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  1. 2026 09.07

    テコビリマットのエムポックス適応がEUで取り消されていたことを反映し、シャーガス病慢性期の機序を非対称な整理へ書き直した。

    • 疾患エムポックスエムポックスの抗ウイルス薬テコビリマットについて、無作為化試験4件(PALM007・STOMP・UNITY・PLATINUM-UK)がいずれも主要評価項目に届かず、EUでは2026年5月29日の欧州委員会決定によりエムポックスの適応が取り消されたことを反映した。痘そう・牛痘・ワクシニア合併症の適応は存続する。米国はもともとエムポックスの適応が無く、日本は2024年12月27日承認のテポックスに適応が残るため、規制上の位置づけが3地域で異なることを表にした。欧州医薬品庁の判断が「おおむね免疫が保たれ活動性の病変を有する患者において、検討された条件のもとで」という限定つきであり、高度免疫抑制例や病変出現前の投与には答えていないことも明記した。(出典:EMA Article 20 referral、STOMP試験)
    • 疾患エムポックスclade Ib が中部・東部アフリカ以外の9か国(コロンビア・デンマーク・ドイツ・パキスタン・ポルトガル・スロバキア・スペイン・スイス・タイ)で市中感染に移行していることを反映し、「clade Ib はアフリカと輸入例のみ」という旧い枠組みを是正した。あわせて clade Ib/IIb 組換え体では英国例が当初 clade Ib、インド例が当初 clade II と誤って型別され全ゲノム解析で初めて判明したことを診断の節に追記し、クレード判別PCRの限界を明示した。国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態は2025年9月5日に終了しており、常設勧告を「2026年8月20日まで延長されている」と現在形で書いていた記述も期限到来済みとして時制を直した。(出典:WHO 状況報告66号、WHO DON 2026-DON595)
    • 疾患シャーガス病慢性期の組織破壊について、「分子擬態による自己免疫説」と「寄生虫残存説」を対等な二択として並べていた記述を非対称な整理へ書き直した。提唱されている機序のほとんどは体内のどこかに虫体が存在することを前提としており、実験動物からリザーバーを除くと心筋炎は完全に消退し、心臓の自己免疫そのものも消退する。不確定期の無症状感染者にも強固な自己免疫が存在する。未解決なのは自己免疫のヒト病態への寄与の大きさであって、寄生虫残存が要るかどうかではない、と書き分けた。本節の根拠は心疾患を扱う総説であり消化管型に同じ整理が成り立つとは言えないことも冒頭で明示した。(出典:Bonney 2019)
  2. 2026 09.07

    アフリベルセプトのノートが適応・用法・禁忌・副作用のすべてを米国の添付文書1本で書いていたため、EUの製品概要と日本の電子添文2件を読んで三極比較に書き換えた。承認適応は三極で一致せず、妊婦を絶対禁忌に置くのは日本だけである。テゼペルマブには薬力学の節が丸ごと欠けていた。

    • 薬剤aflibercept米国の添付文書だけで書かれていた適応・用法・禁忌・副作用を、EUの製品概要と日本の電子添文2件(2 mg製剤・8 mg製剤)で三極比較へ書き換えた。糖尿病網膜症は米国のみ、病的近視に伴う脈絡膜新生血管はEUと日本のみ、血管新生緑内障は日本のみの適応である。treat-and-extendはEUの製品概要では用法本文に明記されており実臨床の慣行ではないこと(米国の2添付文書には全文で1件も現れない)、8 mgの維持間隔の上限が米国8〜16週・日本16週・EUは最長4か月からさらに延長して6か月と異なること、未熟児網膜症の再投与間隔が米国10日以上・EU 4週以上・日本1か月以上と異なることを反映した。妊婦を絶対禁忌に置くのは日本の電子添文だけで、EUは禁忌ではなく有益性投与+最終投与後3か月の避妊、米国は禁忌に挙げない。動脈血栓塞栓症については「クラス効果として指摘される」という記述を、EUの製品概要どおり「VEGF阻害に伴う理論上のリスクであり、試験では対照群と目立った差は観察されなかった」へ後退させた。眼圧が30 mmHg以上のあいだは注射しないこと、眼内手術の前後28日の休薬などの具体的な基準と、副作用の頻度も追加した。(出典:https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/eylea-epar-product-information_en.pdf 、https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1319405A1027_1_17/?view=body&lang=ja 、https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1319405A2023_1_05/?view=body&lang=ja )
    • 疾患眼内炎硝子体内注射後の眼内炎を分類表で扱いながら、既存の眼内炎が次の注射の禁忌になることに触れていなかったので補った。EUの製品概要はアフリベルセプトの禁忌に「活動性または疑われる眼・眼周囲の感染」と「活動性の重度の眼内炎症」を挙げる。⚠️ 感染のほうは疑いの段階でも禁忌だが眼内炎症のほうは重度に限られること、そしてこの禁忌は活動性・疑いに掛かるのであって既往には掛からないことを明示した。(出典:https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/eylea-epar-product-information_en.pdf )
    • 薬剤tezepelumab薬力学が書かれていなかったので追加した。TSLP遮断は血中好酸球・気道粘膜下好酸球・IgE・呼気一酸化窒素濃度・IL-5・IL-13を低下させ、IgEを除いて投与2週でほぼ最大の抑制に達して治療期間を通じて持続する。気道粘膜下好酸球は89%減少し(プラセボ25%)、この減少はベースラインのバイオマーカーによらず一貫していた。あわせて、EUの製品概要が喘息および鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎における作用機序は決定的には確立していないと明記していることを反映し、好酸球の減少がこの薬にとっては機序ではなく結果であることを、好酸球を直接除去するベンラリズマブと対比して説明した。(出典:https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/tezspire-epar-product-information_en.pdf )
  3. 2026 09.07

