。米国の(廃止された)REMSとは見る指標も単位も閾値も異なるため、国ごとに書き分けた。あわせて日本の「治療抵抗性」の操作的定義(反応性不良/耐容性不良)を追加した。(出典:クロザリル錠 電子添文 2024年10月改訂第4版)
- 薬剤clozapine日本の適応が治療抵抗性統合失調症の1項目だけであることを明記(「自殺リスクの低減」は米国添付文書の適応で、対象は統合失調症または統合失調感情障害)。CPMSの検査間隔・3区分の閾値・入院管理下投与、国内の用法用量(初日12.5 mg→原則3週間で200 mg、増量は4日以上あけ100 mg/日まで、最高600 mg/日)、禁忌15項目、重大な副作用9群を電子添文から追加した。心筋炎の好発時期の「導入後6週以内」はどちらの添付文書にも無く、日本は「投与初期により多く報告」、米国は「多くは最初の2か月以内(心筋症は通常8週以降)」へ是正。米国の血球監視も「基準値を下回れば中止」ではなく中断(ANC 500〜999)と中止(500未満)の2段であることを回復した。(出典:クロザリル錠 電子添文、DailyMed CLOZARIL PI)
- トピックA18: Antipsychoticsクロザピンの適応欄が「治療抵抗性統合失調症・自殺リスク低減」と国を書かずに並べていたため、日本の電子添文は前者の1項目のみであり、自殺行動リスクの低減は米国添付文書の適応であることを書き分けた。
2026
09.05糖尿病足骨髄炎の抗菌薬期間が推奨と逆向きだったのを是正し、敗血症の推奨に落ちていた強さの格付けを回復した。
- 疾患骨髄炎糖尿病足骨髄炎の投与期間が逆だった。「骨切除・切断後に断端培養が陰性なら約3週間」と書いていたが、IWGDF/IDSA 2023 の推奨は「小切断後に骨断端の培養または組織像が陽性なら最長3週間、骨切除も切断も行わなければ6週間」であり、感染骨が残っている側に3週間が当たる。切除の程度別(切除しきった2〜5日/軟部組織のみ1〜2週間/断端陽性3週間/手術なし6週間)の表へ書き直した。あわせて椎体骨髄炎の経験的抗菌薬の開始・保留の条件と推奨の強さ、OVIVA試験の実数(1年時点の治療失敗 経口13.2%対静注14.6%、カテーテル合併症9.4%対1.0%)を追加し、歯性感染からの顎骨骨髄炎の節を新設した。(出典:IWGDF/IDSA 2023、IDSA 2015、OVIVA 2019)
2026
09.05根尖の診断区分を6つと数え直し、歯性感染からの眼窩合併症の経路を一次資料で確かめて相互にリンクした。
- 疾患根尖性歯周炎「4つの根尖診断」と数えていたが、AAE の根尖診断は正常根尖組織・症候性根尖性歯周炎・無症候性根尖性歯周炎・慢性根尖膿瘍・急性根尖膿瘍・硬化性骨炎の6区分である(見出し・導入文・表・まとめの4箇所を揃えた)。「強い打診痛」は原文が「打診痛および/または触診痛」であること、急性根尖膿瘍でX線が正常なのは「珍しくない」と頻度を述べた記述が原文に無いことも是正。歯髄診の冷刺激反応の持続時間を正常・可逆性・不可逆性で分け、隣在歯と対側同名歯で基準を作るという原則を追加した。治療成績(非外科的歯内療法85〜94%、再治療74〜82%、根尖外科60〜91%、治癒判定は12か月で88%だが6か月では50%)と根尖部透亮像・不透過像の鑑別も補った。(出典:AAE Endodontic Diagnosis 2013)
- 疾患眼窩蜂窩織炎歯性副鼻腔炎の洞外合併症110例(75研究)のうちおよそ70%が眼窩合併症であり、最多の原因が上顎大臼歯の根尖性歯周炎であること、副鼻腔炎の進展範囲と眼窩・頭蓋内合併症の有無に関係が無いことを追記。これにより根尖性歯周炎ノートからの「原因となる疾患」の逆参照に裏づけが入った。(出典:Craig 2022)
2026
09.05アスピリン脱感作の維持用量を「何のための用量か」で書き分け、生物学的製剤の承認状況を国別に直した。
- 疾患アスピリン増悪呼吸器疾患「脱感作を保つには最低1日325 mg」と「1回325〜650 mgを1日2回」を並べるだけで、この2つが別目的の用量であることが読み取れなかった。1日325 mg以上は他のNSAIDへの交差耐性を保つ下限、疾患そのものの治療は1回650 mgを1日2回で1〜6か月開始し良好なら減量、と表で分離した。治療期間の規定(まず6か月試す)、禁忌8項目、適応がアスピリン耐性のCRSwNPには及ばないこと、副鼻腔手術と脱感作の間隔(3〜4週前)も追加。「生物学的製剤どうしの直接比較試験は存在しない」という断定は EVEREST 試験(デュピルマブ対オマリズマブ、24週の2主要評価項目でデュピルマブが優越)が出たため撤回し、同試験の組入れがアスピリン過敏を要件としていないことを明記した。米国では鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎にオマリズマブ・メポリズマブ・テゼペルマブも承認されており、日本の電子添文で確認できるのはデュピルマブ300 mg製剤である。(出典:AAAAI Work Group Report 2021、EVEREST 2025、デュピクセント電子添文)
