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Disease Atlas · 循環器 · 先天性疾患

先天性心疾患(非チアノーゼ性・チアノーゼ性)

Congenital heart disease (acyanotic and cyanotic)

別名
CHD
臓器系
循環器
科目
Pediatrics
トピック
小児科 3-54:非チアノーゼ性先天性心疾患小児科 3-55:チアノーゼ性先天性心疾患
鑑別疾患
未熟児合併症(気管支肺異形成症・未熟児網膜症・脳室内出血・新生児遷延性肺高血圧症)
続発疾患
肺高血圧症感染性心内膜炎脳膿瘍
関連疾患
胎児性アルコール症候群
治療薬
インドメタシンジゴキシンフロセミド
症状
チアノーゼめまい頭痛
検査値
低酸素血症
画像所見
心陰影
組織像
ファロー四徴症心房中隔欠損症心室中隔欠損症
下位分類
大動脈縮窄動脈管開存症
原因となる疾患
エドワーズ症候群・パトー症候群(18・13トリソミー)ダウン症候群(21トリソミー)先天性TORCH感染症風疹(先天性風疹症候群含む)
適応薬
アルプロスタジル

🧠 全体像は「・体血流のどちらが多いか」ではなく、シャントの方向で二分すると理解しやすい。非チアノーゼ性は左→右短絡(VSD・ASD・PDA)またはなど)で、酸素化された血液が再び肺へ戻るだけなのでチアノーゼは出ないが、はやがて心不全と不可逆的な肺血管病変()を招く。チアノーゼ性は右→左短絡または大血管の異常な起始・還流により静脈血が体循環へ流入する病態で、代表的な5病変(5つのT=Tetralogy of Fallot、=Transposition、=Truncus arteriosus、=Total anomalous pulmonary venous return、=Tricuspid atresia)の多くは動脈管依存性であり、動脈管が閉じる前にプロスタグランジンE1(PGE1)で開存を保つかどうかが生死を分ける。

概要:胎児循環から出生後循環への移行

胎児循環では、胎盤で酸素化された血液がを経て下大静脈に合流し、を介して右房から左房へ、動脈管を介して肺動脈からへ短絡する。肺は虚脱しているためがきわめて高く、右室拍出のほとんどが肺を素通りして動脈管経由で体循環へ流れる。

出生後は肺が拡張してが急激に低下し、臍帯遮断でが消失することで、と動脈管は数時間〜数日で機能的に閉鎖し、続いて数週かけて解剖学的に閉鎖する。この移行の過程で、それまで目立たなかった病変の血行動態が顕在化する。

  • 非チアノーゼ性病変が下がるほど左→右短絡が増えるため、症状は生後数日〜数週かけて徐々に顕在化する(大きなVSD・PDA・AVSDの心不全症状など)。
  • チアノーゼ性病変:出生直後からチアノーゼが明らかな場合と、動脈管依存性のため動脈管が閉じて初めて急激に破綻する場合がある。

⚠️ (重症、重症など)は、生後数日は動脈管が開いているため一見元気に見えることがある。に伴って蒼白・ショック・チアノーゼが起こるため、退院後数日でのとして現れやすい。

flowchart TD
    A["胎児循環:胎盤で酸素化<br><span class='jp-term jp-term-diagram' title='foramen ovale'>卵円孔</span>・動脈管が優位、<span class='jp-term jp-term-diagram' title='pulmonary vascular resistance'>肺血管抵抗</span>は高い"] --> B["出生:肺が拡張し<span class='jp-term jp-term-diagram' title='pulmonary vascular resistance'>肺血管抵抗</span>が低下"]
    B --> C["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='foramen ovale'>卵円孔</span>・動脈管は数時間〜数週かけて閉鎖"]
    C --> D{"心内・大血管に<span class='jp-term jp-term-diagram' title='structural aberration'>構造異常</span>があるか"}
    D -->|"心室・心房間交通や<span class='jp-term jp-term-diagram' title='patent ductus arteriosus (PDA)'>動脈管開存</span>による<br>左→右短絡、または<span class='jp-term jp-term-diagram' title='left heart (left-sided)'>左心系</span>の閉塞"| E["非チアノーゼ性CHD"]
    D -->|"右→左短絡、または大血管の<br>異常な起始・還流・混合不全"| F["チアノーゼ性CHD"]
    E --> G["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='pulmonary blood flow'>肺血流</span>増加→数週かけて心不全症状が顕在化"]
    F --> H["低酸素血症→出生直後〜早期に中心性チアノーゼ"]
    F --> I{"体循環または<span class='jp-term jp-term-diagram' title='pulmonary circulation'>肺循環</span>が動脈管に依存するか"}
    I -->|"はい"| J["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='ductus arteriosus closure'>動脈管閉鎖</span>で急激に悪化<br>PGE1で開存を維持"]
    I -->|"いいえ(混合が比較的保たれる等)"| K["SpO2は低いが比較的安定"]
特徴 非チアノーゼ性(左→右短絡・ チアノーゼ性(右→左短絡・混合病変)
代表病変 VSD、ASD、PDA、
血行動態の本質 体循環血の一部がする(自体は失われない) 静脈血が体循環へそのまま流入する、または肺・体循環が並列化する
症状の出現時期 生後数週、低下後に心不全症状 出生直後〜早期に低酸素血症・チアノーゼ
SpO2 正常〜軽度低下 低下し、しばしば酸素投与のみでは改善しない
胸部X線の 短絡が大きいほど増加 病変により増加(混合型)または減少(流出路狭窄合併)と多彩
長期の主な合併症 未治療の大きな短絡はへ進展しうる 低酸素血症、二次性のリスク