    深在性う蝕の2026年欧州S3ガイドラインで歯髄炎ノートを更新し、ベンゾカインの添付文書上の2つの禁止を書き分けた。

    • 疾患歯髄炎欧州の4学会(EFCD・ESE・ORCA・DGZ)が2026年に公表した深在性う蝕のS3レベル診療ガイドラインで、「部分断髄が抜髄と同等かは直接比較した研究が無いため分かっていない」という2023年時点の記述を更新した。新設推奨R3.2aは、う蝕除去中に露髄し不可逆性歯髄炎を示唆する徴候・症状を伴う永久歯に部分断髄と全部断髄のいずれも提案する(グレードB=弱い推奨、根拠の質は低)。ただし同ガイドラインの考察自身が不可逆性歯髄炎では抜髄が現行の標準とみなせると書いており、格上げではない。あわせて露髄を避けるための選択的除去・段階的除去(R1.1・R1.2)を追記した。(出典:EFCD-ESE-ORCA S3 深在性う蝕ガイドライン)
    • 疾患歯髄炎米国歯科医師会2024年の急性歯痛ガイドラインから、推奨3が丸ごと落ちていたのを補った。0.5%ブピバカイン+1:200,000アドレナリンの伝達麻酔ないし浸潤麻酔、または4%アルチカイン+1:100,000ないし1:200,000アドレナリンの浸潤麻酔である(条件付き推奨、確実性はきわめて低い)。同ガイドラインが局所麻酔は鎮痛薬による疼痛管理の必要を置き換えないと注記している点も併記した。
    • 薬剤benzocaine米国の一般用医薬品添付文書が「歯牙萌出時痛への使用」と「2歳未満への使用」を別々の禁止として掲げていることを反映し、両者を「2歳未満の歯牙萌出時痛」という1つの条件に潰していた記述を書き分けた。旧記述は2歳児の歯固めへの使用と、2歳未満の歯痛への使用の両方を見逃す形になっていた。あわせて用法の上限(ゲルはえんどう豆大を1日4回・7日まで、スプレーは0.5秒噴霧を最大2回・1日4回)とカイン系局所麻酔薬へのアレルギー既往での使用禁止を追記し、出典が1件も無かった状態を解消した。(出典:Anbesol 添付文書)
    • 疾患歯周炎歯肉炎との境界に数値の症例定義が無かったため、2017年World Workshopの症例定義を追記した。健全な歯周組織ではプロービング時出血率10%以上が歯肉炎症例で、10〜30%が限局型、30%超が広汎型である。支持組織が減少した歯周組織では、アタッチメントロスに加えて出血率10%以上かつ4mm以上の部位に出血が無いことを求める。あわせてStage IVを扱う2022年のEFP S3ガイドライン(矯正的な歯の移動・固定・咬合調整・補綴による学際的な機能回復)を追記した。(出典:Trombelli 2018、EFP S3 stage IV 2022)
  4. 2026 09.07

    同じ実行で確定した是正を、同じ主張を書いていた10ノートへ波及させた。

    • 薬剤tecovirimat承認適応の表が米国と日本の2行だけでEU行を欠いていたため、欧州委員会の2026年5月29日決定でエムポックスの適応が取り消されたこと(痘そう・牛痘・種痘後合併症は体重13 kg以上で存続)を追加した。あわせてEUの販売名をTPOXXからTecovirimat SIGAへ是正し(TPOXXは米国名)、STOMP試験の実数を試験比較表として新設した。無出典の「国内初のエムポックス治療薬」という記述は、PMDAの承認品目一覧が支える「新有効成分含有医薬品として迅速審査で承認」へ差し替えた。(出典:EMA Article 20 referral、STOMP試験)
    • 微生物Mpox virusWHOの常設勧告を「2026年8月20日まで延長されている」と現在形で書いていた記述を、期限が既に到来している旨とともに過去形へ是正した。治療の節にも4試験がいずれも主要評価項目に届かなかったことと、規制上の位置づけが3地域で異なることを追記した。
    • トピックPoxvirusesテコビリマットを「動物モデルの成績に基づいて承認された」とだけ書き、PALM007しか挙げていなかったため、動物データに依った理由(承認当時ウイルスがほとんど流行しておらず感染者での試験ができなかった)を欧州医薬品庁の記述から補い、4試験(PALM007・STOMP・UNITY・PLATINUM-UK)すべてが主要評価項目に届かなかったことと3地域の規制の違いを追加した。
    • 微生物Trypanosoma cruzi慢性期の病態機序を、🧠全体像・2説の対比表・比較表・まとめの4箇所すべてで「自己免疫説と寄生虫残存説が対等で未決着」から「心疾患については虫体の残存が土台で、自己免疫はその上に生じる現象」へ是正した。あわせて「シャーガス病の自己免疫=分子擬態」という1対1対応を解体した(原著は分子擬態・傍観者活性化・その他の免疫学的要因を並列に挙げている)。(出典:Bonney 2019)
    • トピックTrypanosoma cruzi同じ4箇所を同じ内容で是正した。
    • 疾患慢性巨大結腸症「2説が並行して論じられており決着していない、詳細はシャーガス病のノートを参照」と書いていたが、参照先が今回逆の整理へ変わったため書き分けた。心疾患についての整理を示したうえで、根拠とした総説が巨大食道・巨大結腸を腸管神経系の障害によるものとして明示的に論じていないこと、消化管型で同じ非対称が成り立つと述べた一次資料は確認できていないことを明記した。
    • 疾患う蝕う蝕除去戦略の推奨が1件も無かったため新設した。深在性う蝕では硬い象牙質まで削る非選択的除去ではなく、軟化象牙質までの選択的除去または段階的除去が提案される(露髄の危険を減らすため。いずれも弱い推奨)。覆髄材の常用も提案されず、露髄した歯髄への材料は水酸化カルシウムではなく水硬性ケイ酸カルシウムセメントが提案されている。ただし材料の推奨は症状が無いか可逆性歯髄炎にとどまる露髄例の枠に書かれており、不可逆性歯髄炎の断髄へ読み替えないことを明記した。(出典:EFCD-ESE-ORCA S3 深在性う蝕ガイドライン)
    • 疾患尋常性痤瘡米国皮膚科学会2024年痤瘡ガイドラインの全文が取得できたため、「全身性抗菌薬は典型的には3〜4か月を超えない」を同指針に帰属できないとしていた記述を撤回した。あわせて「ミノサイクリンはドキシサイクリンと有効性が同等」という記述を削除し(同指針は両剤を直接比較した根拠が不十分だと明記している)、条件付き推奨の理由の列挙から落ちていた皮膚の色素沈着を復元して、原文の過敏症症候群をDRESS症候群と書き換えていたのを戻した。(出典:AAD 痤瘡ガイドライン2024)
    • トピックAcne Comedonica - Clinical Forms and Therapy同じ3点を同じ内容で是正した。
    • 薬剤sarecycline出典の記述が「3〜4か月という期間はAAD 2024の抄録に無く全文を取得できていないので帰属させていない」となっていたのを、全文の逐語で置き換えた。あわせて、これがAAD自身の推奨文ではなく国際的な指針の推奨を引く形であること、非抗菌薬療法への反応が不十分な例や禁忌例ではより長い投与を要しうるとして継続的な再評価と外用薬の併用を求めていることを併記した。
  5. 2026 09.07

    KDIGOの糸球体疾患ガイドラインが章ごとに改訂されていることを確認し、小児ネフローゼ症候群の章が2025年版に置き換わっているのを微小変化型ネフローゼ症候群のノートへ反映した。あわせて神経痛性筋萎縮症に横隔神経障害の節を新設した。

