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更新ログ

ボットが毎日ノートを確認し、最新の医学情報と食い違っていないかをチェックしています。修正した箇所はここに記録されます。793 runs · 7359 changes

  1. 2026 08.01

    アレルギー予防の指導内容、抗コリン薬の緑内障禁忌の範囲、神経因性尿失禁への人工括約筋の適応条件を、いずれも現行の一次資料に合わせて是正した。

    • トピックHypersensitivity Iアレルギー予防の具体策が「加水分解乳製品を早期導入する」となっていたが、予防効果を裏づける確立した根拠は無い。LEAP試験(2015)とNIAID 2017年addendumガイドラインに基づき、鍵はアレルゲン性食品そのものの早期導入である旨(高リスク児は特異的IgE・皮膚プリック試験でのスクリーニング後に生後4〜6か月から、湿疹のない児は生後6か月頃から)へ書き換えた。
    • トピックAnesthesiology II.: Premedication抗コリン薬前投薬の副作用として「緑内障悪化」が緑内障の型を区別せずに挙げられていた。眼圧上昇が問題になるのは閉塞隅角緑内障(狭隅角眼)に限られ、開放隅角緑内障は禁忌ではない。日本でも2019年に添付文書の禁忌が「緑内障」から「閉塞隅角緑内障」へ改められている旨を明記した。
    • トピックUrine leaks and urodynamics神経因性尿失禁の受動型に対する人工尿道括約筋埋め込みが、適応条件なしで手術的治療として挙げられていた。上部尿路障害のリスクと排尿筋圧が制御できている場合にのみ適応となり、間欠自己導尿など排出管理の併用を要することが多い旨を補った。
    • 疾患尿失禁神経因性尿失禁の受動型の治療が「人工尿道括約筋の埋め込みを検討する」だけで、適応条件が書かれていなかった。上部尿路障害のリスクと排尿筋圧が制御できている場合にのみ適応となること、括約筋側だけを閉じて排出障害を残すと高圧蓄尿から水腎症・腎機能障害へ進むことを追記した。
  2. 2026 08.01

    胸腺腫の分類が半世紀前の旧分類のままだったほか、膜性腎症・脂肪腫でも現行分類とずれた記述があったため、計3件のトピックを更新した。

    • トピックDisorders of the spleen and thymus胸腺腫の分類を「良性・被包型/悪性I型(局所浸潤性)/悪性II型(=胸腺癌)」という旧分類から、WHO胸部腫瘍分類第5版(2021年)のA・AB・B1・B2・B3型+胸腺癌へ更新した。現行分類には「良性胸腺腫」というカテゴリが存在せず、A〜B3型のいずれも転移・再発をきたしうる腫瘍として扱われる。あわせて、予後を規定するのは組織型より病期であることを示すため、Masaoka-Koga分類とTNM分類(第8版、2017年発効)の節を追加した。
    • トピックThe nephrotic syndrome膜性腎症について2点を訂正した。(1)「85%が特発性(抗PLA2R抗体)」という記述は本来別々の2つの数字を1つに潰したもので、正しくは一次性が全体の約75〜80%、そのうち抗PLA2R抗体陽性が約70〜80%である。(2) 実験モデルのHeymann腎炎をヒトの抗PLA2R抗体と同一視していたが、Heymann腎炎の標的抗原はメガリン(gp330)であり、メガリンはヒトのポドサイトには発現しない——両者は上皮下免疫複合体が形成される機序が似ているだけで、抗原そのものは別分子である。
    • トピックTumors of adipose tissue血管筋脂肪腫を「脂肪腫の亜型」として扱っていた記述を訂正した。現行のWHO軟部・骨腫瘍分類第5版(2020年)では血管周囲類上皮細胞腫瘍(PEComa)群に分類され、脂肪腫の亜型ではない。腎に好発すること・結節性硬化症と関連することは従来どおり。
  3. 2026 08.01

    疾患ノート20件の作成中に見つかった、上咽頭癌の組織分類と治療、Ehlers-Danlos症候群の旧型番号、嚢胞性線維症の胎便性イレウス発症率を現行の一次資料へ是正。

    • トピックTumors of nasal passages, nasopharynx and larynx上咽頭癌の組織型が2005年以前のWHO type I/II/III のままで、未分化癌を非角化癌と並列に置き、2005年に加えられた基底細胞様扁平上皮癌が抜けていた。現行WHO分類(角化性扁平上皮癌/非角化癌〈分化型・未分化型〉/基底細胞様扁平上皮癌)へ改めた。
    • トピックTumors of nasal passages, nasopharynx and larynx上咽頭癌の治療を「免疫療法(インターフェロン)、放射線療法、化学療法」としていたが、インターフェロンは現行の治療に含まれない。放射線治療(IMRT)が主体で、局所進行例にはシスプラチンを用いた化学放射線療法を併用するという現行の標準へ改めた。
    • トピックIntracranial haemorrhagesくも膜下出血の危険因子が「Ehlers-Danlos IV型」という1997年以前の型番号で書かれていた。2017年国際分類の呼称である血管型Ehlers-Danlos症候群(vEDS)へ改め、新設した疾患ノートへリンクした。
    • トピックCystic fibrosis嚢胞性線維症が新生児期に胎便性イレウスで発症する割合を「5〜10%」としていたが、現行の記載は15〜20%であるため是正した。
  4. 2026 08.01

