画像診断学

画像診断学 · 04

CTの基礎:臨床応用

Basics of computed tomography: clinical applications

前提:正常
CTのハンスフィールド単位とウィンドウ処理CT画像再構成

🧠 全体像:臨床でを使うときは、①で答えが出るか(異物・結石・出血・空気・石灰化)、②造影が必要なら何相で撮るか(血管・腫瘤の鑑別)、③特殊な撮り方が要るか(、、心電図同期、腸管・大腸の撮影法)の順に考える。は肺実質・異物・石灰化でに勝り、や局所の進展ではに劣る。値・ウィンドウ・造影の・造影剤の安全性という原理はの原理で扱い、このノートはその使い分けに集中する。

1. 日常診療でのCTの位置づけ

は次のように幅広い診断に使われる。

  • 腹部・胸部の急性疾患
  • 急性の脳疾患(のほうが感度は高いが、いつでも使えるとは限らない)
  • 腫瘍の画像診断と
  • 肺疾患との評価()
  • 肺癌のスクリーニング
  • 外傷
  • 消化管の検査
  • 異物の検索

⭐ がより優れているのは、肺実質、異物の検索、石灰化した構造(硬化した骨、腎結石など)の描出である。

問い 先に選ぶ検査 理由
肺実質の病変 空気と組織のが大きく、は肺で信号が乏しい
・由来不明の異物 金属は極端な。は異物がなら危険
結石・石灰化 石灰化はでどの断面でも拾える
急性期のの除外 速く、どこでも撮れ、大きな血腫に感度が高い
の・腫瘍、局所の、 軟部組織が高い

2. 単純CTで答えが出る場面

高吸収の構造と異物

  • はで正確に見つかる。 右眼窩の由来不明の異物は、の軟部組織条件で眼球の下内側に小さな点状の強いとして、のでは右眼窩前方の白い点とそこから伸びる線状のとして写る。値は約1550 で、骨よりも高い。
  • ⚠️ 由来不明の異物があるときはを撮らない。 の金属なら磁場で動き、とくにでは失明につながる。まずで金属かどうかと位置を確かめる。
  • は腎・検索のである()。結石は造影剤と紛らわしいので、造影しない。

出血・血腫

  • の急性血腫を描出するには、通常はで足りる。
  • 高度の貧血では急性血腫の値が低くなる。 血腫の濃度はヘモグロビン()に左右されるので、正常値の患者より白さが弱い。
  • 活動性出血の部位はで突き止める。 造影剤が血管の外へ漏れ出す像を探す。

⭐ 血腫の値は時間とともに変わる。 凝血直後はタンパク質が濃縮されて白くなり、時間が経ってタンパク質が分解されると濃度が下がっていく。

xychart-beta
    title "頭蓋内血腫のCT値の経時変化(模式図)"
    x-axis ["超急性期(分)", "急性期(時間)", "亜急性期(日)", "慢性期(週)"]
    y-axis "CT値(HU)" 0 --> 100
    line [40, 90, 35, 5]
時期 値の目安 見え方(脳との比較)
期(数分) 灰白質(約40 )前後から上昇中 ほぼ〜やや
急性期(数時間) 50〜80 、ピークで90 前後 明らかな
亜急性期(数日) 灰白質(約40 )・白質(約30 )の値を横切って低下 脳とになり見逃しやすい
慢性期(数週) 脳脊髄液(0 )に近づく 低吸収

同じ患者の右の急性は、受傷直後には型の(50〜80 )として見え、3週間後には同じ場所が0 前後の低吸収な慢性に変わっている。

💡 亜急性期に血腫が脳と同じ濃度になる時期がある。「白い塊がない」ことを「出血がない」と読み替えず、、、脳室のといった間接所見も見る。

頭部CT

  • 単純は大きな血腫の除外には非常に感度が高いが、小さな点状出血はのほうが感度が高い。例として、単純で左の大脳半球に大きな急性があり、の平均値は約59 (55〜60 )、とのを伴う()。
  • ⚠️ が陰性でも悪性腫瘍は否定できない。 造影で異常がなかった患者で、3日後のに複数の高信号病変(悪性黒色腫の転移)が見つかった例がある。は軟部組織が高く、の異常をより鋭敏に描出する(脳転移)。