- 疾患鼻茸同じ用量の混同(「少なくとも1日325 mgを要し、生涯にわたる継続が前提」)を是正。325 mgは交差耐性の下限、治療は1回650 mg1日2回で1〜6か月試し、無効なら高用量を中止してよい。日本で鼻茸の適応をもつのはデュピルマブ300 mg製剤だけで、オマリズマブは米国ラベルにCRSwNP適応があるが日本の電子添文の効能は喘息・季節性アレルギー性鼻炎・特発性の慢性蕁麻疹の3つである、と国別に書き分けた。(出典:AAAAI Work Group Report 2021、ゾレア電子添文)
2026
09.05ビタミンD指針の全文が取得でき、2011年版の閾値を「もはや支持しない」と明記していることが確定したため、関連4ノートを揃えた。
- トピックNon-osteoporotic bone diseases; extraskeletal effects of vitamin D deficiency25(OH)Dの区分が「顕性欠乏<10」「軽度15〜20」で10〜15 ng/mLがどの区分にも属さない穴を持っていた。この区分の出所は特定できなかったため境界を創作せず、IOM/NAM 2011 報告の原文(30 nmol/L=12 ng/mL未満は欠乏のリスク、30〜50 nmol/L=12〜20 ng/mLは一部で不足のおそれ、50 nmol/L=20 ng/mL以上でほぼ全員が充足)に置き換えて隙間なく連続する形にした。Endocrine Society 2024 は前版の目標値30 ng/mLも、充足・不足・欠乏を定義する具体的な値も「もはや支持しない」と本文に明記しており、前回『撤回したとは書かれていない』としていた記述を確定させた。(出典:Endocrine Society 2024、IOM/NAM 2011)
- トピックOsteomalacia and Rickets同じ指針の記述を「更新・置換にとどまる」から「もはや支持しないと明記した」へ確定。あわせて指針自身が定める適用範囲(現行のDRIを置き換えるものではなく、ビタミンD治療や25(OH)D測定の適応が確立した人には適用しない/ビタミンD代謝に影響する基礎疾患のある人へ外挿しない)を指針の文言で書き、くる病・骨軟化症を疑う患者での測定は従来どおりであることを示した。(出典:Endocrine Society 2024)
- トピックHormonal regulation of calcium & phosphate metabolism同上の確定に加え、2011年版の目標値を「30 ng/mL超」と書いていたのを、原文が述べる「目標値30 ng/mL」までに後退させた(以上か超かは2024年版の記述からは決まらない)。IOM の推奨量(1〜70歳600 IU/日、71歳以上800 IU/日、血清25(OH)D 20 ng/mL以上が人口の97.5%の必要量を満たす)とU字型の関連を一次資料で確かめて補い、三次性副甲状腺機能亢進症に結節性過形成とCaSR・VDR発現低下という機序を足した。(出典:Endocrine Society 2024、IOM/NAM 委員会報告 2011)
2026
09.05毒性アルコール中毒の透析基準がエチレングリコールのものだけだったのでメタノールの勧告と分け、アルコール性ケトアシドーシスの血糖の断定を現行資料に合わせた。
- 疾患毒性アルコール中毒血液透析の適応が EXTRIP のエチレングリコール勧告だけで書かれ、メタノールに別の勧告があることが示されていなかった。化合物別に節を分け、アニオンギャップの閾値がエチレングリコール27 mmol/L超・メタノール24 mmol/L超と異なることを並べて示した。ホメピゾールとエタノールの位置づけも是正——原著は「どちらかの解毒薬が他方に優ることを示す臨床転帰のデータは無い」と明記しており、ホメピゾールが選ばれる理由は投与設計の簡便さ・モニタリングの少なさ・有害事象の少なさで、欠点は取得費用である。透析中の解毒薬の扱いも化合物別に書き分け、メタノールでは体外循環中の全身抗凝固を避けることを追加した。(出典:EXTRIP methanol 2015、AACT 2002)
- 疾患メタノール中毒「ホメピゾールはADHをメタノールより桁違いに高い親和性で競合阻害する」という機序の帰属が入れ替わっていた。原著が親和性による競合で説明しているのはエタノールで、ホメピゾールは直接阻害薬として区別されている。解毒薬の開始基準(血清メタノール20 mg/dL超、毒性量の摂取歴+浸透圧ギャップ10超、強い臨床的疑い+4項目中2項目以上)の節を新設し、エタノールを用いる場合の目標濃度・負荷量・維持量と透析中は維持量を2倍にすることも追加。炭酸水素ナトリウムの終点(中止時点のpHを7.35より高く保つ)を補った。(出典:Toxics 2024 総説、EXTRIP methanol 2015)
- 疾患アルコール性ケトアシドーシス「血糖は正常または低値」という要点が現行資料と食い違っていた。現行の記述は「通常は軽度上昇するが一般に250 mg/dLを超えない、初診時は正常域が多い」であり、要点を「低いこと」から「高血糖にならないこと」へ置き換えた。「チアミンを先または同時に」という無条件の指示も、重症低血糖があるときは血糖の是正が先という例外つきに書き分けた(静注チアミン500 mg)。輸液は「5%ブドウ糖のあとに生理食塩液」という逐次ではなく、現行はブドウ糖を加えた生理食塩液である。重症低カリウム血症ではカリウム正常化までブドウ糖含有輸液を保留してよいこと、乳酸4 mmol/L超なら別の原因を探すことも追加した。(出典:StatPearls 2025、ADA/EASD 2024)