    • 疾患微小変化型ネフローゼ症候群小児の頻回再発型・ステロイド依存型の定義が、それぞれ2つある分岐の片方だけになっていたのを是正した。頻回再発型は「初回寛解後の最初の6か月に2回以上」の分岐が落ちて「12か月に3回以上」だけになっており、ステロイド依存型は「推奨されたステロイド治療中(全量投与中でも漸減中でも)」の分岐が落ちて「中止後14日以内」だけになっていた。KDIGO 2025小児ネフローゼ症候群ガイドラインとIPNA 2023の定義表は逐語で一致しており、どちらも2分岐である。あわせて小児の初期治療(8週=連日4週+隔日4週、または12週=連日6週+隔日6週。推奨1.3.1.1、1B)、ステロイド節約薬の推奨(推奨1.3.3.1、1B)と5剤を優劣を付けない順序で並べる書き方、ステロイド抵抗性の二次治療の初回選択(推奨1.4.1.1、1C)、確認期間(4〜6週)を新たに書いた。成人(最長16週)と小児(4週で判定)の数値の違いを対比表にした。長期予後の「約3%が慢性腎臓病へ進行」は原著では小児発症例を成人期まで追ったコホートの値で、全年齢のMCDの進行率ではないため母集団を明示し、原著が同じ段落で述べている「ステロイド反応性が保たれる限り慢性腎不全は例外的」という限定を補った。(出典:KDIGO 2025 小児ネフローゼ症候群、IPNA 2023 SSNS、Vivarelli 2017 Minimal Change Disease)
    • 疾患神経痛性筋萎縮症frontmatterが合併症として横隔膜機能不全を挙げているのに本文が横隔神経に一度も触れていなかったため、節を新設した。横隔膜の筋力低下を伴う横隔神経障害は最大7〜8%に起こり、労作時呼吸困難・起坐呼吸・日中の眠気・過度の疲労・睡眠障害がその手がかりになる。疑ったら少なくとも座位と仰臥位の努力性肺活量を測り、典型的には仰臥位で努力性肺活量が低下し最大吸気圧が下がる一方で最大呼気圧は保たれる。あわせて、薬物療法は発症になるべく近い時期に始めるべきで発症から2週以上経ってから開始した場合の疼痛制御の有効性を支持する根拠が無いこと(根拠の不在は無効の証明ではない)、ステロイドを使うかどうかはこの薬効群のリスクを患者ごとに勘案して決めることを追記した。2009年のCochraneレビューが2026-09-07時点でも最新版であること(pub3以降は存在せず撤回・取り下げの記録も無い)を再確認した。(出典:Gabet 2025 総説、Cochrane CD006976.pub2)
  6. 2026 09.07

    成人発症スチル病のアナキンラの国内承認を、企業のプレスリリース依拠からPMDAの承認品目一覧へ移し、米国には同適応が無いことを添付文書の全文検索で確かめて三極の違いとして書き分けた。慢性再発性多発性骨髄炎には、これまで見落とされていたJanssonの臨床スコア(2009年)の節を新設した。

    • 疾患成人発症Still病アナキンラの国内承認について、承認日・効能又は効果・希少疾病用医薬品の指定の根拠を企業のプレスリリースからPMDA「承認品目一覧(新医薬品:2026年8月)」へ移した。用法及び用量はこの一覧に載っていないため告知依拠のまま残し、その旨を本文に明記した。あわせて米国の添付文書には成人発症スチル病・全身型若年性特発性関節炎の適応が無いこと(適応は関節リウマチ・NOMID・DIRAの3つで、全文に該当語が現れない)を確かめ、EU(適応あり)・日本(2026年6月承認)・米国(適応なし)の三極で分かれることとして書いた。(出典:https://www.pmda.go.jp/files/000281577.pdf )
    • 薬剤anakinra国内承認の根拠を同じPMDAの承認品目一覧へ移し、希少疾病用医薬品の指定を受けた新有効成分含有医薬品であることを追記した。(出典:https://www.pmda.go.jp/files/000281577.pdf )
    • 疾患慢性再発性多発性骨髄炎Jansson基準(2007年)とは別に、同じ著者らが2009年に発表した臨床スコアの節を新設した。慢性非細菌性骨炎102例・細菌性骨髄炎22例・悪性骨腫瘍48例・良性骨腫瘍52例の後ろ向き解析に基づき、7つの予測因子から0〜63点を算出し、39点以上で陽性的中率97%・感度68%である。⚠️ 各項目の配点は抄録に無いため書いていない——オッズ比は配点ではないので、掲げた表から点数を組み立てないこと。陽性的中率97%と感度68%という非対称は、高得点が生検を省く方向に働く一方で低得点は本症を否定しないことを意味する。あわせてJansson基準に年号を付し、原著の素性(89例・中央値49か月の追跡)を補った。(出典:https://doi.org/10.1002/art.24402 、https://doi.org/10.1093/rheumatology/kel190 )
    • 疾患先天性筋性斜頸2024年版の理学療法診療ガイドラインの誌上版本文が取得できないまま据え置かれていた重症度8段階について、同ガイドラインの解説論文(2025年)で8段階が2024年版にも残ることを確認し、転載であることを明示したうえで本文に反映した。⚠️ その転載表がGrade 6の月齢帯を圧縮しており2018年版本文の定義と一致しないこと、Grade 7の治療経路が資料間で割れていることも書き分けた。横断監査が報告していた段階名 Later Mild は、2018年版本文では大分類の群名が later、段階名が Late Mild であることによる取り違えで説明がつくため採用していない。(出典:https://doi.org/10.7499/j.issn.1008-8830.2502066 )
    • 疾患舟状骨骨折2026年の学際的合意声明を追加し、目的別の画像選択(初回は単純X線、潜在骨折の検出はMRIまたはCT、骨癒合の判定と術後評価はCT、偽関節の血流評価は造影MRI)を反映した。近位骨片壊死を繰り返し扱いながら、それをどう評価するかが一度も書かれていなかった点を補った形である。血行が遠位から近位へ向かう理由(骨表面の約80%が関節軟骨に覆われ血管の入口が背側稜と遠位結節部の2か所しかない)、身体所見の陽性尤度比(嗅ぎタバコ入れの圧痛1.8、舟状骨結節の圧痛1.4でいずれも信頼区間が1をまたぐ一方、抵抗下に回内位から回外位へ動かしたときの痛みは45.0)、舟状月状骨間靱帯断裂を疑ったときの受傷から6週以内という手術の窓も追加した。(出典:https://doi.org/10.1007/s00330-026-12629-x 、https://doi.org/10.1302/2058-5241.5.190025 )
    • 疾患無脾症・脾機能低下症脾機能低下の診断で中心になる赤血球膜の小窩の比率について、測り方と閾値が書かれていなかったので補った。微分干渉光学系を要すること、合計2,000個以上を数えること、比率で軽度・中等度・高度に段階づけられること、そして⚠️ 4%という境界の扱いが資料間で割れていること(0〜4%が正常で4%超が異常とするものと、4%以上を診断的とするものがある)を明示し、これに合わせて図の分岐ラベルと正常側の断定を弱めた。脾シンチグラフィの世代差と性能(硫黄コロイドの動的法で感度96%・特異度97%)、および脾機能容積とIgM陽性CD27陽性B細胞の割合が正相関することも追加した。(出典:https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4103047/ )
    • 薬剤rifabutin米国で唯一の承認適応である播種性MAC症の発症抑制について、現行の診療指針での位置づけが書かれていなかったので節を新設した。速やかに抗レトロウイルス療法を開始する患者にはCD4数によらず一次予防を推奨せず(AII)、予防を行う場合の推奨薬はマクロライドで、リファブチンはマクロライドに忍容性が無い患者への代替(BI)である。播種性MAC症の治療でも第3剤(CI)にあたる。評定の文字が推奨の強さ、ローマ数字が根拠の質という2軸であることも明示した。(出典:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK586304/ )
  7. 2026 09.07