主要な非チアノーゼ性疾患

疾患 解剖・血行動態 代表的所見 治療
の欠損による左→右短絡。右房・右室の 固定性Ⅱ音分裂、肺動脈領域の収縮期雑音。無症状で成人期に発見されることも多い 有意な短絡・右室拡大があればデバイスまたは外科的閉鎖。多くは学童期以降に計画的に施行
心室中隔の欠損。欠損の大きさとで短絡量が決まる 胸骨左縁の全。大きな欠損では・多汗・体重増加不良などの乳児心不全 小欠損は自然閉鎖を経過観察。中等度〜大欠損はジゴキシンなどで心不全症状を管理しつつ、乳児期早期〜中期に外科的閉鎖
大動脈と肺動脈をつなぐ動脈管が生後も開存し、連続的な左→右短絡 下をとするによる 血行動態的に有意な早産児PDAでは、生後早期のルーチン閉鎖ではなく症候性・血行動態的有意例に限定した治療が現在の主流。薬物閉鎖にはまたはを用い、安全性プロファイルからが優先されることが多い。成熟児・年長児の症候性PDAはカテーテルデバイスまたは外科的閉鎖
大動脈の限局性狭窄。重症例では下半身への血流が動脈管に依存する 右上肢と下肢の血、上肢高血圧、拍動の減弱・遅延。Turner症候群・との関連が強い 動脈管依存性が疑われればPGE1(アルプロスタジル)で開存を維持し安定化した上で外科修復またはの有無を含め生涯にわたる経過観察を要する

💡 ASDでは血栓などが一時的に右→左へ通過してなど)を起こすことがある。「非チアノーゼ性=右→左短絡は絶対に起きない」という理解は誤りで、あくまで通常の血行動態が左→右優位というだけである。

⚠️ 動脈管依存性の重症は、新生児スクリーニング単独では見逃されうる(動脈管を介した混合が保たれていると差が出にくい)。四肢血圧測定と上腕・の脈拍触診を診察の基本手技として省略しない。

主要なチアノーゼ性疾患(5つのT・単心室系病変)

疾患 解剖・機序 初期安定化・根治術
①VSD、②、③、④。チアノーゼの程度は主に流出路狭窄の重症度で決まる 胸部X線で には膝胸位・酸素・輸液・モルヒネ・β遮断薬で対応。動脈管依存例はPGE1。根治は多くが生後3〜6か月の待期的完全、頻回のなど症状が強ければより早期に前倒しする
大動脈が右室から、肺動脈が左室から起始し、体循環とが並列化する。ASD・VSD・PDAを介した混合が生存に必須 生後早期からの高度チアノーゼ。を欠くこともある PGE1でPDAを開存させ、混合不十分なら。根治は
大動脈と肺動脈への中隔形成不全により1本の共通動脈幹が両心室から起始し、のVSDを伴う。との関連が強い 混合血による中等度チアノーゼと、による早期の乳児心不全が同居する 早期(〜乳児期早期)のが原則。放置すると急速に不可逆的肺血管病変へ進む
4本のが左房ではなく体静脈系・右房へ還流。ASD/PFOを介した右→左短絡が生存に必須 の閉塞がなければ胸部X線で(supracardiac型)。閉塞型は肺水腫・重篤な低酸素・ショックを来す外科的緊急症でPGE1が有効とは限らない 非閉塞型は待期的、閉塞型は診断確定後ただちに外科修復
が形成されず右房→右室への直接流入路がない。ASD/PFOによる右→左短絡と、VSD/PDAを介したが必須 チアノーゼ、右室低形成、単心室型の生理 PGE1でを維持し、段階的単心室手術(Norwood/BT shunt相当の初期姑息術→)へ進む
左室・・大動脈弁・の重度低形成。体循環が右室→肺動脈→動脈管→大動脈という逆行路に依存する で急速にショックへ進行する体循環依存型の代表 PGE1で動脈管を開存、を含む段階的単心室手術、心移植、または家族と相談の上でのを選択肢とする

