病理学

病理学 · C/30

口唇・口腔・咽頭の病理

Pathology of lips, oral cavity and pharynx

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High-yield / ポイント
応用トピック
口腔・咽頭の良性腫瘍と前癌病変口腔・舌・中咽頭の悪性腫瘍喉頭・下咽頭の悪性腫瘍
微生物
Prevotella intermedia
疾患
Zimmermann-Laband症候群エナメル上皮癌エナメル上皮腫遺伝性歯肉線維腫症化膿性肉芽腫顎骨の単純性骨嚢胞含歯性嚢胞急性壊死性潰瘍性歯肉炎口腔粘膜下線維症硬化性骨炎根尖性歯周炎歯根嚢胞歯周炎歯髄炎正角化性歯原性嚢胞白板症
症状
口唇炎口内炎歯痛歯肉出血
画像所見
根尖透亮像根尖部X線不透過像

🧠 全体像:口腔・咽頭の病変は「炎症性か腫瘍性か」で大きく分かれ、腫瘍側では(擦り取れない)と(が著しく高い)の対比、悪性化の二大経路(喫煙+アルコールによる角化性SCC、HPV-16/18による非角化性SCC)が鑑別の軸になる。

A)奇形

  • 内側と(の形成)の → の裂
  • 部分的・不完全または完全(鼻腔に及ぶ)、片側・両側

  • 側方・蓋突起と()の → 口蓋が完全に接合しない、通常はを伴う、も裂ける
  • 完全(顎の裂隙)または不完全(口蓋の「孔」)

:+の合併

B)潰瘍性・炎症性病変

齲蝕(虫歯)

  • はが蓄積する部位の空洞(、、)
  • :(糖)、細胞、唾液糖タンパク、細菌の性
  • S. mutans が糖を発酵 → 乳酸 → ・のミネラルの進行性溶解
  • 早期合併症:(激しい)、、歯の脱落、、、口腔粘膜からの排膿(「」)
  • 後期合併症:
    • :根管の壊死組織、リンパ球・形質細胞を伴うに囲まれる
    • :肉芽腫の嚢胞化・上皮化

のは歯科画像でとして捉えられるが、像だけで肉芽腫・嚢胞・膿瘍を確定しない。

flowchart TD
    A["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='dental plaque'>歯垢</span>の蓄積<br><span class='jp-term jp-term-diagram' title='pits and fissures'>小窩裂溝</span>・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='cervical area (of tooth)'>歯頸部</span>・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='interproximal surfaces'>歯間面</span>"] --> B["S. mutansが糖を発酵"]
    B --> C["乳酸の産生"]
    C --> D["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='enamel'>エナメル質</span>・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='dentin'>象牙質</span>のミネラルが進行性に溶解"]
    D --> E["早期合併症<br><span class='jp-term jp-term-diagram' title='acute suppurative pulpitis'>急性化膿性歯髄炎</span>・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='Pulp necrosis'>歯髄壊死</span>・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='Periapical abscess'>根尖膿瘍</span>"]
    D --> F["後期合併症<br><span class='jp-term jp-term-diagram' title='Periapical granuloma'>根尖肉芽腫</span>→<span class='jp-term jp-term-diagram' title='Radicular cyst'>歯根嚢胞</span>"]

口内炎

  • 口腔粘膜の炎症(頬、歯肉[]、舌[]、口唇[]、口蓋・口底)
  • 原因:不良、感染、口腔熱傷、不適合な

ヘルペス性口内炎

  • HSV-1による
  • 初感染:生後6か月〜5歳の小児(感染唾液)
  • 潜伏感染(再活性化):アレルギー・気道感染・妊娠・月経に曝露された成人
  • 形態:口唇上・周囲の小水疱(透明な液)→ 破裂 → 浅く有痛性の潰瘍 → 数週で治癒、
  • (小児):腫脹・圧痛のある口腔粘膜が、水疱・水泡が、突然発症、高熱、有痛性リンパ節