    壊死性筋膜炎の起因菌の二分法にクロストリジウム性筋壊死を混ぜていた誤りを正し、シクロスポリンの腎領域の適応にガイドラインの推奨を明示した。棘孔の通過物の記述も補った。

    • トピックBacteria causing skin and wound infections (list) and their diagnosis壊死性筋膜炎の起因菌について「S. pyogenesとC. perfringensがそれぞれ単一菌性・多菌性の代表例」としていたのを是正した。IDSAガイドラインは単一菌性を「通常はレンサ球菌、より少ないが市中獲得型MRSA・Aeromonas hydrophila・Vibrio vulnificus」、多菌性を「好気性菌と嫌気性菌が混在する細菌叢」と定義しており、クロストリジウム性筋壊死(ガス壊疽)は壊死性筋膜炎とは別の項目として扱われ、ペニシリン+クリンダマイシンという単一菌に狙いを定めた確定治療が与えられている。C. perfringensを多菌性側の代表例とするのはガイドラインの分類ではない。(出典:https://doi.org/10.1093/cid/ciu296 )
    • 薬剤ciclosporin適応表の腎領域が「ステロイド抵抗性・依存性のネフローゼ症候群」とだけ書かれ出典が無かったため、成人・小児それぞれの推奨を明示した。成人では頻回再発/ステロイド依存性の微小変化型ネフローゼ症候群に対し、シクロホスファミド・リツキシマブ・ミコフェノール酸系と並んでカルシニューリン阻害薬がプレドニゾン単独や無治療より推奨される(KDIGO 2021 推奨5.3.1.1、1C)。小児のステロイド抵抗性ネフローゼ症候群では、シクロスポリンまたはタクロリムスが二次治療の初回選択として推奨される(KDIGO 2025 推奨1.4.1.1、1C)。(出典:https://doi.org/10.1016/j.kint.2021.05.021 、https://doi.org/10.1016/j.kint.2024.11.007 )
    • トピックHead — Oral cavity, mastication & infratemporal fossa棘孔を中硬膜動脈だけの通路として書いていたので、中硬膜静脈と、卵円孔を出た下顎神経が反回して頭蓋腔へ戻る棘孔神経も同じ孔を通り、後者が中硬膜動脈に沿って中頭蓋窩の硬膜を支配することを補った。(出典:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK535432/ )
  8. 2026 09.07

    化膿性関節炎の経験的抗菌薬を英国BSR指針の患者群別の表へ直し、バンコマイシン+セフトリアキソンがMRSAリスク群の選択であってすべての初期治療ではないことを明示した。

    • 疾患化膿性関節炎(敗血症性関節炎)経験的抗菌薬の表を英国BSR/BHPR/BOA/RCGP/BSAC指針の患者群別の表へ置き換えた。リスク因子が無ければ第一選択は抗ブドウ球菌ペニシリン(フルクロキサシリン2 g 1日4回静注)で、バンコマイシン+第2・第3世代セファロスポリンはMRSAのリスク群(MRSA既知・直近の入院・介護施設入所・下腿潰瘍やカテーテル・施設ごとに定めた因子)に置かれた組み合わせであることを示し、グラム陰性菌敗血症のリスク群の定義(高齢・虚弱・尿路感染の反復・直近の腹部手術)と、静注薬物使用者・集中治療室の患者に定型レジメンが無いことを追記した。この2006年版が現行版であること(2017年の声明は正式改訂を見送り、2025年に改訂の作業範囲だけが公表された)も明記した。(出典:https://doi.org/10.1093/rheumatology/kel163a 、https://doi.org/10.1093/rap/rkaf058 )
    • 疾患化膿性関節炎(敗血症性関節炎)咬傷の行を動物咬傷とヒト咬傷に分けた。従来は両者を1行にまとめて「ペニシリンアレルギーはドキシサイクリン」としていたが、IDSAの皮膚軟部組織感染症指針はヒト咬傷ではアモキシシリン・クラブラン酸配合剤/アンピシリン・スルバクタム配合剤/エルタペネムを推奨し、βラクタム過敏症にはフルオロキノロン+メトロニダゾールかモキシフロキサシン単剤を挙げている(ドキシサイクリンは動物咬傷の代替にしか挙がらない)。Eikenella corrodens が第1世代セファロスポリン・マクロライド・クリンダマイシン・アミノグリコシドに耐性であるという機序も追記した。(出典:https://doi.org/10.1093/cid/ciu296 )
    • 疾患化膿性関節炎(敗血症性関節炎)播種性淋菌感染症の治療に用量・投与間隔・期間を補った。CDCのSTI治療ガイドライン2021はセフトリアキソン1 gを24時間ごとに筋注または静注し、明らかな改善から24〜48時間後に感受性結果に基づいて経口へ切り替えて合計7日以上とする(無合併症感染の単回投与レジメンとは別物である)。(出典:https://www.cdc.gov/std/treatment-guidelines/gonorrhea-adults.htm )
    • 疾患化膿性関節炎(敗血症性関節炎)成人の治療期間が指針で割れていることを明示した。IDSAのMRSA指針は化膿性関節炎に3〜4週間を提案する(A-III)一方、BSR指針は至適期間の根拠が無いと断ったうえで静注を最大2週間または徴候が改善するまで行いその後経口で4週間としており、従来「総3〜4週間」とだけ書いていた記述を両論へ改めた。あわせて成人の股関節では緊急の観血的デブリドマンがしばしば必要というBSRの記述を補い、小児の無作為化試験の結果を成人の股関節へ外挿しないよう注記した。(出典:https://doi.org/10.1093/cid/ciq146 、https://doi.org/10.1093/rheumatology/kel163a )
  9. 2026 09.07

    抗VEGF硝子体内注射薬3剤を欧州SmPC・日本の電子添文・米国添付文書の3極で読み直し、ラニビズマブの未熟児網膜症とブロルシズマブの増殖糖尿病網膜症という欠落していた適応、3剤とも欠けていた「活動性の眼内炎症」の禁忌、そしてブロルシズマブの網膜血管炎を「他の抗VEGF薬には無い」と断じていた記述を是正した。