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3. 高分解能CT(HRCT)

HRCTは、薄いスライスで撮影し、高の再構成関数で後処理するの技法である。同じ部位を厚いスライス・標準の再構成と、薄いスライス・高の再構成で比べると、のや肺の細かい構造がくっきりする(例:で1.00 mm→0.80 mm、肺で3.00 mm→1.00 mm)。

領域 何を見るか 条件
、外傷、中耳の解剖(耳小骨、)
骨の構造 の構築(例:)
肺の構造 、 、

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  • EI-07-02 反復性中耳炎():と。単純の(・)で、中耳とが液体で満たされてが失われ、の骨には侵食がある。外耳道の壁も厚い(中耳炎)。
  • EI-12-03 パターンの:で中等度の。単純の肺(、・・)で、両側の背側・優位にとがあり、と肥厚を伴う。3方向で見ると「下葉の背側に偏る」分布が分かる。

4. 胸部CTの撮り分け

撮り方 使う場面 要点
通常の胸部CT 肺炎、腫瘍の患者など には造影で撮る
血管の() 肺塞栓症、大動脈疾患 撮影の遅延時間を目的の血管に合わせる。肺塞栓は10〜15秒、大動脈疾患は15〜30秒
スクリーニング、小児、繰り返しの経過観察 線量を下げる代わりにも下がる
、 下の表

の撮り方

項目 内容
1 mm未満(通常0.625 mm)
造影 しない()
撮影法 間隔をあけたの逐次撮影(被ばくが少ない)か、の体積撮影(被ばくは多いが全肺を連続して見られる)
呼吸 で撮るのが基本
呼気撮影 でを見るために追加する
撮影 を疑うときに仰臥位に加える

💡 仰臥位では肺の背側にで血液とが集まり、線維化と区別しにくい淡い濃度が出る。で撮り直して消えればによる変化、残れば本物の病変である。

⭐ 縦隔、、胸膜、血管の異常がある患者では静注造影を使う。 造影すると、肺塞栓は造影された肺動脈の中のとして、は造影された血管との境界がはっきりした軟部濃度として見える。

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  • EI-11-03 両側肺塞栓症:帝王切開後の上昇、呼吸困難、。肺動脈ので、両側の肺動脈に大きな低吸収のがある。は造影剤濃度が最も高く、そこでを生じている(高濃度の造影剤が作るはの原理を参照)()。

5. 心臓CT

で知りたいこと

  • 心臓・冠動脈の解剖
  • 冠動脈疾患
  • 冠動脈・留置したの開存
  • 心室容積と心機能
検査 造影 分かること 分からないこと
する 曲面ので冠動脈を1本の線に引き伸ばし、非石灰化(軟らかい)プラークと狭窄の程度を評価できる ―
しない を定量し、早期のができる 、狭窄の程度

では、冠動脈の石灰化を枝ごとに自動で色分けして点数化し、石灰化の体積も出す。例として、が35、70、434、その他10、合計549(石灰化の体積は合計467 mm³)という結果は、を中心に石灰化が多いことを示す。

⭐ 検査前にβ遮断薬と舌下のを投与することが多い。 β遮断薬で心拍数を下げて(目標はおおむね60/分以下)不整脈と心拍の揺らぎを抑え、動きのぶれを減らす。は冠動脈を拡張させて血管を見やすくし、狭窄の評価の精度を上げる。1

⚠️ 投与前に禁忌を確かめる。1

薬 使わない・注意する状況
β遮断薬 活動性の性疾患(など)では使わない。、重症などもで確認する事項に挙がる
・の治療で(、、)を最近服用した患者では禁忌(併用で高度の低血圧を起こす)。高度の低血圧や、重症のような前負荷に依存する病態でも避ける