口腔カンジダ症(鵞口瘡)

  • カンジダ症の粘膜病型の一つ

  • Candida albicans(口腔常在菌)による

  • 免疫不全患者、新生児、使用患者に発症

  • 形態:粘膜上の白い(線維素化膿性滲出物中の真菌菌糸)、通常は舌・頬内面、擦り取れる → の紅斑基底が露出

アフタ性口内炎

  • 口腔の可動部の浅く小さい
  • 形態:灰白色の滲出物と紅斑縁を伴う円形の表在性びらん、非角化粘膜
  • 10〜20歳代で最多
  • 関連:、発熱、特定の食物、IBD
  • 自然軽快(数週で消退)、再発しうる

扁桃炎

咽頭炎

  • 咽頭の炎症、疼痛・
  • ウイルス性:、インフルエンザ、、細菌性:S. pyogenes()、C. diphtheriae()

壊死性潰瘍性歯肉炎

  • ⚠️ 急性の壊死性炎症であって化膿性ではない。 の打ち抜き様(punched-out)壊死と灰白色の(膿ではなくと白血球からなる)、の歯肉、腐敗臭。⭐ 他の歯周疾患が通常は無痛であるのに対し、強い自然痛を伴うことが最大の手掛かりになる。詳細はに譲る
  • 嫌気性菌(Prevotella intermedia、Fusobacterium)やスピロヘータ(Borrelia、Treponema)による

HIV/Kaposi肉腫

  • HIV → 口腔病変(、)
  • (事実上患者のみ):「毛羽立った」表面の白い融合性斑(著明な上皮肥厚)、上皮細胞のEBV感染による
  • (HHV-8による):患者の50%超で口腔内の紫斑状

C)腫瘍

前癌病変

  • ・による白色で境界明瞭な粘膜プラーク、擦り取れない
  • 高齢男性、下口唇の、、口蓋
  • (主)、アルコール、刺激物、不適合と関連
  • 組織像:単なるから(旧来の「」を含む)まで1
  • 一部が扁平上皮癌に転化する(講義資料では3〜25%)。転化率は研究によって幅があり、コホートの5年リスクは全体で3.3%2、平均7.2年追跡した古典的研究では17.5%だった3

💡 口腔では「」という語は使わず、「」と同義に扱う。 は2017年の第4版で口腔の三段階分類(軽度・中等度・高度)を改訂し、三段階分類の限界から二段階分類(・)の方が再現性・性で優れる可能性も指摘された4。2022年の第5版も三段階分類を維持し、層を三分する定義は単純化しすぎていると認めつつ、二段階分類はに対してまだ検証されていないとした。同じ版は口腔で「」という用語を推奨せず、と同義としている1。

癌化率の実測値は異形成の程度で大きく異なる。 257例を平均7.2年追跡した古典的研究では17.5%が平均8.1年で扁平上皮癌に転化し、転化の危険が高い特徴として、非喫煙者の(喫煙との関連が乏しいほど注意)、を伴う赤白混在の病変、・の角化パターンが挙げられた3。米国の4886例のでは、5年時点の進行は全体で3.3%、異形成なしで2.2%・軽度異形成11.9%・中等度異形成8.7%・32.2%で、異形成の程度とともにリスクが上がった。⚠️ ただし癌の39.6%は生検で異形成のなかったから生じており、見た目の印象で生検するかを決めても癌をよく予測できなかったため、著者はすべてのを生検すべきとしている2。報告値の幅が大きいのは、異形成の程度のほか、と追跡期間が研究ごとに違うためでもある。

  • 赤くビロード状・・限局した領域、隆起することも、不明瞭で不整な境界
  • 組織像:ほぼ常に
  • 悪性度がよりはるかに高い(講義資料では「 >50%」。この数値の読み方は下の⚠️)