    • 薬剤ranibizumab適応を3極の表へ書き分け、欠落していた未熟児網膜症を追加した。欧州SmPCの4.1と日本の電子添文の4.はいずれも未熟児網膜症を独立した効能に持ち(用量は成人の0.5mgではなく0.2mg)、米国添付文書にはこの適応が無い。逆に糖尿病網膜症は欧州が増殖糖尿病網膜症に限り、日本には適応そのものが無く、米国だけが病期を限定しない。欧州は近視性脈絡膜新生血管ではなく「脈絡膜新生血管」とだけ書いて病的近視に限定していない。(出典:https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/lucentis-epar-product-information_en.pdf 、https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1319403A1036_1_10/?view=body&lang=ja 、https://dailymed.nlm.nih.gov/dailymed/drugInfo.cfm?setid=de4e66cc-ca05-4dc9-8262-e00e9b41c36d )
    • 薬剤ranibizumab禁忌に「活動性の重度の眼内炎症」を追加した。従来は米国添付文書だけを根拠に眼・眼周囲の感染症と過敏症の2項目としていたが、欧州SmPCの4.3と日本の電子添文の2.はいずれも3項目で、感染は「活動性または疑い」、眼内炎症は「重度」という限定の非対称も明示した。あわせて米国添付文書が独立した警告として持つ網膜血管炎(5.5)と、糖尿病黄斑浮腫・糖尿病網膜症での死亡率(5.4)を追記した。(出典:https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/lucentis-epar-product-information_en.pdf 、https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1319403A1036_1_10/?view=body&lang=ja 、https://dailymed.nlm.nih.gov/dailymed/drugInfo.cfm?setid=de4e66cc-ca05-4dc9-8262-e00e9b41c36d )
    • 薬剤ranibizumab成人の1回量が文書で違うことを明示した。従来は米国添付文書の「加齢黄斑変性・網膜静脈閉塞・近視性脈絡膜新生血管は0.5mg、糖尿病黄斑浮腫・糖尿病網膜症は0.3mg」だけを書いていたが、欧州SmPCの4.2も日本の電子添文の6.も成人では適応を問わず0.5mgで、0.3mgという区別は米国にしか無い。動脈血栓塞栓症についても、欧州・日本は対照群との差を認めないとするのに対し米国だけが糖尿病集団の2年成績を数値で掲げる、という文書差を書き分けた。(出典:https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/lucentis-epar-product-information_en.pdf 、https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1319403A1036_1_10/?view=body&lang=ja 、https://dailymed.nlm.nih.gov/dailymed/drugInfo.cfm?setid=de4e66cc-ca05-4dc9-8262-e00e9b41c36d )
    • 薬剤faricimab日本だけが持つ効能「脈絡膜新生血管を伴う網膜色素線条」を追加した。日本の電子添文は2025年5月の第5版(効能変更)でこれを追加しており、欧州SmPCの4.1と米国添付文書の1.は滲出型加齢黄斑変性・糖尿病黄斑浮腫・網膜静脈閉塞に伴う黄斑浮腫の3項目のままである。(出典:https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1319408A1020_1_06/?view=body&lang=ja 、https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/vabysmo-epar-product-information_en.pdf )
    • 薬剤faricimab滲出型加齢黄斑変性の導入回数が文書で違うことを明示した。従来は米国添付文書に従って「4週毎4回」とだけ書いていたが、欧州SmPCの4.2は4週毎3回である。日本の電子添文も6.は4回としながら7.2で「疾患活動性の評価に基づき連続3回とすることも考慮する」としている。あわせて禁忌が欧州では「活動性の眼内炎症」で重症度の限定が無く(アフリベルセプト・ラニビズマブの欧州SmPCは「重度」を付す)、日本の電子添文だけが「重度」を付けているという非対称を追記した。(出典:https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/vabysmo-epar-product-information_en.pdf 、https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1319408A1020_1_06/?view=body&lang=ja 、https://dailymed.nlm.nih.gov/dailymed/drugInfo.cfm?setid=04cc9ef7-c02a-4e92-a655-0062674e8487 )
    • 薬剤faricimab副作用の表を欧州SmPCの4.8の頻度区分へ差し替えた。従来の「高頻度:結膜出血・眼痛・硝子体浮遊物・眼圧上昇」は最頻の白内障10%を落としており、しかもこの薬にはvery common(10%以上)の区分に入る副作用が無い。網膜血管炎・網膜閉塞性血管炎は市販後の自発報告に基づく「頻度不明」で、同節は同じ事象が他の硝子体内注射療法でも報告されていると明記している。抗ファリシマブ抗体陽性例で眼内炎症の発現率が高いことも追記した。(出典:https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/vabysmo-epar-product-information_en.pdf 、https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1319408A1020_1_06/?view=body&lang=ja )
    • 薬剤brolucizumab「他の抗VEGF薬には無い安全性シグナル」という断定を是正した。眼内炎症を伴う網膜血管炎・網膜血管閉塞は、ファリシマブの欧州SmPCの4.8にも(頻度不明)、ラニビズマブの米国添付文書の5.5にも(独立した警告)記載がある。ブロルシズマブが際立つのは、臨床試験に基づく頻度区分が付くこと(網膜血管閉塞がcommon・網膜血管炎がuncommon)と、規制文書が免疫介在性と明言し発現例への再投与を禁じていることである。(出典:https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/vabysmo-epar-product-information_en.pdf 、https://dailymed.nlm.nih.gov/dailymed/drugInfo.cfm?setid=de4e66cc-ca05-4dc9-8262-e00e9b41c36d 、https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/beovu-epar-product-information_en.pdf )
    • 薬剤brolucizumab眼内炎症の機序を「確立していない」から是正した。欧州SmPCの4.4は、治療中に生じた抗ブロルシズマブ抗体を持つ患者で眼内炎症事象が多く観察され、調査の結果これらが免疫介在性の事象であると判明したと述べ、日本の電子添文の11.1.1も「本剤への免疫応答が関与していることが報告されており」として、網膜血管炎または網膜血管閉塞があらわれた患者へは再投与しないよう求めている。リスクが高い背景(女性はHAWK・HARRIERで5.3%対男性3.2%、日本人、初回投与前12か月以内の眼内炎症・網膜血管閉塞の既往)も追記した。(出典:https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/beovu-epar-product-information_en.pdf 、https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1319406G1024_1_06/?view=body&lang=ja )
    • 薬剤brolucizumab日本だけが持つ効能「増殖糖尿病網膜症」を追加し、用法を3極で書き分けた。日本の電子添文は2025年11月の第8版(効能変更)で増殖糖尿病網膜症を追加し、6週毎3回の導入後に通常12週毎とする用法と、病態悪化の徴候があれば汎網膜光凝固・硝子体手術等の代替治療を考慮するという注意(7.5)を置いている。滲出型加齢黄斑変性の導入も、米国が4週毎3回の1通りなのに対し欧州・日本は6週毎2回(活動性により1回追加)という選択肢を並記する。維持期の8週未満禁止の根拠として、欧州SmPCが4週毎の維持投与で眼内炎症・網膜血管閉塞の発現率が8週毎・12週毎より高かったという比較を挙げていることも明示した。(出典:https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1319406G1024_1_06/?view=body&lang=ja 、https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/beovu-epar-product-information_en.pdf )
    • 薬剤brolucizumab眼圧上昇のタイミングがこの薬だけ30分と書かれていることを追記した。欧州SmPCの4.4は「VEGF阻害薬(ブロルシズマブを含む)の硝子体内注射後30分以内に一過性の眼圧上昇が見られる」とし、アフリベルセプト・ラニビズマブ・ファリシマブの欧州SmPCが60分とするのと異なる。副作用の表も欧州SmPCの適応別の実測値(滲出型加齢黄斑変性で視力低下7.3%・白内障7.0%・結膜出血6.3%、糖尿病黄斑浮腫で白内障9.0%)へ差し替えた。(出典:https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/beovu-epar-product-information_en.pdf )
    • 疾患眼内炎抗VEGF薬の禁忌が薬によって違うことを追記した。眼・眼周囲の感染は4剤とも「活動性または疑い」で共通だが、眼内炎症の側はアフリベルセプトとラニビズマブが「活動性の重度眼内炎症」、ファリシマブとブロルシズマブは重症度の限定が無い「活動性の眼内炎症」で、後2剤は禁忌になる敷居が低い。(出典:https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/lucentis-epar-product-information_en.pdf 、https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/vabysmo-epar-product-information_en.pdf 、https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/beovu-epar-product-information_en.pdf )