⭐ 5つのTのうち以外はいずれもPGE1で改善しうるになりうるが、閉塞型TAPVRだけは動脈管の開存よりも路のが最優先という例外である。

Eisenmenger症候群への進展

未修復の大きな左→右短絡を長期間放置すると、肺血管が・高圧に曝露され続けてにリモデリングし、最終的に短絡の方向そのものが逆転する。

flowchart TD
    A["未修復の大きな左→右短絡<br>(大きなVSD・PDA・AVSDなど)"] --> B["肺血管が<span class='jp-term jp-term-diagram' title='chronic'>慢性的</span>な<span class='jp-term jp-term-diagram' title='high flow'>高流量</span>・高圧に曝露される"]
    B --> C["肺血管壁の中膜肥厚・内膜増殖が進行"]
    C --> D["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='pulmonary vascular resistance'>肺血管抵抗</span>が進行性に上昇する"]
    D --> E{"<span class='jp-term jp-term-diagram' title='pulmonary vascular resistance'>肺血管抵抗</span>が体血管抵抗に近づく/上回る"}
    E -->|"上回る前"| F["この段階ならシャント閉鎖で進行を阻止できる"]
    E -->|"上回った後"| G["短絡方向が左→右から右→左へ逆転"]
    G --> H["静脈血が体循環へ流入する"]
    H --> I["中心性チアノーゼ・低酸素血症"]
    H --> J["続発性<span class='jp-term jp-term-diagram' title='polycythemia'>赤血球増加</span>(低酸素代償)"]
    I --> K["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='Eisenmenger syndrome'>Eisenmenger症候群</span>"]
    J --> K
    K --> L["肺<span class='jp-term jp-term-diagram' title='vasodilator'>血管拡張薬</span>(<span class='jp-term jp-term-diagram' title='endothelin receptor antagonists'>エンドセリン受容体拮抗薬</span>、<br><span class='jp-term jp-term-diagram' title='PDE5 inhibitors'>PDE5阻害薬</span>など)で症状緩和"]
    K --> M["⚠️ シャント閉鎖はもはや禁忌<br>(肺高血圧のみ残り、体循環への逃げ道である<br>右→左短絡を失うと右心不全が急速に悪化する)"]
    K --> N["⚠️ ルーチンの<span class='jp-term jp-term-diagram' title='phlebotomy'>瀉血</span>は行わない<br>症候性の<span class='jp-term jp-term-diagram' title='hyperviscosity'>過粘稠</span>症状がある場合に限定し、<br>安易な<span class='jp-term jp-term-diagram' title='phlebotomy'>瀉血</span>による鉄欠乏はむしろ脳<span class='jp-term jp-term-diagram' title='vascular events'>血管イベント</span>の<br>危険因子になる"]

💡 の管理で誤解されやすいのがの位置づけである。かつては「が高いから定期的にする」という一律の対応が行われたが、現在は症候性の症状(頭痛・めまい・など)を伴う著明な高値の場合に限り、十分な補液の上でを検討する方針が推奨される。ルーチンのは鉄欠乏・微小化を招き、脳卒中を含む脳の独立した危険因子となることが分かっている。

臨床像・身体所見

チアノーゼの評価

中心性チアノーゼは舌・口腔粘膜を含む青紫色で低酸素血症を反映する。口周囲だけの色調変化や四肢末端のみのは寒冷やでも生じ、同義ではない。「SpO2◯%未満」という単一の数値だけで判断せず、以下を統合して評価する。

  • 動脈管前(右手)と動脈管後(足)のSpO2較差
  • 酸素投与に対する反応性(高濃度酸素でSpO2が明らかに上昇しない場合はを強く疑う)
  • 血液ガス、呼吸様式、努力呼吸の有無

的チアノーゼパターン:右手(動脈管前)より足(動脈管後)でSpO2が低い通常の較差は、動脈管を介した右→左短絡(など)を示唆する。逆に足の方がSpO2が高い「」は、や肺高血圧が合併し、動脈管を介して肺動脈血がへ優先的に流れる特殊な組み合わせを示唆する。

心雑音・成長発育

所見 示唆する病態
固定性Ⅱ音分裂 ASD
胸骨左縁の全 VSD
PDA
単一Ⅱ音(肺動脈成分の欠如・大血管の位置異常) 、重症の・狭窄を伴う病変
上肢高血圧・拍動減弱
・哺乳時多汗・頻呼吸・体重増加不良 大きな左→右短絡による乳児心不全
(squatting、年長の患児) 体血管抵抗を上げて右→左短絡を減らす代償姿勢

