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Symptoms · Published

知覚異常

Paresthesia

別名
異常感覚
臓器系
全身
科目
PsychiatryTraumatology
トピック
精神医学 A-12:不安症群:パニック症・広場恐怖症・全般不安症・恐怖症外傷学 36:下肢コンパートメント症候群の診断と治療
関連疾患
ギラン・バレー症候群コンパートメント症候群鉛中毒狂犬病神経鞘腫脊髄腫瘍皮膚有棘細胞癌不安症群(パニック症・全般不安症・恐怖症)
起因薬
(レボ)ブピバカインアセタゾラミドアルチカインイソニアジドヴィンデシンエレトリプタンオキサリプラチンコリスチンシスプラチンスマトリプタンタクロリムスドセタキセルトピラマートパクリタキセルビタミンB6ビンクリスチンビンブラスチンポリミキシンBリドカインリネゾリドロピバカイン

🧠 全体像は、感覚が失われるとは軸が逆の症状で、刺激がないのにピリピリ・チクチクするである。分布パターンから病変部位を絞るに譲り、このノートではが単独で臨床的な意味を持つ2つの場面——による周囲性のと、の初期徴候としての——に絞って扱う。

知覚異常が生じる機序

は、感覚そのものが異常なを起こすことで生じる。刺激を受け取る受容器の障害というより、の興奮性が病的に高まっている状態と捉えるとよい。

機序 代表的な場面
神経の圧迫・虚血
神経の変性・再生過程 末梢神経障害の、腫瘍の
血中低下による性の亢進 、低Ca血症

過換気症候群による周囲性の知覚異常

になるとCO₂が過剰に排出され、が生じる。pHが上昇すると(アルブミン)へのCa²⁺結合が増え、生理活性を持つが総Ca濃度を変えないまま低下する。この急性の低血症が神経筋の興奮性を高め、口周囲・四肢末端の、手足のこわばりを引き起こし、重症ではに至る。

⚠️ とその随伴症状(・めまい・)を安易に不安のせいと決めつけない。、甲状腺機能亢進症などもを来しうるため、初発・非典型・高リスクの背景があれば身体疾患を先に除外する。

⭐ 誘発状況が明確で、数分の経過で自然に、あるいは呼吸を落ち着かせる指導でが軽快するパターンに一致すれば、として対症的に扱ってよい。ただし「不安だから」という決めつけから評価を始めない。

コンパートメント症候群の初期徴候としての知覚異常

では、より後、より先に出現する。

出現順序 所見
最も早期 損傷の程度に不釣り合いな疼痛、関与筋の
早期〜中期 (神経の虚血を示唆)
遅発性
非常に遅い 蒼白・
flowchart TD
    A["急性の<span class='jp-term jp-term-diagram' title='paresthesia'>知覚異常</span>"] --> B{"外傷・術後・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='plaster immobilization'>ギプス固定</span>など<br><span class='jp-term jp-term-diagram' title='compartment pressure'>区画内圧</span>上昇の背景があるか"}
    B -->|"あり"| C["<span class='jp-term jp-term-diagram' title='pain on passive stretch'>他動伸展時痛</span>の有無も確認し<br><span class='jp-term jp-term-diagram' title='compartment syndrome'>コンパートメント症候群</span>を疑う"]
    B -->|"なし"| D{"<span class='jp-term jp-term-diagram' title='hyperventilation'>過換気</span>・<span class='jp-term jp-term-diagram' title='palpitations'>動悸</span>・めまいを伴うか"}
    D -->|"あり"| E["身体疾患を除外したうえで<br><span class='jp-term jp-term-diagram' title='hyperventilation syndrome'>過換気症候群</span>を検討"]
    D -->|"なし"| F["局所神経障害など他の原因を検討"]

⚠️ が出現した時点で、すでに神経は虚血にさらされている。の出現を待ってから対応するのでは遅い。 疼痛不釣合い・に続いてが出現、あるいは増悪する場合は、遠位動脈の拍動が触れていても緊急に外科評価へつなぐ。

まとめ

  • は感覚の消失ではなく、ピリピリ・チクチクするである。分布パターンによる局在のを参照する。
  • の圧迫・虚血・変性再生、または血中低下による興奮性亢進が主な機序である。
  • では、による低下が口周囲・四肢のを起こす。・めまいを伴うは、身体疾患を除外してから対症的に扱う。
  • ではより後、より先に出る中間段階の徴候であり、脈拍が触れることはを否定する根拠にならない。
  • が進行する経過を見たら、麻痺やという遅発所見を待たずに評価を進める。