💡 は静脈を広げて心臓へ戻る血液(前負荷)を減らす。重症では心拍出量が前負荷に強く依存するため、急な血圧低下を起こしやすい。

心電図同期

心臓は動くので、心電図に合わせて撮影や再構成の位相を選ぶ。

方式 X線の出し方 向いている状況 被ばく
後ろ向き心電図同期 全体で連続して照射し、あとで好きな位相を選んで再構成 不整脈、心機能(全位相)の評価 多い
後ろ向き同期+線量調整 連続照射だが、狙った位相だけ全線量、それ以外は減らす 上の被ばくを抑えたいとき 中間
前向き心電図同期(トリガー) 狙った位相(拡張期など)だけ照射 安定した 少ない
高ピッチの同期 寝台を速く動かし、1心拍の中で心臓全体を撮り切る 心拍が遅く安定している患者 少ない

正常な冠動脈は内腔が滑らかに一様に白く写り、動脈硬化では血管壁に沿ってが点々と白く並ぶ。

6. ダイナミックCTによる腫瘤の鑑別

造影の各の意味はの原理で扱った。ここでは臓器ごとに、どののどんな振る舞いが診断につながるかを整理する。

肝腫瘤

肝腫瘤は造影の振る舞いで非侵襲的に見分けられ、多くの場合に生検を避けられる。

病変 相()
強い まだ〜同程度 周囲より低吸収()
多血性の転移 強い 周囲とほぼ同じ 低吸収
乏血性の転移 淡くしか染まらない 周囲より低吸収 低吸収
血管腫 辺縁に結節状・点状の 辺縁から中心へが広がる 全体がで埋まる
(あり) 強い、中心の瘢痕だけ低吸収 が薄れ、瘢痕は低吸収のまま 周囲とほぼ同じ、瘢痕が線状に残る
  • の例では、で大きな腫瘤が全体に強く染まり、中央に星形の低吸収の瘢痕が見える。後の相では腫瘤は周囲の肝とほぼ同じ濃度に戻り、瘢痕だけが残る。
  • 多発の例では、で複数の結節が強く染まり(左)、で周囲より黒く抜ける(右、)。

💡 の理由:はをほとんど受けず動脈血だけで養われる。では早く強く染まるが、周囲の肝がで遅れて染まる頃には造影剤が抜けて、相対的に黒くなる()。

膵腫瘤

造影の振る舞い 考える病変
造影されない 嚢胞、
で (、など)
静脈相で低吸収 膵腺癌

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  • EI-05-04 膵:低血糖症状・発汗・体重増加の52歳。とダイナミックの早期を並べて見ると、のが早期で強くする(でも確認できる)。は多血性のことが多く、を含めて撮ることが検出の鍵になる。
  • EI-15-03 リンパ節転移と胆管・膵管拡張を伴う:倦怠感、体重減少、黄疸。造影CTの静脈相で膵頭部に低吸収の腫瘤があり、通常は見えないが低吸収の枝として拡張し、胆嚢も液体で張って腫大、膵管も閉塞で拡張している。腸間膜には辺縁がの造影される(リンパ節転移)がある。
  • EI-14-03 急性:発熱、背部へ放散する上腹部痛、・リパーゼの著明な上昇。と造影CTを並べて見る。造影CTで膵は腫大し辺縁が不明瞭で、膵頭部は造影されて生きた組織だが、体部・尾部は低吸収のまま造影されず壊死を示す(壊死の判定には造影が要る)。周囲の腸間膜脂肪はで濃度が上がり、では肝の濃度が低い()()。

腎腫瘤

⭐ の検出には、腎実質全体が均一に染まる腎実質相(静脈相)のほうが皮質相より感度が高い。 皮質相()では皮質だけが白く髄質が暗いので、髄質にかかる腫瘍が髄質と紛れる。

  • 左腎の肺癌転移の例:では周囲の腎と区別しにくい。皮質相でもとして見えるが、暗い髄質と隣り合って紛れやすい。腎実質相では、均一に白くなった腎の中の境界明瞭なとして最もはっきりする。
  • 尿路造影():腎盂・尿管に排泄された造影剤で尿路の内腔を描く。尿管を閉塞する腫瘤があれば、その上流の腎盂・が拡張した水腎症となり、造影剤で満たされた内腔の途絶として腫瘤が見える(の検出は腎実質相、の腫瘍は)。