⚠️ 「 >50%」の実測値は、経過観察による転化率ではなく診断時点での悪性・の合計割合に近い。 58例の古典的検討では91%が生検の時点で既に浸潤癌・・のいずれかだった5。一方、10研究441例を統合したより新しい系統的レビュー・では、経過観察後のの統合値は19.9%(個々の研究平均12.7%)にとどまり、初回生検で既に扁平上皮癌だった例が42.8%を占めた6。⭐ さらに別の系統的レビューは、各研究のが2.6〜65%と大きくばらつくことを示し、平均は30%とみなせるとしつつ、地域差が大きくがさらに必要だとしている7。「>50%」はと比べての危険度が高いという相対的な位置づけとしては支持されるが、経過観察後の転化率そのものの数値としては過大な側に寄っている。

良性腫瘍

乳頭腫(最も多い良性口腔腫瘍)

  • 軟らかいでをもつ
  • HPV-6・HPV-11と関連
  • 治療:外科的切除

線維腫

  • 慢性刺激によるの結節状()
  • 通常は線に沿った、外科的切除

  • 紅斑状(赤紫)の出血性腫瘤 →
  • 小児・若年成人・妊婦の歯肉
  • 組織像:未熟血管の密な増殖(様)
  • 退縮、線維化、またはへの発展がありうる

悪性腫瘍

扁平上皮癌(の大部分)

  • 部位:口底、舌腹・舌根、、歯肉、下口唇
  • 原因:(1)喫煙+アルコール(の地域ではこれも加わる)8、(2)HPV-16/18(とくに)
  • 講義資料は全体の5年生存率を50%未満とする。米国SEER(2016〜2022年診断)では口腔・咽頭癌全体で69.9%、診断時の病期により限局88.7%・69.7%・遠隔転移36.0%で、診断時にリンパ節転移がある例が55%を占める9。この集計は予後のよい関連を含み、国・地域や部位によっても大きく異なる
  • 口唇癌が最良の5年生存率
  • 関連のは放射線への感受性が高く、治療法によらず予後がよい10

💡 喫煙・飲酒・/は単独よりも組み合わさるとにリスクを高める。 台湾のでは、喫煙・飲酒・を併用する集団のは、いずれも行わない集団の123倍に達した8。

  • 形態:
    • 異形成のから発生
    • 早期:隆起した硬い真珠様プラークや不整な肥厚
    • :
    • :+頸部リンパ節
    • 非角化性SCC → HPV-16
    • 角化性SCC → 喫煙+アルコール
  • 関連:主にHPV-16、非角化性・類性、一般に予後良好。デンマークの人口ベース研究(1,542例)では、とp16がともに陽性の群のが77%だったのに対し、ともに陰性の群では30%だった11
    • 第5版はを関連と非依存に分け、関連例ではによるグレーディングを行わない(非依存例は三段階で分ける)。関連例は「若年に多い」とされてきたが、地域や・性的背景によっては高齢例もみられると見直されている。に占める割合は地域で異なり、アジアで約10〜20%、北米・北欧で60〜80%とされる10
    • ⭐ 予後が大きく違うため、関連は/ 第8版でに基づく独立したをもつようになった10

💡 ポイント: = S. mutans+乳酸。 = カンジダ、白いが擦り取れる。 = 、患者。 = 擦り取れない、一部がSCCへ(異形成が強いほど高リスクだが、異形成なしでも起こる)。 = 赤い、より危険(診断時に既に癌・のことが多く、経過観察後の転化は統合値で約20%)。口腔SCC = 喫煙/アルコールまたはHPV-16、口唇 = 予後最良、非角化性 = 、角化性 = 喫煙。関連 = 予後良好、グレーディングせず、p16で別の。