    • 疾患加齢黄斑変性ブロルシズマブの投与間隔の制約を「8〜12週より短くしない」から「維持期の2回の投与間隔を8週未満にしない」へ是正した。制約が掛かるのは維持期であって導入期ではなく(導入期は4週毎3回または6週毎2回)、欧州SmPCは4週毎の維持投与で眼内炎症・網膜血管閉塞の発現率が8週毎・12週毎より高かったという比較をこの規定の根拠として明記している。(出典:https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/beovu-epar-product-information_en.pdf )
    • 疾患糖尿病網膜症「糖尿病網膜症に承認されている薬」が国で違うことを追記した。ラニビズマブは欧州SmPCの4.1が増殖糖尿病網膜症を独立した効能として掲げており病期を限定しない糖尿病網膜症ではなく、日本の電子添文には糖尿病網膜症の効能そのものが無い(糖尿病黄斑浮腫はある)。逆にブロルシズマブは2025年11月の第8版で日本だけが増殖糖尿病網膜症を追加し、6mgを6週毎3回で導入して通常12週毎とする用法と、硝子体出血・牽引性網膜剥離・増殖膜など病態悪化の徴候があれば投与継続の可否を検討し汎網膜光凝固・硝子体手術等の代替治療を考慮するという7.5の注意を持つ。(出典:https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/lucentis-epar-product-information_en.pdf 、https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1319403A1036_1_10/?view=body&lang=ja 、https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1319406G1024_1_06/?view=body&lang=ja )
    • 薬剤ranibizumab副作用表の頻度区分の取り違えを是正した。欧州SmPCの4.8で very common に置かれているのは ocular hyperaemia(眼充血)であり、conjunctival hyperaemia(結膜充血)は common の行にある。従来は very common の行に結膜充血のリンクを置いており、結膜充血の頻度を1段高く見せていた。日本の電子添文の11.2も両者を別々の項目として持つ(どちらも1%〜5%未満の欄)。(出典:https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/lucentis-epar-product-information_en.pdf 、https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1319403A1036_1_10/?view=body&lang=ja )
    • 薬剤ranibizumab未熟児網膜症の項で、脚注が支えていない主張を出典ごと付け替えた。「アフリベルセプトの米国添付文書には未熟児網膜症の適応がある」という文にルセンティスの米国添付文書の脚注が付いていたが、その文書はアフリベルセプトについて何も述べていない。アフリベルセプトの米国添付文書を取得して確認すると 1.5 Retinopathy of Prematurity (ROP) が実在し、用量は0.4mg(40mg/mL液0.01mL)で同一眼への投与間隔は10日以上であった。あわせて frontmatter の承認適応に未熟児網膜症を追加し、糖尿病網膜症のラベルに国ごとの限定(米国は病期を限定せず・欧州は増殖糖尿病網膜症に限る)を付けた。(出典:https://dailymed.nlm.nih.gov/dailymed/drugInfo.cfm?setid=f96cfd69-da34-41ee-90a9-610a4655cd1c 、https://dailymed.nlm.nih.gov/dailymed/drugInfo.cfm?setid=de4e66cc-ca05-4dc9-8262-e00e9b41c36d )
    • 薬剤brolucizumab網膜血管炎・網膜血管閉塞の位置づけを2点で是正した。①反証の列挙にアフリベルセプトが欠けていた——米国添付文書5.1に網膜血管炎(閉塞を伴うものを含む)があり、日本の8mg製剤の電子添文は重大な副作用として網膜血管炎0.02%を頻度つきで挙げる。4剤中3剤ではなく4剤すべてに記載がある。②そのため「臨床試験の中で頻度区分が与えられるほど数が出たこと」という線引きは成り立たない(アフリベルセプトにも頻度が付いている)。際立つのは水準であり、欧州SmPCが網膜血管閉塞をcommon・網膜血管炎をuncommonに置いていることだと書き直した。あわせて禁忌の脚注の射程超えを直し、欧州で「重度」が付かないのはブロルシズマブ固有ではなくファリシマブも同じであることを明示した。(出典:https://dailymed.nlm.nih.gov/dailymed/drugInfo.cfm?setid=f96cfd69-da34-41ee-90a9-610a4655cd1c 、https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1319405A2023_1_05/?view=body&lang=ja 、https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/beovu-epar-product-information_en.pdf 、https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/eylea-epar-product-information_en.pdf 、https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/lucentis-epar-product-information_en.pdf )
    • 薬剤faricimab抗ファリシマブ抗体の項で、出典が保留している結論へ寄せていた記述を是正した。欧州SmPCの4.8は「The clinical significance of anti-faricimab antibodies on safety is unclear at this time.」と述べるにとどまり、同文書に immune-mediated の語は現れない。ブロルシズマブでは欧州SmPCが調査の結果として網膜血管炎・網膜血管閉塞を免疫介在性の事象と結論しているので、「同じ枠組み」ではなく「ブロルシズマブは結論済み・ファリシマブは意義未確定」という対比に書き直した。あわせて無出典だった禁忌の国際比較に脚注を付け、欧州で「重度」が付かないのがファリシマブ固有ではないことを明示した。(出典:https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/vabysmo-epar-product-information_en.pdf 、https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/beovu-epar-product-information_en.pdf 、https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/eylea-epar-product-information_en.pdf 、https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/lucentis-epar-product-information_en.pdf )
    • 疾患眼内炎「この禁忌は抗VEGF薬4剤に共通する」の射程を欧州に限定した。ラニビズマブの米国添付文書の禁忌は 4.1 Ocular or Periocular Infections と 4.2 Hypersensitivity の2項目だけで、眼内炎症の項そのものが無い(過敏反応が重度の眼内炎症として現れうる、と過敏症の項に書かれるにとどまる)。アフリベルセプト・ブロルシズマブ・ファリシマブの米国添付文書はいずれも 4.2 Active Intraocular Inflammation を持つので、米国では1剤だけが欠けているという形になる。(出典:https://dailymed.nlm.nih.gov/dailymed/drugInfo.cfm?setid=de4e66cc-ca05-4dc9-8262-e00e9b41c36d 、https://dailymed.nlm.nih.gov/dailymed/drugInfo.cfm?setid=f96cfd69-da34-41ee-90a9-610a4655cd1c 、https://dailymed.nlm.nih.gov/dailymed/drugInfo.cfm?setid=5d1dc1fa-a2d3-46ed-9e9a-c1a036590d3d 、https://dailymed.nlm.nih.gov/dailymed/drugInfo.cfm?setid=04cc9ef7-c02a-4e92-a655-0062674e8487 )
    • 疾患未熟児合併症(気管支肺異形成症・未熟児網膜症・脳室内出血・新生児遷延性肺高血圧症)未熟児網膜症の治療の項に、承認適応を持つ抗VEGF薬を追記した。従来は適応外使用のベバシズマブだけを名指ししていたが、ラニビズマブは欧州SmPCが早産児について zone I(stage 1+・2+・3・3+)・zone II(stage 3+)・AP-ROP と病期まで書き込んで適応を定め、用量を成人の0.5mgではなく0.2mg(0.02mL)とする。日本の電子添文も同じ効能を持ち、5.3で自然治癒が期待できる軽症例と外科的手術の適応となる重症例では投与意義が明確でないとする。アフリベルセプトは欧州(zone II は stage 2+ も含む)に加えて米国添付文書 1.5 にも適応があり、用量は0.4mg(0.01mL)である。ラニビズマブの米国添付文書にはこの適応が無いので、抗VEGF療法と一括りにしないよう注意を添えた。このノートに出典欄が無かったため新設した。(出典:https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/lucentis-epar-product-information_en.pdf 、https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1319403A1036_1_10/?view=body&lang=ja 、https://www.ema.europa.eu/en/documents/product-information/eylea-epar-product-information_en.pdf 、https://dailymed.nlm.nih.gov/dailymed/drugInfo.cfm?setid=f96cfd69-da34-41ee-90a9-610a4655cd1c )
  10. 2026 09.07