診断

心エコーが診断の中心で、解剖・シャント方向・・肺高血圧の有無を一度に評価できる。加えて胸部X線の肺血管陰影パターンとの形が病変を強く示唆することがある。

flowchart TD
    A["新生児〜乳児の<span class='jp-term jp-term-diagram' title='heart murmur'>心雑音</span>・チアノーゼ・<br><span class='jp-term jp-term-diagram' title='poor feeding'>哺乳不良</span>・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='growth failure'>成長障害</span>で疑う"] --> B["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='pulse oximetry'>パルスオキシメトリー</span>、<br>胸部X線、心電図"]
    B --> C["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='transthoracic echocardiography (TTE)'>経胸壁心エコー</span>"]
    C --> D["シャント方向・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='ventricular performance'>心室機能</span>・<br>大血管の位置関係を確認"]
    D --> E{"動脈管依存性が疑われるか"}
    E -->|"はい"| F["PGE1を開始しつつ<br>専門施設へ緊急搬送"]
    E -->|"いいえ"| G["病変に応じた待期的治療計画"]
検査 目的・所見
⭐ 新生児スクリーニング 生後24時間以降に右手(動脈管前)と足(動脈管後)で測定。両部位とも95%以上かつ差3%以内なら合格、90%未満はいずれか一方でも即時不合格として緊急心エコーへ、90〜94%または差3%超は1時間後に再検査する(AAPの改訂アルゴリズム)。感度は高くないため、正常でも身体所見・臨床経過で否定しない
胸部X線 )、(供心静脈型TAPVR)、卵状で狭い縦隔陰影()、肺血管陰影の増加(大きな左→右短絡・混合病変)または減少(重度流出路狭窄)
心電図 パターン、(AVSDの高度など)の補助的評価
標準確定検査。解剖学的診断、シャント量、、肺高血圧の有無を一度に評価する
/MRI 心エコーで解剖が不明瞭なの直接測定、外科手術前の詳細な血管走行評価に用いる

治療

動脈管依存性病変の初期安定化

⚠️ 動脈管依存性が疑われる新生児では、確定診断を待たずにPGE1(アルプロスタジル)投与を開始する。PGE1は動脈管を開存させ、体循環(重症など)または(重症など)を維持する。無呼吸・発熱・低血圧などの副作用があるため、気道確保が可能なで投与する。

で心房間の混合が不十分な場合は、で緊急的に混合を改善させる。

外科的根治術のタイミング

  • 大きなVSD・AVSD・PDAなど型は、ジゴキシンなど内科的治療で心不全症状を管理しつつ、乳児期に計画的に閉鎖・修復する。
  • は、症状が安定していれば生後3〜6か月での待期的完全修復が標準的で、頻回のや重度のチアノーゼがあればより早期に前倒しする。
  • ・閉塞型TAPVRなど、放置により急速に破綻する病変はのうちに根治術を行う。
  • などの病変は、単回の根治術ではなく、初期姑息術→という段階的な単心室手術で最終的に体循環と化する。

感染性心内膜炎の予防

患者への(侵襲的歯科処置前など)は、以下の高リスク群にのみ適応がある。すべての患者に一律には行わない。

  • 未修復の(姑息手術のみで残存する場合を含む)
  • ・デバイス)を用いて修復したで、手術・後6か月以内、または残存短絡・残存弁逆流がある場合は生涯にわたって
  • 修復部位またはその隣接部に残存欠損がある修復後

これらに該当しない修復後の単純な短絡疾患(残存欠損のない修復後ASD/VSDなど)にはルーチンの予防投与を行わない。

まとめ

  • は「シャントの方向」で理解する:非チアノーゼ性は左→右短絡・、チアノーゼ性は右→左短絡・混合病変である。
  • 出生後の低下という共通の生理的移行が、非チアノーゼ性病変では数週かけての心不全顕在化を、チアノーゼ性のではに伴う急激な破綻を引き起こす。
  • 非チアノーゼ性の代表はVSD・ASD・PDA・、チアノーゼ性の代表は5つのT()とである。
  • 未修復の大きな左→右短絡を放置するとが進行性に上昇し、短絡方向が逆転するに至る。この段階ではシャント閉鎖が禁忌となり、もルーチンには行わない。
  • 動脈管依存性が疑われる新生児では診断確定を待たずPGE1を開始し、新生児スクリーニングは有用だが感度が高くないため陰性でもでの評価を怠らない。
  • 外科的根治のタイミングは病変ごとに異なり、の予防投与は未修復チアノーゼ性病変・修復後6か月以内または残存病変ありなど、限定された高リスク群にのみ適応する。