まとめ

  • はそれぞれ・のによる。
  • は中の_S. mutans_が糖を発酵させ乳酸を産生し、・を溶解する。
  • は、は_Candida albicans_、は10〜20歳代に多く自然軽快する。
  • は患者にほぼ限定され、感染による上皮肥厚が特徴。
  • は擦り取れない白色プラークで一部が扁平上皮癌に転化する(講義資料では3〜25%)。はより危険で、診断時の生検で既に癌・であることが多い(講義資料の「50%超」はこの割合に近く、経過観察後の転化率の統合値は19.9%)。
  • は喫煙+アルコール、またはHPV-16/18が二大原因で、口唇癌が最も予後良好。関連は第5版で非依存例と区別され、予後が良く、第8版からp16に基づく独立したをもつ。
  • では異形成の程度が進行リスクを左右するが、異形成のないからも癌が生じるため、生検で確かめて経過を追う。

出典

  1. 1.Update from the 5th Edition of the World Health Organization Classification of Head and Neck Tumors: Tumours of the Oral Cavity and Mobile Tongue(Head and Neck Pathology・2022)全文(PMC9018914、ブラウザUA付きのPMC HTML)で、WHO頭頸部腫瘍分類第5版が口腔上皮異形成の三段階分類(軽度・中等度・高度)を維持し、層を三分する定義は単純化しすぎていると認めつつ、二段階分類は前版同様に言及されるにとどまり悪性転化に対する検証がまだないとしていること、口腔では「上皮内癌」という用語は推奨されず高度異形成と同義とされること、口腔潜在的悪性疾患と口腔上皮異形成を別の節に分け、口腔扁平苔癬様病変を口腔潜在的悪性疾患に加えたことを確認した。閲覧 2026-09-24
  2. 2.Oral Leukoplakia and Risk of Progression to Oral Cancer: A Population-Based Cohort Study(Journal of the National Cancer Institute・2020)抄録で確認した。米国カイザー・パーマネンテ北カリフォルニアの電子診療録に基づく後ろ向きコホート(口腔白板症4886例、1996〜2012年)で、口腔癌の標準化罹患比は40.8、競合リスク調整後の5年絶対リスクは白板症全体3.3%、異形成なし2.2%・軽度11.9%・中等度8.7%・高度32.2%で、進行リスクは異形成の程度とともに有意に上昇したこと、一方で癌の39.6%は生検で異形成のなかった白板症から生じ、生検するかどうかの臨床判断は癌の予測に対して感度59.6%・特異度62.1%にとどまったため、著者は視診の印象によらずすべての白板症を生検すべきと結論したことを確認した。閲覧 2026-08-27
  3. 3.Oral leukoplakia and malignant transformation. A follow-up study of 257 patients(Cancer・1984)口腔白板症257例を平均7.2年追跡した研究で、45例(17.5%)が平均8.1年で扁平上皮癌へ転化したこと、悪性転化の高リスク因子として非喫煙者であること・臨床的な紅板症(erythroleukoplakia)の合併・疣贅状角化パターンが挙げられたことを確認した。閲覧 2026-08-27
  4. 4.Oral epithelial dysplasia: Classifications and clinical relevance in risk assessment of oral potentially malignant disorders(Journal of Oral and Maxillofacial Pathology・2019)抄録で確認した。WHOが2017年に口腔上皮異形成の三段階のグレーディング(軽度・中等度・高度)を十数年ぶりに改訂し、その改訂が異形成過程の理解の進展を反映していること、三段階分類は口腔潜在的悪性疾患の組織診断の基準だが限界があり、臨床的因子や分子マーカーで補う提案や、二段階分類の方が再現性・臨床応用性で優れる可能性が指摘されていることを確認した。上皮内癌の扱いは抄録には書かれていない。閲覧 2026-08-27
  5. 5.Erythroplakia of the oral cavity(Cancer・1975)65,354件の生検から抽出された口腔紅板症58例の検討で、91%が生検の時点で既に浸潤癌・上皮内癌・高度上皮異形成のいずれかであったことを確認した。この91%は経過観察後の悪性転化率ではなく、診断時点での悪性・高度異形成の合計割合である。閲覧 2026-08-27