    シドフォビルとテノホビルが持つのはリン酸基ではなくホスホネート基(P–C結合)であることを一次資料で確かめて機序の記述を直し、鉄中毒での活性炭の扱いを「吸着しないから無効」という断定から、指針・in vitro実験・症例報告の3層に分けた記述へ改めた。

    • 薬剤cidofovir「すでにリン酸基を持つ構造」「すでにリン酸化された構造」という機序の説明を是正した。シドフォビルが持つのはリン酸エステル(P–O–C結合)ではなくホスホネート基(P–C結合)で、この結合は細胞のエステラーゼで切れない。リン酸を模したこの基を初めから持つため活性化に必要なリン酸化が3段階ではなく2段階で済み、省けるのがちょうどウイルスのチミジンキナーゼ・UL97プロテインキナーゼが担う最初の1段階である。残る2段階は宿主細胞のキナーゼが行い、非感染細胞でも感染細胞でも同じように進む。表・⭐印の要点・mermaid・薬物動態の表・まとめの5箇所すべてを直し、シドフォビル・アデホビル・テノホビルが非環状ヌクレオシドホスホネートという同じ族であることを明示した。(出典:https://doi.org/10.1128/CMR.16.4.569-596.2003 )
    • 薬剤cidofovir「ガンシクロビル耐性CMVに効く」という記述に耐性機構による線引きを補った。添付文書の交差耐性の項によれば、ガンシクロビル耐性の多くを占めるUL97遺伝子産物(ホスホキナーゼ)の変異株はシドフォビル感受性を保つ一方、DNAポリメラーゼ変異株では感受性低下が報告されており、UL97とDNAポリメラーゼの両方に変異をもつ高度耐性の臨床分離株はすべてシドフォビルに交差耐性であった。逆にin vitroで選択したシドフォビル耐性株はガンシクロビルに交差耐性でフォスカルネットには感受性を保つ。(出典:https://dailymed.nlm.nih.gov/dailymed/drugInfo.cfm?setid=90639fc6-0295-4115-98f0-054b783850ce )
    • 薬剤cidofovir流通状況の節を新設した。先発品Vistideは欧州委員会が2014年8月22日にEU販売承認を取り下げ(製造上の問題による2013年2月以降の供給不足と、成人AIDS患者でのCMV網膜炎の発生率低下が理由)、米国のDailyMedでも販売中止・NDC失効の扱いで添付文書は2013年9月更新のまま止まっている。ただしEMA自身が供給不足の間にシドフォビルを含む後発医薬品が使われたと記しており、スペインの公的登録簿には後発のシドフォビル注射剤(院内使用限定、2017年承認)が販売中として収載されている。あわせて、EUの現行添付文書が適応を「他の医薬品が不適当と考えられる場合にのみ」と限定していることを追記した。(出典:https://www.ema.europa.eu/en/medicines/human/EPAR/vistide 、https://cima.aemps.es/cima/dochtml/ft/81303/FT_81303.html )
    • 薬剤cidofovir副作用の表を頻度つきに書き換えた。維持量5 mg/kg隔週投与の臨床試験で腎毒性59%(135例中79例)、好中球絶対数500/mm³以下が24%、眼圧のベースラインから50%以上の低下が測定70例中17例、血清重炭酸16 mEq/L以下への低下16%、Fanconi症候群1%であり、有害事象による中止は39%に達する。前部ぶどう膜炎・虹彩炎は135例中15例(11%)で、これは静注療法での頻度であるため従来の「局所投与時」という限定を外した。好中球減少はEUの添付文書でも10%以上の区分にあり、「注意」から「非常に高頻度」へ移した。承認適応にサイトメガロウイルス網膜炎ノートへのリンクを張り、frontmatterのindicationDiseasesに登録した。(出典:https://dailymed.nlm.nih.gov/dailymed/drugInfo.cfm?setid=90639fc6-0295-4115-98f0-054b783850ce 、https://cima.aemps.es/cima/dochtml/ft/81303/FT_81303.html )
    • 薬剤cidofovir流通状況の記述を、DailyMedのページが実際に表示している語へ揃えた。当該ページの表示は「Marketing Status=New Drug Application」で discontinued の語は無く、販売の停止を示しているのは「Contains inactivated NDC Code(s)」の注記(FDAの発した是正措置により失効させられたNDCを含む、という意味)と、収載NDC 61958-0101-1 に付された (inactivated) の表示である。NDA020638 の Marketing Start Date は 06/26/1996 で Marketing End Date は表示されない。実態の裏づけは openFDA のNDCディレクトリで取り、ブランド名 VISTIDE の収載が0件であることを確認して出典に加えた。(出典:https://dailymed.nlm.nih.gov/dailymed/drugInfo.cfm?setid=90639fc6-0295-4115-98f0-054b783850ce 、https://api.fda.gov/drug/ndc.json?search=generic_name:%22cidofovir%22 )
    • 薬剤cidofovirfrontmatter の brandEu が、EU販売承認を2014年8月22日に取り下げられた Vistide を欧州の商品名として掲げ続けていたので、スペインの公的登録簿で販売中と確認できる後発品 Cidofovir Zentiva(院内使用限定、2017年3月承認、有効成分検索の該当は1件で comerc は true)へ差し替えた。欄を空にしなかったのは、欄が空だとEUに製品が無いという誤った含みが生じ、本文が述べている「後発品は使われている」と食い違うためである。あわせて、米国のNDCディレクトリにも後発のシドフォビル注射剤2件(Mylan Institutional の 67457-210、Avet Pharmaceuticals の 23155-216。いずれもANDAで販売終了日なし)が収載されていることを本文とまとめに補い、先発品の消滅を有効成分の消滅と読ませないようにした。(出典:https://cima.aemps.es/cima/dochtml/ft/81303/FT_81303.html 、https://api.fda.gov/drug/ndc.json?search=generic_name:%22cidofovir%22 )
