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Symptoms · Published

吸気性喘鳴

Inspiratory stridor

臓器系
呼吸器
科目
Medical MicrobiologyPediatricsInternal Medicine
トピック
微生物学 2/18:ヘモフィルス属小児科 2-39:急性喉頭蓋炎・細菌性気管炎・クループ小児科 2-02:小児腫瘍救急内科学 L-64:血液・腫瘍救急:発熱性好中球減少症、腫瘍崩壊症候群、上大静脈症候群
関連疾患
Chiari奇形アナフィラキシークループ・急性喉頭蓋炎・細菌性気管炎ジフテリア遺伝性血管性浮腫咽後膿瘍血液・腫瘍救急(発熱性好中球減少症・腫瘍崩壊症候群・上大静脈症候群)声帯麻痺多系統萎縮症誘発性喉頭閉塞頸部膿瘍
起因薬
ピシバニール

🧠 全体像は、音の性質よりというで読む所見である。狭窄部位の推定・との対比は喘鳴に譲り、ここでは「を見たときにどう動くか」に絞る。

進行度と随伴所見で緊急度を判定する

安静時にも聞こえる、・チアノーゼ・意識変容を伴う、数分〜数時間の単位で悪化している——このいずれかがあれば、原因検索より先に気道の安全を優先する。

手掛かり 想定する病態
数日かけて進行、
数時間で急速進行、高熱・
突然発症、の有無を問わない
蕁麻疹・・低血圧を伴う アナフィラキシー
ジフテリア
頸部・歴、発声は保たれたまま呼吸困難が進行 両側
頸部・、体位で増悪 腫瘍による気道圧迫(

の有無と、固定の有無は、を鋭く見分ける手掛かりになる。があり全身状態が良ければを、固定を伴えばを疑う。

急速進行時は気道確保の準備をしながら評価する

⚠️ 数分〜数時間で悪化するでは、診断を確定させる前に気道確保のできるを整える。 や画像検査を先に進めて閉塞が完成してしまうと、その時点での気道確保はもはや平常時の手技ではなくなる。

flowchart TD
    A["急速進行する<span class='jp-term jp-term-diagram' title='inspiratory stridor'>吸気性喘鳴</span>"] --> B["評価と気道確保準備を同時に開始"]
    B --> C{"小児の<span class='jp-term jp-term-diagram' title='croup'>クループ</span>・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='acute epiglottitis/supraglottitis'>急性喉頭蓋炎</span><br><span class='jp-term jp-term-diagram' title='mediastinal mass'>縦隔腫瘤</span>が疑われるか"}
    C -->|"はい"| D["咽頭診察・仰臥位・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='crying (infant cry, clinical sign)'>啼泣</span>誘発を避け<br>安楽な体位のまま気道確保チームを招集"]
    C -->|"いいえ"| E["原因検索と並行して<br>気道確保の準備を整える"]

不必要な刺激が完全閉塞を誘発しうる

⚠️ 小児のでは、評価そのものが閉塞を早めうる。 での咽頭診察、仰臥位へのを誘発する採血・は、による陰圧増大と仰臥位によるの作用で腫脹した組織を気道内へ引き込み、数十秒でに至ることがある。児が自分で選んだ体位()を保たせ、酸素は顔に押し当てずblow-byで与え、気道確保のできるチーム(麻酔科・耳鼻科・小児)を先に招集する。

⚠️ によるでも同じ原則が働く。仰臥位・鎮静・全身麻酔・を変化させ、それまで保たれていた気道・循環を突然虚脱させうる。自発呼吸を保てる体位のまま、画像・断より前に安全な気道確保の計画を立てる。

まとめ

  • を示す緊急徴候。狭窄部位の推定は喘鳴に譲り、ここではを扱う。
  • 急速進行するでは、診断確定を待たず気道確保の準備を並行して進める。
  • 小児のによるでは、咽頭診察・仰臥位・誘発・鎮静などの不必要な刺激がを誘発しうるため避ける。