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7. 腫瘍の病期診断CT

撮影が速いので、腫瘍の患者で複数の部位を一度に調べ、リンパ節腫大と遠隔転移を描出できる。一方、局所の腫瘍の広がりの評価はのほうが優れている。

胸部から骨盤までを造影CTで撮ると、骨盤では原発のが直腸の壁の塊として、上腹部では多発が中心の低吸収な腫瘤として、胸部のでは孤立性の肺転移が小さな結節として描出される(大腸癌)。一方、が壁のどの層まで、周囲のどこまで浸潤しているかという局所病期はで決める。

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  • EI-06-01 多発肺転移:悪性黒色腫の。立位の胸部正面X線では多数の円形のが重なって見え、造影胸部CTの()では大きさの異なる円形の軟部濃度の結節が両肺に散らばる。結節はよりに多い(血流が多いため)。

8. 骨盤CT

  • 病変の有無を見つける感度は、とでほぼ同じである。
  • 石灰化した腫瘍はのほうがよく見える。
  • 軟部組織への広がり(局所病期)と(など)はのほうが優れている。
例 見え方 学ぶこと
右骨盤の腫瘤:膿瘍か、腸管か、か 経口造影剤で周囲の腸管は白く満たされているのに、この腫瘤には入らない。のちに卵巣の嚢胞性腫瘍と判明 経口の陽性造影剤で「腸管かどうか」を区別できる
石灰化を伴う低吸収の腫瘤(−110 ) 脂肪の値の腫瘤の中に石灰化がある −110 は脂肪。脂肪+石灰化は卵巣の皮様()に特徴的()

9. 消化管のCT

小腸:CTエンテロクリーシスとCTエンテログラフィー

方法 造影剤の入れ方 患者の負担
エンテロクリーシス 小腸(トライツの先)まで入れたから造影剤を注入する 不快な検査
ー 大量の陰性(中性)造影剤を口から飲む エンテロクリーシスよりずっと楽
  • 適応:(、)、その合併症(瘻孔、癒着した腸管の塊)、。
  • と相補的に使う(カプセルは、は壁の厚さと腸管外の合併症を見る)。
  • 例:ーので、のが厚く強く造影され、内腔が狭くなっている。のである。

大腸:CTコロノグラフィー(仮想大腸内視鏡)

  • 複雑な計算でを行い、内視鏡を入れずに大腸の内腔を内側から見た像を作れる。
  • 内視鏡と違って治療(など)はできない。
  • 内視鏡と違って周囲の構造(肝、リンパ節)も見える。
  • 適応:内視鏡が禁忌のとき、通常のが失敗した・最後まで入らなかったとき、個別に判断した大腸癌のスクリーニング。
  • 例:空気で膨らませた大腸ので、腸管をに狭める腫瘤があり、仮想内視鏡像では内腔へ突き出す凹凸の塊が内腔を塞いでいる。狭窄を起こした大腸癌である。

10. 筋骨格の外傷

には筋骨格外傷で2つの大きな役割がある。

  1. 単純X線で判断に迷った骨折を確定または除外する。
  2. すでに分かっている骨折の広がりをしてを助ける。
  • 高エネルギー機序のではまたは造影胸部CTを行う(大血管損傷と出血を同時に見る)。
  • 神経の損傷が疑われるときはを勧める(例:脊椎外傷での脊髄)。
所見 撮り方 見え方
多発 元ボリュームレンダリング 胸郭を立体的に見ると、複数の肋骨のが一目で並ぶ
と血腫 造影CT 骨折した肋骨の内側に、胸膜に沿ったの軟部濃度(血腫)
胸骨骨折と血腫 胸骨の皮質が途切れ、その背側に軟部濃度の血腫が広がる

画像で確かめる

  • EI-13-06 :膝の外傷。膝の正面X線でに透亮なを探し、のでのと皮質ののを確かめる。重なりのないの断面で骨折の範囲をし、に役立てる例である。
  • EI-14-06 :高所からの。のではの皮質が途切れ透亮ながある。のでは、が多数の骨片に割れた立体的な広がりが分かり、手術計画に使える。