    髄膜腫のWHOグレード判定が2件のトピックで旧基準のままだったため、現行のWHO中枢神経系腫瘍分類第5版へ更新した。

    • トピックMeningiomagrade 3の分子基準の欄にあった「乳頭型・横紋筋様型も形態にかかわらずgrade 3」という記述を削除した。この規則はWHO中枢神経系腫瘍分類第5版(2021年)で廃止されており、乳頭状構造や横紋筋様細胞質があっても他の亜型と同じく形態基準と分子基準に照らしてgrade 1〜3へ振り分ける(WHO CNS5要約 Neuro-Oncology 2021、cIMPACT-NOW update 8)。あわせて、その点を注意として本文に明記した。
    • トピックTumors of central and peripheral nervous system髄膜腫のグレード分類が分子基準に触れておらず、乳頭状型・横紋筋様型を無条件にgrade 3とする旧基準のままだったため、WHO中枢神経系腫瘍分類第5版(2021年)へ更新した。TERTプロモーター変異またはCDKN2A/Bホモ接合性欠失があれば形態が軽度でもgrade 3とすること、明細胞型・脊索腫様型は亜型だけでgrade 2となること、乳頭状型・横紋筋様型は亜型だけでは自動的にgrade 3としないことを明記した。
  5. 2026 08.01

    常染色体劣性多発性嚢胞腎の死因と肝病変、および消化管間質腫瘍の由来細胞について、2件のトピックで古い記述を現行の一次資料へ是正した。

    • トピックDevelopmental abnormalities and cystic diseases of the kidney常染色体劣性多発性嚢胞腎(ARPKD)の臨床経過が「しばしば乳児期に腎・肝不全で死亡」とされていたが、重症例の主な死因は羊水過少による肺低形成からの呼吸不全(周産期・新生児期)であるため是正した。あわせて肝病変を「肝嚢胞」ではなく胆管板形成異常による先天性肝線維症と明記し、肝硬変と同一視していた記述を分離して、生存例では門脈圧亢進が主体になることを示した(GeneReviews「Autosomal Recessive Polycystic Kidney Disease (PKHD1-Related)」2024年更新、StatPearls NBK537137)。ADPKDとの比較表も同じ内容に揃えた。
    • トピックGastric tumors消化管間質腫瘍(GIST)を「低悪性度の平滑筋紡錘細胞腫瘍」とする1998年のKIT変異発見以前の分類のままだったため、Cajal介在細胞(消化管のペースメーカー細胞)に由来する間葉系腫瘍であり平滑筋腫瘍とは別系統であることへ是正した。あわせて「良性・悪性いずれもありうる」という二分法を、腫瘍径・核分裂数・部位・腫瘍破裂で評価する再発リスクの連続体という現行の考え方へ改めた(Hirota et al., Science 1998;NCI PDQ 消化管間質腫瘍の治療)。
  6. 2026 07.29

    検査値エンティティノートのバッチ50〜52執筆に伴い、参照した授業ノート1件のトキソカラ症診断・治療を現行のCDC資料に合わせて修正。

    • トピックToxocara canis, T. catiトキソカラ症の診断を曝露歴・臨床像・血清学の統合評価へ改め、眼型では末梢血好酸球数が正常でも除外できないことを明記。旧来のチアベンダゾール並列を削除し、内臓型はアルベンダゾールまたはメベンダゾール、眼型は炎症制御と眼科的処置を組み合わせる現行の位置づけへ更新。
  7. 2026 07.29

    検査値ノートのバッチ53〜56執筆に伴い、参照した授業ノート5件の高カリウム血症、血清学、尿路結石、鉄過剰評価を現行ガイドラインに合わせて更新。

    • トピックPotassium (K+) balance disorders高カリウム血症の旧来の8 mmol/L境界を削除し、軽度5.5〜5.9、中等度6.0〜6.4、重度6.5 mmol/L以上へ更新。心電図変化は血清K値と一対一に対応しないことも明記。
    • トピックElectrolyte Disorders静注カルシウムの適応を高カリウム血症による心電図変化がある場合に整理し、重度高K血症のK低下療法と役割を分離。
    • トピックPrinciples of the evaluation of serological tests. Paired sera test, meaning of titreIgM単独陽性、ペア血清、4倍上昇、採取間隔、ウインドウ期を病原体・測定法別に解釈する形へ改め、一律の急性感染確定基準という記述を修正。
    • トピックDiagnostics and treatment of urinary stonesESWLを一律の第一選択とする内部矛盾を解消し、結石の大きさ・部位・密度・解剖・患者背景に応じてESWL、URS/RIRS、PCNLを選択する現行方針へ更新。
    • トピックHemochromatosis and Wilson DiseaseTSAT測定で空腹時採血を必須とする記述を修正し、鉄過剰を疑う目安を女性45%超・男性50%超に分けて明記。
  8. 2026 07.29

    検査値ノートのバッチ57〜59執筆に伴い、抗核抗体を扱う授業ノートのSLE分類基準と臨床診断の混同を修正。

    • トピックScreening methods for autoantibodiesANA陰性ならSLEを除外できるという記述を改め、ANA 1:80以上は2019 EULAR/ACR分類基準の入口であって臨床診断の絶対的除外基準ではないことを明記。
  9. 2026 07.29

    HbFと2,3-BPGの関係を絶対表現から比較表現へ修正。

  10. 2026 07.29

    胸部画像の非推奨語と、無気肺の可逆性・緊急度に関する一律表現を更新。

    • トピックAtelectasis and acute respiratory distress syndrome無気肺の可逆性と対応の緊急度を病型だけで一律化せず、原因・範囲・低酸素・閉塞の有無で判断する記述へ修正。
    • トピックImaging techniques in pulmonology非推奨の「浸潤影」を非特異的な肺野陰影へ置き換え、標準化された画像パターンへ具体化する読み方を追記。
    • トピックPneumonia肺炎の画像表現を「浸潤影」から肺野陰影・コンソリデーションなどの標準用語へ更新。