  6. 6.Critical update, systematic review, and meta-analysis of oral erythroplakia as an oral potentially malignant disorder(Journal of Oral Pathology & Medicine・2022)口腔紅板症に関する系統的レビュー・メタ解析(10観察研究・441例、平均追跡6.66年)で、経過観察後の悪性転化率(malignant development rate)の統合値は19.9%(個々の研究の平均は12.7%)であったこと、一方で初回生検の時点で既に扁平上皮癌だった症例が42.8%を占めたこと、悪性転化した全例が初回生検で上皮異形成を伴っていたことを確認した。閲覧 2026-08-27
  7. 7.Prevalence and Malignant Transformation Rate of Oral Erythroplakia Worldwide - A Systematic Review(Annals of Maxillofacial Surgery・2024)抄録(PubMed 39184413)で確認した。PRISMAに沿いPROSPEROに登録した系統的レビューで、口腔紅板症の有病率は研究間で0.04〜1.14%(平均0.25%)、悪性転化率は2.6〜65%(平均30%)と報告された。著者は地域によって転化率の幅が大きいとしつつ平均は30%とみなせると結論し、有病率と地域ごとの悪性転化率を評価する縦断研究がさらに必要だとしている。閲覧 2026-09-24
  8. 8.Betel quid chewing, cigarette smoking and alcohol consumption related to oral cancer in Taiwan(Journal of Oral Pathology & Medicine・1995)台湾の症例対照研究(口腔癌患者107例・対照200例)で、喫煙・飲酒・ビンロウ(betel quid)咀嚼の3つを併用する集団は、いずれも行わない集団に比べて口腔癌の罹患率が調整後で123倍に達し、3因子の相乗効果が明確に示されたことを確認した。閲覧 2026-08-27
  9. 9.Cancer Stat Facts: Oral Cavity and Pharynx Cancer(National Cancer Institute SEER Program・2026)米国SEER 21(イリノイを除く、2016〜2022年診断)で口腔・咽頭癌の5年相対生存率は全体69.9%、診断時の病期別に限局88.7%・領域リンパ節転移69.7%・遠隔転移36.0%で、診断時に領域リンパ節転移がある例が55%を占めることを確認した。この集計は口腔と咽頭(中咽頭を含む)をまとめている。閲覧 2026-09-24
  10. 10.Update from the 5th Edition of the World Health Organization Classification of Head and Neck Tumors: Oropharynx and Nasopharynx(Head and Neck Pathology・2022)全文(PMC9019010、ブラウザUA付きのPMC HTML)で、WHO第5版が中咽頭扁平上皮癌をHPV関連とHPV非依存に明確に分けること、HPV関連例の割合は地域により約20〜60%(アジアで約10〜20%、北米・北欧で60〜80%)であること、HPV関連例は若年に多いとされてきたがその点は近年見直され高齢例も報告されていること、HPV関連例では組織学的な分化度のグレーディングを避け、HPV非依存例では三段階のグレーディングを推奨すること、HPV関連例は放射線感受性が高く全生存が良好で治療法によらず予後がよいこと、p16免疫染色に基づく独立した病期分類がUICC/AJCC TNM第8版に設けられたことを確認した。閲覧 2026-09-24
  11. 11.Novel nomograms for survival and progression in HPV+ and HPV- oropharyngeal cancer: a population-based study of 1,542 consecutive patients(Oncotarget・2016)抄録で確認した。デンマーク東部で2000〜2014年に診断された中咽頭扁平上皮癌の連続1,542例を対象にした人口ベースの研究(追跡期間中央値4.0年)で、HPVとp16がともに陽性の群の5年全生存率は77%、ともに陰性の群では30%で(P<0.01)、HPVとp16の組み合わせは多変量解析でも最も有益な共変量の一つだったことを確認した。抄録は組織型には触れていない。閲覧 2026-08-27