11. 検査を選ぶ流れ

flowchart TD
    A["臨床上の問い"] --> B{"濃度がもともと大きく違うものか<br>異物・結石・石灰化・空気・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='acute blood loss'>急性出血</span>"}
    B -->|"はい"| B1["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='noncontrast CT'>単純CT</span><br>結石・小児・経過観察なら<span class='jp-term jp-term-diagram' title='low-dose'>低線量</span>"]
    B -->|"いいえ"| C{"血管そのもの・<br>活動性出血を見たいか"}
    C -->|"はい"| C1["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='computed tomography'>CT</span><span class='jp-term jp-term-diagram' title='angiography'>血管造影</span><br>肺動脈10〜15秒・大動脈15〜30秒"]
    C -->|"いいえ"| D{"腫瘤の性質を<br>血流で見分けたいか"}
    D -->|"はい"| D1["ダイナミック<span class='jp-term jp-term-diagram' title='computed tomography'>CT</span><br>臓器に合った<span class='jp-term jp-term-diagram' title='phase'>時相</span>を選ぶ"]
    D -->|"いいえ"| E{"微細構造・特殊な部位か"}
    E -->|"肺・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='temporal bone'>側頭骨</span>・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='trabeculae'>骨梁</span>"| E1["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='high-resolution computed tomography'>HRCT</span>(単純・薄層)"]
    E -->|"冠動脈"| E2["心電図同期の<span class='jp-term jp-term-diagram' title='cardiac CT'>心臓CT</span><br><span class='jp-term jp-term-diagram' title='calcification score'>石灰化スコア</span>は単純"]
    E -->|"小腸・大腸"| E3["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='computed tomography'>CT</span><span class='jp-term jp-term-diagram' title='enterography'>エンテログラフィ</span>ー<br><span class='jp-term jp-term-diagram' title='computed tomography'>CT</span>コロノグラフィー"]
    E -->|"局所進展・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='brain parenchyma'>脳実質</span>・脊髄"| E4["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='magnetic resonance imaging'>MRI</span>を検討"]

造影する場合は、腎機能・過敏反応歴・・甲状腺・妊娠を事前に確認する(の原理の造影剤の安全性)。

12. まとめ

  • は急性の胸腹部疾患、頭部救急、腫瘍の、外傷、血管、心臓、消化管と幅広く使う。肺実質・異物・石灰化ではに勝り、・局所進展・骨髄ではに劣る。
  • 由来不明のではを撮らずにで確認する。結石はが。
  • 急性血腫はで50〜80 の。時間とともに濃度が下がり、亜急性期に脳とになる。貧血でも低くなる。活動性出血は。が陰性でも脳転移は否定できない。
  • は薄層・・単純で、肺・・を見る。では吸気、必要に応じ呼気・を追加する。
  • は心電図同期(前向きは、後ろ向きは不整脈向きで高線量)。はで石灰化だけ、でと狭窄を見る。
  • はでし後期で、血管腫は辺縁から中心へ、は。膵は造影なし=嚢胞、=、静脈相低吸収=腺癌。は腎実質相で探す。
  • 経口造影剤は腸管と腫瘤の区別に、ーとコロノグラフィーは小腸・大腸の評価に使う。外傷では迷った骨折の確定と骨折の広がりのがの役割である。

出典

  1. 1.SCCT guidelines for the performance and acquisition of coronary computed tomographic angiography: A report of the Society of Cardiovascular Computed Tomography Guidelines Committee(Journal of Cardiovascular Computed Tomography・2016)全文PDFで確認した。検査前の問診事項に、β遮断薬など心拍数を下げる薬と硝酸薬への禁忌、活動性の気管支攣縮性疾患・肥大型心筋症・重症大動脈弁狭窄症などβ遮断薬の注意・禁忌、シルデナフィル・バルデナフィル・タダラフィルやメトホルミンの服用が挙がること。β遮断薬は活動性の気管支攣縮性疾患では使わないこと、冠動脈CTAの目標心拍数は通常60/分以下であること。硝酸薬は冠動脈を拡張させ血管の描出と狭窄評価を改善して診断精度を上げ、投与の約5分後から撮影すること、仰臥位では安全と考えられるが高度の低血圧や重症大動脈弁狭窄症などの前負荷依存状態がないことが前提であること、勃起不全・肺高血圧症の治療でホスホジエステラーゼ阻害薬を最近服用した患者では禁忌であること。閲覧 2026-09-26