    • 薬剤tenofovirシドフォビルと同型の誤りを是正した。「NRTIの中で唯一もともとリン酸基を持つ」「すでにリン酸基を1つ持つため活性化に必要な段階が1つ少ない」という記述を、リン酸基ではなくホスホネート基(P–C結合)であるという説明へ改め、テノホビルがシドフォビル・アデホビルと同じ非環状ヌクレオシドホスホネートに属すること、これらが経口プロドラッグにされているのは経口バイオアベイラビリティが低いためであることを追記した。(出典:https://doi.org/10.1128/CMR.16.4.569-596.2003 )
    • 薬剤ferrous sulfate「活性炭は鉄を吸着しないため通常は有効でなく」という無出典の断定を撤回し、根拠を3層に分けた表へ置き換えた。米国の中毒センター向けコンセンサス指針は鉄摂取の院外管理で活性炭・吐根シロップ・下剤・経口キレート溶液を用いるべきでないとする(推奨5、Grade C。適用範囲は院外のトリアージと初期対応であって院内管理ではない)。in vitroのLangmuir吸着実験では胃内に相当するpH 1.5で吸着容量が−0.01±0.26 mg元素鉄/g活性炭とほとんど吸着されない一方、pH 4.5・7.5では約100 mg/gに上がり、著者らは急性鉄中毒の治療として有効でありうると結論している。従来から引いていた症例報告は活性炭単独で軽快した13歳女児1例であり、著者自身がこれを新奇な結果と呼び現行のエビデンスから外れると明記している。(出典:https://doi.org/10.1081/clt-200068842 、https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/11205069/ 、https://doi.org/10.7759/cureus.49972 )
    • 薬剤ferrous sulfate隔日投与に関する記述から出典に無い主張を外した。従来は「隔日投与は消化管刺激を減らし結果としてアドヒアランスも改善する」と書いていたが、英国消化器学会2021は至適な薬剤・用量・タイミングは定まっておらず隔日投与がアドヒアランスと最終的な血液学的反応に及ぼす影響は不明であると明記している。同指針が挙げる無作為化試験では元素鉄60 mgを1日2回のほうが120 mg隔日よりHbの上昇が速く、悪心だけが隔日で少なかった。あわせて、消化器有害事象が元素鉄50〜400 mg/日の範囲で用量反応関係を示さないこと(プラセボに対するオッズ比2.32、95%信頼区間1.74〜3.08)、第一選択は硫酸塩に限らずフマル酸塩・グルコン酸塩も同列で鉄塩どうしの優劣に確かな根拠が無いこと、不耐時に別の鉄塩へ変える慣習が根拠に支持されないことを追記した。(出典:https://doi.org/10.1136/gutjnl-2021-325210 )
    • 薬剤ferrous sulfate元素鉄量の記述に英国の製剤を併記した。従来は米国で標準的な硫酸鉄325 mg錠(元素鉄65 mg)だけを挙げていたが、英国で標準的な硫酸鉄200 mg錠も元素鉄65 mgであり、同指針の表で確認できる。用法の記述も元素鉄として50〜100 mg/日を空腹時に1日1回という原文の形へ揃えた。(出典:https://doi.org/10.1136/gutjnl-2021-325210 )
    • 薬剤ferrous sulfate英国消化器学会2021から中止率の安心側だけを採っていたのを是正した。原文は「軽度の副作用が高頻度であるにもかかわらず、臨床試験における有害事象による中止率は比較的低い(0〜24%)が、非経口鉄の中止率(0〜18%)よりは高い」と書き、続く段落で「経口鉄剤の中止は観察研究および住民ベースの研究ではより多いようで、最大40%という報告がある」と書く。ノートは前半の0〜24%だけを引いていたため、実地での中止の多さと非経口鉄との比較が落ちていた。副作用の表と claim の両方に対の情報を入れた。(出典:https://doi.org/10.1136/gutjnl-2021-325210 )
    • 薬剤activated charcoal, kaolin同じ段落群で強さが逆を向いていたのを揃えた。💡の一文が鉄について「活性炭にほとんど吸着されず、除染の適応にならない」と断定したまま、その2行下の⚠️が「その先の『無効である』は証明されていない」と否定していた。鉄についての断定を「胃内の pH ではほとんど吸着されない」まで後退させ、断定はリチウムとアルコール類に限った(この2つについては今回新しい根拠を持っていないので記述の強さを変えていない)。(出典:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/11205069/ 、https://doi.org/10.1081/clt-200068842 )
    • 疾患急性鉄中毒in vitroの吸着に関する一文に脚注が無く、その出典がこのファイルの sources に登録されていなかったので、硫酸鉄・活性炭の2ファイルと同じエントリ本体ごと登録して参照を対にした。あわせて「胃内に相当するpHで鉄はほとんど吸着されないが、より高いpHでは吸着が起こる」という定性的な書き方を、他2ファイルと同じ数値(pH 1.5 で −0.01±0.26 mg元素鉄/g、pH 4.5・7.5 で約100 mg/g)へ揃えた。(出典:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/11205069/ )
    • 疾患急性鉄中毒硫酸鉄ノートを参照させていた「活性炭は鉄を吸着しないため通常は無効」という断定を、同じ3層の根拠(指針は院外管理での使用を推奨しない〈Grade C〉、in vitroでは胃内pHでほとんど吸着されないがより高いpHでは吸着が起こる、活性炭単独で軽快した症例報告は著者自身が新奇と位置づけている)に基づく記述へ改め、まとめの「活性炭は無効」も同様に直した。あわせて共有していた症例報告の出典URLをPMCからDOIへ寄せ、claimを2ファイルで揃えた。(出典:https://doi.org/10.1081/clt-200068842 、https://doi.org/10.7759/cureus.49972 )